人生日訓(543)
「百尺の竿頭にさらに一歩を進むべし」
「吾我名利」に安心するのである。この時が危機だと、道元は警告する。これ
では悟りは開けないという。この一応の成功を踏み切るのである。その成功か
ら離れ、放下するのである。これはなかなか難しいことで、百尺の竿頭に立っ
て、ここで手足を離すのである。危なくてなかなか手足は離せないものであ
る。これが執心である。迷いである。そんな小成を吹っ飛ばして、さらに一歩
を突き進むというのである。私には出来そうもない難事である。
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12月に咲いている花「ポインセチア」
11月から12月頃に よく見かける。まっ赤。 (ほんとうは まんなかの黄色い部分が花)。 なんとなく ”クリスマス近し”という感じ。 赤と緑の組み合わせがいい。 ・アメリカの駐メキシコ大使の ポインセットさんが メキシコで発見し、 アメリカ帰国後に紹介して 広まったことから 「ポインセチア」になった。 ・マダガスカルの国花。 ・別名 「猩猩木」(しょうじょうぼく) ”猩猩”は中国の想像上の怪獣で 猿のような顔をもち、 毛は紅色。 赤い花なので この猩猩にたとえられたと 思われる。 (猩猩=オランウータン、 の説あり) ・12月22日の 誕生花(ポインセチア) ・花言葉は 「聖なる願い」(ポインセチア)
(季節の花300より)
