声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

余生の過ごし方

2015-04-24 09:10:05 | Diary
夕方、自治会の班長さんが来られ

「1人亡くなったので、この班は7世帯になりました」

と話して帰って行きました。

回覧板には、8軒目と6軒目の間にあったはずの名前が消されていましたが、

それが誰なのか、わかりません。(^^;;


ここは、私のように他の地域から転居して来た住民が多い地域なのです。


1人減り、2人減り…そして最後は…
誰も居なくなる?

夫と、そう遠くない自分たちの将来を予想していますが、


そんな時に話題に上るのが、いつも野菜を持ってきてくれる、ご近所のAさんのことです。

Aさんは我が家に隣接する畑の持ち主で、ほとんどの農作物を手作りしています。


背が高く、やや猫背でスタスタと畑から我が家の庭の間にある2m近い崖を登って来ては、

青菜やゴボウなどを届けてくれるのですが、

いつも飄々としていて、多くを語らないけれど、どことなく上品で知的な印象の
男性です。

年の頃は、恐らく70代後半か80代前半?

先日、夫から聞いた話によれば、Aさんが農業を始めたのは、定年退職後だとか…

元は会社勤めの技術者だったそうです。

トラクターなどの農業機械の操作も慣れたもので、

朝早くから夕方近くまで、1人で黙々と休みなく働いている姿は、
とにかくパワフル、

身体を動かすことと、自分で作った野菜を毎日食べる事が、

元気の秘訣だという事をまさに証明してくれているような人です。

身体が動くうちは働き、
なるべく医者にかからず、


無い物は自分で作ればいいし、
作れないものは我慢すれば済むこと…


これぞ、自己完結型余生の過ごし方でしょうか…。

理想的な田舎暮らしを実践しているAさんを見ていると、

ピンピンコロリ…が

実現できるのではないかしらという気がするのです。(*^^*)




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オズの魔法使い

2015-04-24 01:01:45 | Diary
先日の雨の日のこと


我が家に続く私道の入り口で

ムスカリの群生を見つけ、


ふと、どこかで見たような景色だな…


と思いながら、しばらく車を停め

眺めていました。


まるで、おとぎ話に出てくる小径のようでもあり、

とっても幻想的…







道の反対側は、森へ続く小径…

不思議な木の形にウットリ。



そういえば、映画の「オズの魔法使い」に出てきそうな

森の入り口に見えませんか?











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山菜採り

2015-04-22 19:17:06 | Diary
仕事から帰って来ると

家の入り口付近の私道に見慣れない車が2、3台止まっています。

その近くで4、5人の男女が下を見ながら何かを探している様子…

お庭の工事でもするのかしら?


と不思議に思っていたところ


道を塞がれて通れずに止まっている私の車をチラチラと見ながら、


その中の1人、茶髪にエンジのTシャツを着た派手な格好の40代半ばくらい?の男性が、バツ悪そうに近づいて来て、

「ワラビとっているんですが、いいですか?」

と…。


見ると、その場所は、お隣の家の敷地内です。

「そこは、私有地ですので家の方の許可をもらってください」


と、伝えました。


最近、春とともに外部からの観光客が増えています。



私の家の周辺はハイキングやドライブコースですので
山菜採りの県外客も多く訪れます。


特に気をつけなければいけないのは

今回のように山菜採りで他人の家の敷地に勝手に入ることです。


レジャーついでにタバコのポイ捨てやコーヒーの空き缶を捨てていく迷惑なグループもいます。


近所の方が一生懸命育てている花まで
勝手に抜いて持ち去られていることもあります。


私有地に無断で入り山菜採りをする事は違法です。(~_~;)


お気をつけください。



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急がば回れ??

2015-04-21 11:38:14 | Diary
義母の眼科への通院ですが

私が行けない時は、タクシーを利用して通っているとの事です。

その片道料金を聞いてビックリ…

3000円以上だとか…

距離にして8km弱だというのに

毎回、義母は行き帰りで6000円以上のタクシー料金を支払って通院していたのです。

けっこうかかりますねぇ…。(~_~;)

毎回、予約して自宅まで来てもらっているので、当然なのかもしれませんが

感じの良い運転手さんに当たることもあれば、

たまに遠回りする運転手さんに当たることもあるらしく?

数日前の通院ではタクシー代が思いのほか高くついたとボヤいていました。


たまたま工事中だったとか、
混んでいる時間帯ならともかく


いつも、私の運転で20分程度で行けるところを

40分近くかけて裏道を通って行くのが納得できないと言っています…(~_~;)

しかも、義母が、

「この道を通って行ってくださいね」

と伝えているにも関わらず、

違う道を通って行くものだから、
無視されているような気がする…と

不信感を募らせています。


義母も納得できないようなので


昨日、消費生活センターにタクシーの
適正料金を調べてもらうべく

電話しました。


回答は、後日との事でしたが、

いずれにしても、

タクシーの運転手さんにお願いしたいのです。

義母は、耳もよく聞こえませんし、
足腰も弱く、眼も患っていますが、

頭は、とてもしっかりしています。

どうか本人の希望通りのルートで行ってやってください。

よろしくお願いします。m(_ _)m






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スキンヘッド

2015-04-20 15:45:20 | Diary
『男子の美容院カットは違法』

という記事を読み、

髪にコンプレックスを持つ長男に

一度、美容師さんに相談してみたら?

