問屋場・本陣・大旅籠などが軒を連ねていたのは、関町の真ん中に位置する中町である。この中町の外れには、奈良時代に行基が開いたと伝えられる関の地藏院がある。
関は宿場町となる前は、この地藏院の門前町であった。
ここに祀られている地藏は、日本最古と言われ、室町時代に一休禅師が、開眼供養を行ったと伝えられている。
宿場の西の入口には、もとは処刑場だったという「西の追分」があり、ここで奈良方面に向う大和街道と鈴鹿峠に向う東海道が分かれている。
4月より咲いている花「八重山吹」
開花時期は、 4/15頃~ 5/ 5頃。 夏7月頃に、また少しだけ咲くことがある。 ・”やまぶきいろ”と呼ばれる鮮やかな黄色。 ・「山吹」より少し咲き始めが遅い。 ・山吹は実がなるが八重山吹は実がつかない。 ・夏になると新しい枝先から また少し花が咲くことがある。 ・「七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞかなしき」 兼明親王(かねあきらしんのう) 後拾遺和歌集 山道の一軒家に雨宿りを願った武将の 太田道潅(おおたどうかん)に、 貸す蓑(みの)すらないその家の女性は 八重山吹を差し出して短歌を読んだ。 八重山吹は実をつけないことから、 ”みのひとつだになき”をかけている (季節の花300より)
関は宿場町となる前は、この地藏院の門前町であった。
ここに祀られている地藏は、日本最古と言われ、室町時代に一休禅師が、開眼供養を行ったと伝えられている。
宿場の西の入口には、もとは処刑場だったという「西の追分」があり、ここで奈良方面に向う大和街道と鈴鹿峠に向う東海道が分かれている。
4月より咲いている花「八重山吹」
開花時期は、 4/15頃~ 5/ 5頃。 夏7月頃に、また少しだけ咲くことがある。 ・”やまぶきいろ”と呼ばれる鮮やかな黄色。 ・「山吹」より少し咲き始めが遅い。 ・山吹は実がなるが八重山吹は実がつかない。 ・夏になると新しい枝先から また少し花が咲くことがある。 ・「七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞかなしき」 兼明親王(かねあきらしんのう) 後拾遺和歌集 山道の一軒家に雨宿りを願った武将の 太田道潅(おおたどうかん)に、 貸す蓑(みの)すらないその家の女性は 八重山吹を差し出して短歌を読んだ。 八重山吹は実をつけないことから、 ”みのひとつだになき”をかけている (季節の花300より)