声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

移住先の条件

2020-11-29 11:01:19 | Diary
リモートワークで

よほど愚痴をこぼす相手がいないのか

都内在住の長男から、
週に2、3度電話がかかってくるようになった…。

以前は、せいぜい1ヶ月に一度程度だったのが嘘のようだ。

渋谷の勤め先には週に2度の出勤が決められているが、

喘息でメニエールの持病がある長男には、やはり不安がつきまとうらしい。

「地方移住もいいかなぁ…」

と言うので、

「ここに帰ってきたら?
離れの部屋を好きにリフォームしていいよ」

と言うと、

「そこはなぁ…買い物が不便だろ?」

という…。

確かにそうだが、

息子の本意はそこじゃないだろう…

長男は親であろうが他人であろうが、
誰かと一緒に生活するのがイヤなのだ。

「湯沢のリゾートマンションが安く出ているよ」

と言うと

「山より海が見えるところがいいなぁ…」

と言う。

一瞬、私の郷里が浮かんだが、

週に2日の出社を考えると千葉か神奈川か…

そんな会話が続いた後で、

いきなり、

「以前、社宅が空いたので京都に行かないかと言う話もあったんだよなぁ…」

と言い始めた。

そういえば、京都に頻繁に出張していた時期があった…。

「京都、いいね、母もまた行きたい」

と言うと、

「観光にはイイけど、住むには人付き合いが難しいかも」

とのこと。


コロナ移住が流行っているらしいが、

地方には地方の流儀がある。

(ちなみに京都人には地方というと叱られる)

全く誰とも会わずに暮らすなんてことはできないし、

100%移住してよかった…という記事も
たまに目にするが、

それも、ごく一部の人のような気がする。

「で、いつ引っ越すの?」

と訊くと、

「今は、そんな話もないし、引っ越す体力もないよ」

と答えた。

結局、長男には現状維持が一番楽だということだ。


コロナ禍の移住先で人気のある場所を調べてみると、

関東圏では、我が家からも近いY町がトップだ。

広々とした土地に、スタバもカインズもツタヤも大型ショッピングセンターもある…

ここより、買い物は断然便利だ。

今も、新築の戸建てが次から次へと建っている…

若いファミリーが移り住んできているのかしら?

調べてみると2人以上で100万、単身者で60万という移住者への補助金が出るらしい。

当市の場合は東京23区に5年以上居住している人が移住する場合のみ、同様の補助金が受けられるけれど、
長男の場合はUターンだから対象外だ。

こういう制度は、意外と知らないものなんだなぁ。

昨日は、
1ヶ月ぶりにHalを連れて軽井沢にドライブ。

軽井沢の別荘に住む私の夢の実現は、
まだ、ずうっと先になりそうだ。

「ここ、ドッグカフェにどうかな?」

と言いながら空き店舗を夫が覗き込む。




私は、

街の電線が気になっている。




空き店舗を巡りながら

何に向いているか?

どんな事業ができそうか…を考えるのも
また楽しい。

妄想は限りなく自由なのだから…。






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