とアドバイスした事を思い出し

「その後、髪はどうした?」

とメールしたところ

「伸びてきたから、また剃る」

との返信…


そういえば、

「面倒だからスキンヘッドにする」

と長男からメールがあったのが先々週のこと、

本当にやってしまったか…(^^;;


もともと髪の量が少ない家系です。

夫の祖父は30代で…、

義父も晩年は薄くなり、

私の実父も、今ではすっかり無くなり、

後頭部に、ちょぼちょぼと
ヨーダのように白い毛が生えています。


理容室に行くほどではないけれど
気になるという実父から頼まれ

昨日は、父の部屋前のウッドデッキに椅子を持ち出し、

私が散髪をすることに… (^^;;


実父のモヤシのヒゲのような毛は
5分もあればサッパリ…

究極の省エネアタマですね。


そこで、ついでに一句


春光に 老いたる禿(かむろ) 神々し



そういえば、男子の髪は母系の遺伝…と聞いたことがあります。

本当でしょうか?









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末の息子

2015-04-19 08:48:11 | Diary
夫の全国ネット、TVデビューは(^^;;

偶然にも2回とも、

「犬がらみ」でした。

昨年は愛犬フィギュア、今回は野犬…

夫は、やはり犬と縁があるようです。


そう言う私も部類の犬好きですが
今、我が家に犬はいません。


理由は、あまりにも以前いた犬の存在が大きかったからだと思います。

愛犬が死んで、もうすぐ6年になります。

彼とは11年間、一緒に暮らしましたが

彼は、性格にも行動にも問題がある…とっても大変な犬でした。

外部には攻撃的、

でも家族にだけは、仔犬のように甘えてくる…

しつけで、何とかできると思っていた私たちの期待を悉く裏切り続けました。

我が家の問題児(犬)でした。


力が強くて散歩に連れて行くのも
鳴き声が大きくて町中で飼うのも難しくなった頃、


私たちは、思い切って

三夜沢赤城神社近くのドッグラン付きの別荘を借りて移り住みました。

晩年をのんびり過ごさせてやりたいという思いからでした。


春夏秋冬を赤城の自然の中で過ごした
最期までの数年間は、

楽しい思い出ばかりです。

満開の桜の木の下で、昼寝する姿、

バーベキューにハッスルする姿、

近くの親水公園の溝に落ち真っ黒になって大騒ぎする姿、

夫と私にとっても、人生の中で一番充実した期間ではなかったかと思っています。

犬を飼う…には、覚悟が要ります。

でも、そのお陰でいろいろ学ばせて貰いました。


最期の数ヶ月は、毎日の点滴代で1日1万円…、

経済的にも、それは大変でしたが

できる限りの事をして、見送ってやりたいという夫の思いでした。


振り返ってみると、

愛犬ロメオは息子同然で、我が家の末っ子でした。

ですから、代わりはいないのです。

ペットロスという言葉も当てはまりませんね。




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将来の夢

2015-04-18 09:25:17 | Diary
昨日、

白内障の手術を受けるため

眼科に向かう車内で、

いきなり

「昨夜のテレビ、見たわよ」

と話始めた義母、


「そういえば、…あれは

小学校の卒業文集だったか

『将来、有名になってテレビに出る』

と書いてあったっけねぇ…」

とのこと。(^^;;



確かに、昨年から今年にかけて

夫は全国ネットのTV番組から二度も取材を受けたのです。

1度目はフジの朝番組、

3Dプリンターで作った亡き愛犬のフィギュアについて、語る場面…

こちらは名前まで紹介され、思いのほか長めにオンエアされました。

今回のNHKは、単なる住民の証言で二言三言、インタビューに答えるだけの短いものでしたが、

夫が小学校の卒業文集に書いた

「テレビに出る」夢は、

叶えられた事になりますね。

有名にはなれなかったけど…。(^^;;



夢といえば、このところ

朝の連続テレビ小説で

将来の夢について主人公たちが悩むシーンがあります。

それを見るにつけ、

自分の少女時代の「夢」って、なんだったっけ?

