台風19号は本当に恨めしいですね。
野外のイベントが雨のせいで台無し…、
何日も何ヶ月も前から準備して来られた当事者や主催者の方々は、
さぞかし腹立たしいことでしょう。
その気持ちは、主催者側の立場で関わる事が多い私には、よ~くわかります。
ただ、荒天にも関わらず開催する場合は、あらかじめ準備して柔軟に対応することで、
雨の中を、わざわざやって来た観光客に
「おもてなし」の気持ちを表す事もできたはずなのに、
何の配慮も感じられず、
あぁ、残念だなぁ…と思えるイベントに出会うことがあります。
本日、赤城山大沼で行われた秋祭りも、そうでした。
私の周りには10時すぎから、
外国人を含む30~40人の観光客が寒い中を神事が終わるまで待っていました。
お目当ての流鏑馬を見るためです。
…が、私は結局ワケあって、
やむなく帰って来ました。
高齢の父親が寒さに耐えられなくなったのです。(~_~;)
確かに、予想以上の寒さでした。
すぐに休む場所を探しましたが、
お土産物屋の店内には椅子もなく、あるのは冷たい雨に濡れた屋外のベンチだけ…。
本殿の中や来賓用の休憩室には赤々とストーブが燃えているのが見えていても、
一般の観光客には、暖を取る場所も救護所も、ないのです。
もちろん、本殿に近い駐車場は来賓用で満車、
足の悪い実父を連れてきても、車を離れた場所に置かなくてはならず、
帰り際も、よろけながら歩く実父の姿を見ながら、連れて来たことを後悔しました。
群馬県の魅力度は今回もビリから
2番目だそうですね。
せっかく素晴らしい催しがあっても
受け入れ側の準備不足が原因ではないでしょうか?
おもてなし…を表現するのが、とても苦手な主催者が多いですね。
そう思えた、
本日の赤城山大沼、秋祭りでした。