一日一言
石に噛り付いても
硬い石にかじりついてもこちらの
歯が痛むだけで大した効果はない
が、そんな苦しい想いをしても、ど
んなに苦労をしても、と言う意味で、
目的のためには、何が何でもやり
抜くぞと言った意志を表す言葉と
して用いる。
★今度の商談は石に噛り付いても
成約にこぎつけたいと決心している。
類語:①石に食いついても
②雨が降ろうと槍が降ろうと
③火が降っても槍が降っても
④火の雨が降っても
3月に学花「桃」
開花時期は、 3/15頃~ 4/ 末頃。
(ふつうの桃は3/15頃~ 4/15頃で、
「写真集4」にある「菊桃(きくもも)」は
それより遅く、
4/10頃~ 4/ 末頃に開花。)
・3月3日の「桃の節句(ひなまつり)」に桃を
ひな人形のとなりに添えるが、これは温室内で
育てた桃で、屋外の桃の開花はもう少しあとに
なってから。また、早咲きと遅咲きがある。
・枝に沿ってびっしりと花をつける。
幹には桜のような横線が入っている。
・いろいろ種類がある。ふつう、町でみかける
のは、花桃(花を鑑賞する目的の園芸品種)。
・縄文時代から栽培されている。
・実が赤いところから「もえみ(燃実)」が
変化して「もも」になったらしい。
杏の実ともそっくり。
花のときによく見きわめておかないと
間違えちゃいます。→ 杏の実へ
・「桃」の字は中国から伝わった。
・桃の字の「兆」は”妊娠の兆し”を意味しており、
桃が「女性」や「ひな祭り」と関係があるのは
この理由かららしい。
・桃の花の色から「桃色」という色名が生まれた。
・日本昔話の「桃太郎」も有名。
桃太郎は桃から生まれた強い男の子ですね。
この話自体、相当昔からあり、桃の木は万葉の
頃から霊力のある木とされてきた。
・「桃 栗 3年、柿8年」 実を結ぶ時期のこと。
何事も、時期が来なくてはできないというたとえ。
・3月3日の誕生花(桃)
・3月27日の誕生花(枝垂桃)
・花言葉は「チャーミング」(桃)
・花言葉は「私はあなたのとりこです」(枝垂桃)
・岡山県の県花(桃)→「桃太郎」伝説
・「春の苑 紅(くれない)匂ふ 桃の花
下照る道に 出(い)で立つ少女(をとめ)」
大伴家持(おおとものやかもち)
「白桃や 莟(つぼみ)うるめる 枝の反り」
芥川龍之介
(季節の花300より)