季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「蓮華草 (れんげそう)」

2017-04-16 04:24:40 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「一期一会④」

堺の町に吉兵衛と言う人がいました。寝た切りになった妻の

介護を、来る日も来る日もしてやる姿に、近所の人が、

「良く続くね。うんざりしないかい」と言ったところ、

「いいや、私にとっては、一回一回がし始めでし納めです」と

答えたという話が残っています。

私も、こんな「一期一会」の気持ちで毎日を過ごしたいと思う

のですが、朝立てた決心を、すぐに忘れてしまう私です。

そんな私を「決心しただけでも、いいのだよ」と、お優しい神様

が慰め、励ましていて下さいます。

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4月から咲く花「蓮華草 (れんげそう)」

開花時期は、 4/ 1 ~ 5/10頃。
・中国原産。
 日本にはかなり古くに渡来した。
・「蓮(はす)」の花に似た草、
 というのが名の由来。

・中華料理などで、
 お汁なんかをすくうときに使う
 「れんげ」の名は、
 その形が「蓮(はす)」の
 花びらに似ており、また、
 「蓮」の花は
 「蓮華草(れんげそう)」に
 似ている、との連想で、
 「れんげ」と名づけられたらしい。

・蓮華草の根には
 バクテリアが付いていて
 これが稲にとって
 いい肥料になるため、
 稲を植える前の
 水田に植えておき、
 花のあとですきこんで
 (土でならして)
 肥料にすることがある。


・岐阜県の県花(蓮華草)

・別名
 「紫雲英(げんげ)」。
   花が一面に咲いているのを
   遠くから見ると、
   低くたなびく紫の雲のように
   見えることからの名前。
   ”げんげ”は
   ”れんげそう”の
   なまり音らしい。
   ”しうんえい”と、
   そのまま読むこともある。


(季節の花300より)



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