人生日訓(547)
「石は玉をふくむ故にくだかる」
平凡に、たくみにこの世間を渡ろうとすることは日蓮の宗教的良心が許さなか
ったのである。たとえ、いかなる迫害を受けようとも、それは自分は喜んで忍
従する。法華経の示す通りの妨害を覚悟していた。もしも自分に玉の如き法華
経の信念がなかったら、何も他人は自分をこうまで迫害しないであろう。こう
した自分の心境を、玉をふくむ石、皮肉ゆたかな鹿にたとえたのであろう。日
蓮という人には何かイエスに通じる信火が目に入る。
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12月に咲いている花「葉牡丹(はぼたん)」
開花時期は、 3/25 ~ 5/10頃。 ・ヨーロッパ原産。17世紀に渡来。 ・キャベツやブロッコリーの仲間。 葉はキャベツにそっくり。 「花キャベツ」という別名もある。 2月頃から 中央部が盛り上がってきて、 4月頃から その先端に花をつける。 園芸品種も多い。 ・重なり合った葉が 牡丹の花のように美しい ことから「葉牡丹」。 ・江戸時代の貝原益軒も 本で紹介しているらしい。 当初は「牡丹菜(ぼたんな)」 の名前だった。 その頃から、 日本の正月飾りとして 親しまれている。 (紅白の色合いが おめでたいとされる) ・冬のあいだじゅう、鑑賞用として 花壇に植えられている。 ・12月30日の 誕生花(葉牡丹の葉) ・花言葉は 「物事に動じない」(葉牡丹の葉)
(季節の花300より)