人生日訓(577)
「花びらと色と香をそこなはず」
人間の営みを見ていると、自分の本心を忘れて、花をいため、色をきづつけ、
香をかきみだす。花見に行ったら、ただその花の美しさをほめたたえたらいい
のである。枝を折り、花をちらし、樹木に自分の名前を刻みつけようとする。
一体、何の花見であろうか。この狼藉ぶりは花見の時ばかりではない。人事百
般おおむねこの類である。人間の行動には、おおよそピント外れがる。焦点の
くるっていることが多い。何が本かとということを忘れてしまって、その末
梢、枝末のことにひっかかってしまう。仁者は村々を遊行しても他人を傷つけ
ない。私共も本末をわきまえて生きて行きたいものである。
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2月から咲く花「姫踊子草(ひめおどりこそう)」
開花時期は、 2/ 5 ~ 5/10頃。 ・ヨーロッパ地方原産。 ・2、3月頃、空地では 必ずといっていいほど見かける。 ・葉っぱは五重塔のような段々状。 ・雑草だが、 たくさん集まるときれい。 (名前のとおり、 踊ってるみたい♪)
(季節の花300より)
