人生日訓(545)
「眼明らかなる時は途に触れて皆宝なり」
万物の生態を知りたい。何でも知りたいと焦るような気がする。目くらで、お
まけに心が暗かったら宝が毒となり、幸福が禍になる。生かすも人、殺すも人
である。同じ人生でありながら、眼の明らかな人は足許に宝を入手し、心の暗
い人は、どこに行っても不幸にばかりぶっかるのである。問題は自分の姿勢、
態度、能力である。
ウォーキングの思い出
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12月に紅葉している樹木「公孫樹(いちょう)」
黄色の紅葉がきれい。 葉っぱは扇形で切れ込みがある。 ・”イチョウ並木” ・中国原産。昔、留学僧が 持ち帰って広まったらしい。 ・「公」は祖父の尊称。 祖父がタネをまいても、 実がなるのは 孫の代になることから「公孫樹」。 ・「銀杏」とも書く。 「銀杏」は唐音で 「インキャウ」と読み、 それが「イキャウ」となり しだいに「イチョウ」になった。 ・雌株には実がなる。 種子の中身はいわゆる 「ぎんなん」で、食べられる。 中国料理では炒め物やデザートに、 日本では煎ったり 茶碗蒸しの具にして食べる。 ・薬効 せきどめ ・薬用部位 実のタネの部分 ・生薬名 「白果仁(はっかにん)」 ・東京都、神奈川県、 大阪府の県の木(公孫樹) ・「金色の ちひさき鳥の かたちして 銀杏散るなり 夕日の岡に」 与謝野晶子 (よさのあきこ) ・樹形が似ている 欅(けやき) ポプラ
(季節の花300より)
神宮外苑の銀杏並木