声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

ちびっ子バイクレース

2020-11-22 22:42:00 | Diary
県境にある町の河川敷に作られた運動公園を散歩中、

駐車場の中に作られたコースで

小さな子どもたちの自転車レースをやっていた。

ヘルメットをかぶると二頭身くらいの、3歳くらいから5歳くらいの幼児が

ペダルの付いていない自転車でコースを走りスピードを競い合っている。

調べてみると、

キックバイクとかランニングバイクとか言うものらしい。

みんな必死な顔つきで走っている…

その中で

たぶん3歳くらいの女の子だろう、

ずっと泣きながら遅れて走ってきた子がいた。

よく聞けば、

「のどがかわいた〜!」

と、何度も訴えながら走っていた…。

それでも、

周りで大声で応援する大人たちは

「最後まで頑張れ!」

とはっぱをかける…

女の子も走るのをやめない。


かと思えば、

見ている目の前でコーナリング中に転んだ男の子がいた。

派手に転んだのがショックだったようで

しばらくして大泣きしてから、
大人たちに慰められて再スタートをきったが、

次のコーナーでまた転び、とうとうリタイヤ。

他の子は、転んだ子がいても自分のことで必死で見向きもしない。


「あと1分!」

というかけ声とともに、

ラストスパートをかけた上位の子たちが必死にコースを駆け抜けていった。

「すごいよなぁ…こんな小さい子が大人だって疲れそうな耐久レースやってるんだから」

と、
隣で見ていた夫が言う…

子どもは、大人が思っている以上にタフだ。

レースの終わりを知らせる合図で
走っていた子たちが全員スローダウンした。

「さっき泣きながら走っていた女の子は?」

と探すと、

周回遅れのグループの最後をヨタヨタと走ってきた。

「完走したみたいだね、すごいね〜」

迫力満点のちびっ子バイクレース。


「だけどさ、小学校に入ると皆んな横並びで競争はさせないようになるんだよね」

と夫…。


孫ができたら
やらせてみたいな…

当分、
その予定はないけれど。

(⌒-⌒; )






















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