声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

静かな土俵入り

2020-03-08 17:21:00 | 報道 ニュース ワイドショー
力士が手で身体をパン、パンと叩く音だけが会場に響き渡る、

不思議な雰囲気の大阪場所初日。


『力士の四股を踏む所作は邪悪な物を封じ込める』

という八角理事長の言葉に

妙に感動しました。

目に見えない邪悪な物たちを、

どうかどうか、力士のみなさんのパワーで封じ込めてください。


これから15日間、無観客の静かな会場でどんな取り組みが見られるのか、

( やりづらいだろうなぁ…)

と思いつつも応援したい気持ちです。

声援だけでも、会場に届ける方法はないものかしら…。


どの取り組みも、味気なくて淡々としてますよね。


やはり、炎鵬は

声援あってこそ粘れる…のでしょうね。


(ー ー;)












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マスカレードホテル

2020-03-08 13:53:00 | 映画・ドラマ

『ホテル』が舞台の映画といえば、

『有頂天ホテル』

『本能寺ホテル』などを思い浮かべるけれど、

どの作品も、ワクワクしてくるタイトルで、

この『マスカレードホテル』も例外ではない。


映画の中で実際に使われているホテル名は、

『ホテル・コルテシア・トウキョウ』なのに

“マスカレード”(仮面)ホテル』をタイトルにしたところに、

この映画の言わんとしている奥深いテーマが垣間見える…。


そうだ、

高級ホテルに出入りする人々は仮面を被っている。


私も仕事で都内の有名ホテルを訪れることはあるが、

ロビーで人間ウォッチングをしていると、

仮面をかぶって訪れる客から、
現実の生活を想像するのは難しい。


映画を観ながら思い出した事がある…

いつだったか、

ずいぶん前になるが、

私が関西にいた頃、

“一流”で知られる大阪の某ホテルのロビーで顔見知りの女性に偶然会った事があった。

彼女は、たぶん40代半ばだっただろうか…

当時、私が所属していた音楽団体では、
いつも目立っている派手な存在だった。

ロビーでは、
大学生くらいのスラリとした男子と一緒だったので、

次に会ったときに

「ご一緒にいたのは息子さん?」

と訊くと、

「アラ、いや〜ね、ツバメに決まってるでしょ?」

と、

全く悪びれた様子もなくシナを作った彼女の、
艶かしい真っ赤な唇から溢れた意味深な笑いが忘れられない。
(ー ー;)

「お友だちとランチするのよ」

と言って出かけるにはピッタリの場所でもある一流ホテルは、

有閑マダムのアバンチュールには恰好の場所でもあるのだ。



映画「マスカレードホテル」でも、

妻に隠れて若い愛人を部屋に呼ぶ中年男性客の浮気の現場や、

遥か昔の怨みを根に持つ、見た目も陰険な男性客の執拗なハラスメントや言いがかり、

常識の通用しないクレーマーと化した客が魑魅魍魎のように蠢く姿が描かれているが、

みんな、事件を起こしそうな怪しい人間に見えてくる。

それが、ホテルマンに扮して潜入捜査をする新田刑事(キムタク)を混乱させるのだ…。

で、最後の最後になって

ようやく犯人の足を掴むのだが、

それが部屋に備えられたペイパーウェイトの置き方などの“匂わせ”もあり、

敢えて説明を控えた、さりげなく憎い演出もある。

で、
もう一つ、エンドタイトルで気になった事があった。

明石家さんま(友情出演)

とあったのだが、

どこで出ていたのだろう…

全く気がつかなかった。

仮面でもつけていたのだろうか?


東野圭吾氏の原作。

ハチャトリアンの『仮面舞踏会』風のワルツが、冒頭のわさわさした場面で流れていたが、

この手の映画に有りがちなイメージ。

もう少し、軽めのBGMでも良いような気がした。


日本アカデミー賞で肩出しドレス姿も講評だった長澤まさみさんは、

やはりスタイルバツグンだ。





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県内初の感染者

2020-03-08 09:13:00 | 報道 ニュース ワイドショー
誰しもが当然、予想した結果ですので
驚くほどの事ではないかと…

ただ、記者会見を開く際に、
どのくらいの情報を集め準備しておくべきか…

個人情報を尊重しながら、どの程度の情報を開示すべきか… 
県民が、どのような情報を欲しがっているのかを準備しておく必要はあると思います。

報道記者の質問は、

「みんなが知りたい」情報でもあります。

それに対して、

「現在調査中です」「わかりません」

という対応では、

ますます不安を助長してしまうのではないでしょうか?

知りたいのは、

「県初の感染者が出ました」

という結果ではなく、感染の経緯や経路です。

今現在、ご本人からの聞き取りができない状況だとしても、

重症化するまでに何度も医療機関を受診されているわけですから、

体調を崩すまでに医療機関で個々のヒヤリングはあったはずだと思うのです。

通常の場合、診察前は問診票に記入しますよね?

コロナウィルス感染を疑う場合なら、

《2週間前に人混みに行ったか》
《職場の人数、就業場所の環境》

等をヒヤリングしているはずです。

昨日の記者会見では、
結果だけが示された印象でした。

知りたいのはプロセスです。


それと、

昨日の記者会見では問題がもう一つ、

知事をフォローする立場の県女性職員の対応の拙さが目立ってしまったのは残念です。

擁護する訳ではありませんが、

あの素っ気ない話し方が、彼女にとっては普通の対応で悪気はないのだと思います。

記者から感染者のことに質問が及んだとき

「…(感染者を)責めるものではありません」

という主観が加わりました。

本来、ここに主観は必要ありませんが、
つい自分の思いを述べてしまったのは、

県職員である彼女が、心優しい人である証拠だと私は思っています。

病をおして勤務せざるを得なかった感染者の保育士に同情し庇ったのです。

その思いが憤りとなって、語気の強さに表れたのかもしれません。

ただ、こう言う時だからこそ、

知事の言うように“丁寧に答える”ことが大事なのです。

言葉足らずは否めませんね。

イントネーションのない話し方も、この際改めてみてはどうでしょう?

YouTubeで配信されているので、
後々まで残ってしまいますしね。(ー ー;)

椅子に背中を丸めて座り、
マスクをずらして答える、というのもNGです。

県のイメージアップに繋がるようなメディア対応をお願いします。

今日は予報どおりの雨です。
近くの桃の花は、間もなく満開です。













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