季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「菜の花」

2021-02-03 04:30:42 | 暮らし
人生日訓(574)

「早く朝(まい)りておそくさがる」

用意をして一歩機先を制してゆけば万事がうまくゆく。つきあたり、ばったり

の思い付きではうまくゆかぬ。、あた、やりっ放しでは次の仕事に差し支えが

出る。事の終わった時、その瞬間に整理することを怠っていてはしごとに成長

も進歩もない。早く朝りてとは、万事を準備すること。おそくさだるとは、何

事も後始末をつけて行くことと受け取ったら、この一句は今日においてもなか

なか深い意味を持っている。

歳時記

立春の日


2月3日。および雨水までの期間。旧暦の正月の節。

太陽黄径315度 大寒から数えて15日目頃。

旧暦ではこの日がが1年の始めとされていたため、決まり事や

季節の節目はこの日が起点になっています。

八十八夜、二百十日、二百二十日も立春から数えます。

冬至と春分の真ん中で、まだまだ寒いですが、暦の上では

旧冬と新春の境い目にあたり、この日から春になります。

梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の始まりとなります。

立春の早朝、禅寺では、入口に「立春大吉」と書いた紙札を貼る

習慣があります。

厄除けとして、家の鬼門にこの紙札を貼るご家庭もあります。

「寒中見舞い」は立春の前日まで。

以降は「余寒見舞い」(2月下旬頃まで)になります。

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2月から咲く花「菜の花」

開花時期は、 2/ 1 ~ 5/ 5頃。 ・一面黄色に群生しているさまが  すばらしい。 ・「菜の花(なのはな)色」   → 色 いろいろ へ ・”野菜(菜っ葉)の花”  という意味から  「菜の花」になった。  おひたしや和え物(あえもの)  として食べられる。 ・「菜の花」は、  春によく見かける  黄色い花の総称として  使われるが、  ふつう見かけるのは  「西洋油菜   (せいようあぶらな)」  なので  「西洋油菜」のことを  「菜の花」と呼ぶことが多い。 ・蜜(みつ)を作る原料として、  養蜂業者の人たちは  九州などの暖地から  花期に従ってしだいに北上して  その花蜜を集めるらしい。 ・3月の「桃の節句」では、  桃の花とともに  一緒に飾られることがある。 ・菜の花の別名。   「花菜」(はなな)   「菜花」(なばな)   「菜種」(なたね)    菜の花が咲く頃に    降り続く雨を   ”菜種梅雨(なたねづゆ)”    という。 ・昔は、種子から  菜種油(なたねあぶら)をとる、  「油菜(あぶらな)」のことを  菜の花と呼んだ。  「油菜(あぶらな)」    40%が油分。    昔は灯火、食用油、    潤滑油などに使われ、    搾りかすは肥料に使われた。    今は、ほとんど見かけない。 ・3月7日の  誕生花(菜の花) ・花言葉は  「豊かさ、財産」(菜の花) ・千葉県の県花(菜の花) ・「菜の花や   月は東に 日は西に」    与謝蕪村(よさぶそん)

(季節の花300より)


         

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