一日一言
消し口を取る
「消し口」葉、火事を消し止めるのに効果的な
場所、また、そこに立てる纏(まと)いのことで、
ある消防組織が他に先んじて消し口を作ると
言う意味から、大事に至らないうちに、も、揉
め事などの解消の糸口をつかむことのたとえ
に用いる。
★今回の社内の経営権争いの紛争についして
大株主が、消し口を取る動きを始めた。
4月から咲いていた花「金雀枝 (えにしだ)」
開花時期は、 4/20頃~ 5/25頃。
・黄色い蝶形の花がいっぱい咲く。
赤い種類もある。
・枝葉の形は「ほうき」形。
・ヨーロッパ原産。
日本へは江戸時代に渡来。
・花びらの脇の方が赤い、「頬紅金雀枝
(ほおべにえにしだ)」が
園芸品種としてよく知られる。
・「金雀児」とも書く。
・”エニシダ”の読みは、
オランダ語の「genista」(ヘニスタ または
ゲニスタ)あたりが語源らしい。
・英語では「Broom(ほうき)」。
伝説の魔女が夜中にまたがって飛ぶほうきは
この金雀枝のことであるらしい。
また、昔は実際にこの枝を束ねて
ほうきをつくっていたらしい。
・聖母マリアが赤ちゃんの頃のイエスを抱いて
逃げている時に、エニシダの草とすれる音で
つかまりそうになった、との伝説がある。
・「えにしだの 黄色は雨も さまし得ず」
高浜虚子(たかはまきょし)
(季節の花300より)