声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

聴く〜共鳴する世界

2020-12-12 06:23:00 | 最近の話題


私にしては珍しく

ここ2日はパワフルに動き回っている。

昨日の午前中、

歌唱指導しているAこども園での発表会が無事終わった。

30分ごとに換気と消毒をしつつ
各家庭から保護者1人の参観に限定するなど

徹底したコロナ対策をしながら、

例年コンサートホールで行っていたのを園内のホールに移して行う小規模な発表会だったが、

それはそれで、
いつもと同じ伸び伸びとした子どもたちの様子が見られ、

練習の成果も十分に発揮された発表だった。

最後に歌った年長クラスの子どもたちの歌声が耳にしっかりと刻まれている…


午後は、
地元の美術館で開催される企画展のメディア関係者の内覧会に参加。


絵画からイメージしたという即興のピアノ曲や、

映像作品から流れてくる時間、人の言葉、自然の音、

ウォークマンのカセットテープに何度も音を重ね録りしたという
断片的でありながら継続的な時間の流れを感じさせる音、

映像に収められた生活の中のリズムや歌声…

それらを鑑賞していると、
すべての音は時間の流れとともに消えて行くものなのだ…

と言う当たり前ではあるが、

それだけに

《音の尊さ》を強く実感させられる。


視覚だけで満足して
すべてを知ったつもりが

実は、それ以上に

音を聴くことによってイマジネーションは膨らむ。

帰り際に、ふと

今の自分はスマホの画面に集中し過ぎて大事な音を聞き逃してしまっている?

そんな不安がよぎった…


夕方からは今年最後のプラネタリウム番組の収録。

今回の《星座シリーズ》では、
ナレーションの他に

カラスと獅子(ライオン)の声を担当。


毎日ホンモノの鳴き声を聞いているせいか、
カラスの鳴き声のマネには抵抗はないが

セリフは、ちょっとだけウケを狙って
キョエちゃん風に喋ってみた。

声優の仕事も私の場合、
一発勝負の瞬間芸のようなものだが、

動物キャラを演じている時の顔だけは絶対に見せられない…

なぜなら、

成りきっているから。
(^◇^;)






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