と思う事があるのですが

どうしても、思い出せません。

私も、どちらかというと現実主義で

「地道にコツコツ」が好きだったのかもしれません。



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キンキン

2015-04-17 09:12:46 | アナウンサー 話し方 企業研修 ビジネス
愛川欽也さんが亡くなられた…と聞いて

昔、映画とファッションをテーマにしたトークショウでご一緒した事を思い出しました。

関西にいた頃ですので、ずいぶん前の話です。


大型スクリーンに映し出される画像とモデルさんのファッション…

それを観ながら欽也さんと奥様のうつみ宮土理さん、そしてMCの私との

3者でトークを繰り広げながら紹介するというイベントでした。


ステージ上には、小さな丸テーブルがセットされ、

そのテーブルの下手に私、中央と上手側にご夫妻が座り

実際のモデルさんのウォーキングと一緒に映画の中のファッションを紹介していく、という設定でしたが

進行台本があっても、ほぼフリートーク

最初のうち、とても緊張していた私でしたが、途中から愉しくて

つい次の紹介コメントを読むのを忘れそうになったものです。

そんな本番中の事です。

私が次の紹介コメントを読んでいるとき、

宮土理さんが、何かを思い出された様子で口を挟もうとされたのです。

その瞬間、欽也さんがさり気なくそっと左手を出して、制止されました。


一瞬、それに従って言葉を飲み込まれた宮土理さんに、

目でも合図をなさっていたのが、
台本を読みながらも、わかりました。

私を気遣ってくださったのです。


キンキンケロンパ…の絶妙な掛け合いは、話題の豊富なお二人ならではのトークでしたが、

その裏には、欽也さんの周囲への気配りと心配り…があったのだと、

私は、そのときに感じたものです。

たった一度でしたが、ご一緒させていただき本当によい思い出ができました。

愛川欽也さん、ありがとうございました!



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所さん、大変ですよ!

2015-04-17 08:36:49 | Diary
昨夜のNHKの番組で

我が家の近所で起きた野犬によるヤギ襲撃事件が取り上げられました。

数日前に、番組のディレクターから電話があり、

放送日は聞いていたのですが、

取材日に不在だった私は

野犬について、どんな取り上げ方をするのか、実は気になっていたところでした。

あの番組を観た全国の人は、

赤城山麓の町は野犬のウロつく危険極まりない場所のように受けとったのではないかしら…

まだ、寒い時期の取材だったらしく
今のようにキレイな花も咲いていないし

閑散としている荒野に

不法投棄の家電製品や、廃屋のようなあばら家なども映り込み

まさに、世の中から取り残された

秘境グンマー…を裏付けるような映像


オマケにインタビューに答えた住民の中には
「怖くて外に出られない」などというコメントも…。

いきなり玄関先でインタビューを受けた夫の、ボーッとした無防備な顔は仕方ないとしても

決定的にイメージダウンだわ。(~_~;)


野犬による家畜の被害…とは言っても、

元は人間の身勝手が招いた事です。


数年前に、

もっと上の赤城神社周辺で暮らしていた頃、

白い痩せ細った犬が、

なぜか雨が降る日になると

いつも、道端の同じ場所に座って

長い間、通り過ぎる車を目で追っていた事がありました。

恐らく、捨てられたのが雨の日だったのでしょう…。

たまに、車を追いかけて行く事もありましたが、

すぐに諦めて引き返す様子も何度か見かけました。


彼は…待っていたのです。

必ず、飼い主が迎えに来ると信じて…。


雨にずぶ濡れになりながら

哀しそうな眼をしていた、あの白い犬が

もしかして

野犬と化したのでしょうか…。


それを、人間の罪と言わず彼らを悪者にするのでしょうか。


人間は本当に身勝手な動物です。





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小さな花

2015-04-16 14:30:52 | Diary

数年前に鉢植えだった

忘れな草が、いつの間にか地植えになり

雨に濡れながら可憐な花を咲かせているのを見つけたのは

義母の白内障手術の日…。





義母の右眼の手術が無事終わり、

明日は左眼の手術…


「とっても、よく見えるようになったけど、左眼が、よく見えないのでかえって疲れるのよね」

と言っていた義母でしたが、


これで、左眼がよく見えるようになれば
TVや、庭の小さな花を見るときも不便がなくなります。


今回、義母に付き添って行った眼科で白内障手術の説明を聴きながら

ふと、何処かで聴いた…と思ったのが

「見たいものの何処に焦点を合わせますか?」と言う質問でした。


コンタクトレンズと同じですね。


コンタクトレンズは眼外に装着しますが

白内障は眼内レンズを入れるわけです。

でも、中に入れるとコンタクトレンズと違って簡単に入れ替えはできません。

遠くが見えるようになりたいですか?
近くが見えるようになりたいですか?


と訊かれ、義母と一緒に私も迷いました…。(~_~;)

もちろん、多焦点レンズなら
迷う事もないのでしょうが

こちらは保険がきかないため、かなり高額です。

欧米では多焦点レンズを入れる人も多いようですが、


日本国内では、単焦点レンズが一般的とか…、
多焦点レンズは先進医療の分野なのですね。

いろいろ勉強させてもらいました。

そう遠くない将来、たぶん必要になる

目の治療のため、貯金しなくては…。
(≧∇≦)













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