季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「蕗(ふき)」

2021-02-05 04:39:57 | 暮らし
人生日訓(576)

「二人にて一つ路(みち)を行くことなかれ」

淋しいけれども、辛いことがあっても、自分一人で独自の天地を開拓して行っ

てこそ人間としての生き甲斐が出てくるのではなかろうか。と言ったところ

で、何も友人を差し置いて抜け駆けの功名を得ようというものではない。友人

から力を借りるなというものでもない。しかし、人間は結局、孤独であると思

う。淋しいけれども、自己の信ずるところ向かって、単身、道を切り開いて行

くということは、現代においても大きい意味を持っていると思う。

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2月から咲く花「蕗(ふき)」

開花時期は、 2/ 5 ~ 3/末頃。 ・「冬黄(ふゆき)」の略で、  冬に黄色い花をつけることから。 ・「蕗の薹(ふきのとう)」  (花芽)は、  天ぷらにするとおいしい。  花が咲く前の  柔らかいうちがベスト。  (地面から出てきた直後   ぐらいの状態のもの)。  春の代表的な山菜。 ・花が咲いてから、  地下茎を通じてつながっている葉が  大きく伸びて広がってくる。    (花と葉が別々につく)。  この”葉柄”(葉の茎の部分)が  いわゆる   「フキ」として食用になる。  市販されているものは  ほとんどが「秋田フキ」と  呼ばれる、  葉柄2mほどの大型のもの。  葉自体は円形。 ・薬効   食欲増進、たんきり ・薬用部位 つぼみ(ふきのとう) ・「苳」とも書く。 ・秋田県の県花(蕗の薹) ・別名  「款冬(かんとう)」  「蕗の姑」   (ふきのしゅうとめ) ・「明日よりは   春菜(わかな)採(つ)まむと   標(し)めし野に   昨日も今日(けふ)も   雪は降りつつ」    万葉集 山部赤人  「蕗の薹   おもひおもひの 夕汽笛」    中村汀女

(季節の花300より)


        

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