季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

竹内街道⑦

2007-06-12 08:34:07 | インポート
今は国道166号線が通る竹内峠の道を登っていくと、峠の少し手前に、数十メートルの長さで土の道が僅かに残っている。
この一帯には、十一面観音像を祀る厨子や、「大峰登山供養塔」等があり、「信仰の道」の面影を偲ぶことが出来る。
峠頂上には明治十八年の峠道の大改修を記念した「開墾碑」や、奈良県が建てた国境石がある。
ここから先は奈良県で、峠道の向こうに大和地方の街並みを見る事が出来る。
最寄の駅 近鉄南大阪線・上ノ太子駅、当麻寺駅。

4月より咲いていた花「シラー」
開花時期は、4/25頃~ 5/20頃。 ・青紫色の花を八方に広げる。 ・いろいろ種類があり、写真のものは ペルビアナという。 いずれの種類も乾燥した地面に適する らしい。 ・別名 「スキラ」「スキラー」「スキルラ」 Scilla の読み方しだいですね。(季節の花300より )

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹内街道⑥

2007-06-11 07:02:40 | インポート
二上山の登り口には「地藏道標」があり、「右つぼさか、左いわや・たゐま」と書かれている。
「つぼさか」は、竹内街道を更に先に進むところにある西国三十三ヶ所巡りの「六番・壺阪寺」を指し、また、「いわや・たゐま」は、二上山越えの別ルートで、竹内峠よりもやや西側に位置する岩屋峠と、その峠向こうにある中将姫伝説で名高い当麻寺を指している。
つまりここは、「竹内街道」と「岩屋越の道」の分岐点であった。

4月よりの木「紅要餅」
開花時期は、 4/25頃~ 5/15頃。 ・要黐のひとつ。3月から4月頃に伸びてくる葉が ひときわ赤いため、この名前になった。 しばらくすると緑色に変わっていく。 ・若葉が赤いのは、まだ柔らかく葉緑素も十分形成 されていない若葉を紫外線から守る、 「アントシアニン」という赤い色素が用意されて おり、これが若葉を日差しから守るサングラスの ような働きをすることから。 (季節の花300より )

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹内街道⑤

2007-06-10 09:45:50 | インポート
竹内街道は「信仰の道」でもあった。伊勢灯籠の先にも、幾つもの地藏や役行者像が道沿いに立てられており、江戸時代には、西国三十三ヶ所巡りの巡礼や、長谷寺詣での人々もこの道を通ったという。
大道地区を過ぎると、やがて二上山(にじょうざん)の登口に至る。二上山は二つの峰が仲良く並ぶ姿から、「二子山」とも呼ばれ、その二つの峰の南側を竹内峠が通っている。


4月に咲いていた花「紅シタン」
・開花時期は、 4/25頃~ 5/15頃。 ・中国原産。昭和初期に渡来。 ・枝に沿って赤ピンク色または白っぽい、 小さな花が咲く。 赤ピンク色の花の花びらは全開しないが 白っぽい5弁花の花びらは全開する。 (同じ紅紫壇でもいろいろ種類が あるようです) ・秋の赤い実も美しい。 (季節の花300より )

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹内街道④

2007-06-08 06:10:08 | インポート
大道地区の、坂道が少し急になり始めるあたりに、「餅屋橋の道標」がある。
この道標は孝徳天皇陵や中将姫旧跡など、近郊の名所・旧跡を案内するものである。
その100mほど先には、この道をお伊勢参りの人々が通ったことを示す、伊勢燈籠が立っている。
伊勢燈籠の脇に立つ民家の屋根には「大和棟」が見られ、ここがもう大和に程近いことを物語っている。

4月より咲いていた花「大手毬(おおでまり)」
開花時期は、 4/25頃~ 5/15頃。 ・紫陽花を白くしたような花。 紫陽花より1ヶ月ほど早く開花する。 ・別名 「手鞠花」(てまりばな)。 (季節の花300より)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹内街道③

2007-06-07 08:01:06 | インポート
太子堂の春日には、「竹内街道」の旧道の面影が今も残る。
道路沿いには旧家が並び、板壁に船板を用いた家もある。この船板は、かって盛んであった大和川水運の船の建材である。
春日から竹内峠方向に進むと、地名そのものが「大道」という地区に出る。ここもまた、古い町並みの残る地域で、その中を竹内街道の緩やかな上り坂が蛇行しながら通っている。
(因みに司馬遼太郎がかんがえらこと⑨にもこの街道を書いたエッセーがある)
写真は太子町春日の竹内街道はまさに歴史の道そのものである。

4月に咲いていた花「小手鞠(こでまり)」
開花時期は、 4/25頃~ 5/15頃。 ・中国から渡来。 ・小さな花が丸く集まり、手毬のように咲くこと から「小さな手毬」で「小手毬」になった。 ・枝は弓状に垂れ下がる。 ・生け花の材料や茶花として利用されている。 ・4月2日の誕生花 ・花言葉は「友情」 (季節の花300より )

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする