季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花

2009-08-21 05:34:16 | インポート

一日一言

一丁入れる

「一丁」は、ここでは酒一本の事で、本来は

「一銚」の字をあてる。ちょっと酒を飲むとい

う意味で、ごく軽く言う時、あるいは野卑な言

葉遣いで言う時に用いる。

★会社の帰りに仲間と軽く一丁入れるかと

居酒屋に入り込んだ。

類語:一杯やる


6月より咲いている花「おいらん」

開花時期は、6/15頃~10/15頃。   
・花の香りが花魁(おいらん)の白い粉の香りに
  似ているからこの名前になったらしい。     
・夏にピンク色の花が鮮やか。               
  色は他にもいろいろあるとのこと。         
・「フロックス」の中でも多年草の方を       
  「おいらん草」と呼ぶ。                   
  (これとは別に1年草フロックスがあります)

・別名  「草夾竹桃」(くさきょうちくとう)。
              夾竹桃の小型。               
        「フロックス」             
    (こちらの名前の方がとおりがいいかも)。
・10月17日の誕生花(フロックス)       
・花言葉は「合意、一致」(フロックス) 

(季節の花300より)

 


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季節の花

2009-08-20 06:01:56 | インポート

一日一言

一長一短

優れたところもあるが欠点もあると言う意味で、

物事が完全でないことを表す場合に用いる。

★人間だれしも一長一短があるものだ。

類語:帯に短し襷(たすき)に長し


6月より咲いている花「ねむの木」

開花時期は、  6/15頃~  9/  5頃。   
  7月後半頃は花が途絶えるが、8月になると   
  再び咲き始める。                           
・日当たりのよいところに生える。             
・夏の夕方に、かわった紅の花を咲かせる。     
  花は化粧用の刷毛(はけ)に似ている。       
オジギソウの葉は触るとシューッと閉じるが、 
  ネムノキの葉は触っただけでは閉じない。     
  夜になるとゆっくりと自分で閉じる。         
  それがまるで眠るようなので「眠りの木」、   
  そしてしだいに「ねむの木」に変化していった。

・地方によっては七夕の日に「ネム流し」といって
  合歓の木の枝と大豆の葉を川の流れに流して   
  邪気をはらう行事がある。                   
・地方によっていろんな呼び名があるが、       
  (ねんねの木、眠りの木、日暮らしの木・・・)
  眠りを意味するものがほとんど。             


・「昼は咲き  夜は恋ひ寝(ぬ)る             
              合歓木(ねぶ)の花             
    君のみ見めや  戯奴(わけ)さへに見よ」   
        (紀女郎(きのいらつめ)  万葉集)   
  「合歓咲く  七つ下りの  茶菓子売り」       
                      小林一茶               
  「象潟(きさかた)や  雨に西施(せいし)が 
    ねぶの花」        松尾芭蕉               
    (”西施”とは、中国の春秋時代の傾国の   
      美女のこと。花をこの美女にたとえた)   

(季節の花300より)


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季節の花

2009-08-19 04:34:33 | インポート

一日一言

一知半解(いっちはんかい)

ほんの少し知っているだけで完全には

分かっていない、と言う意味で、何事に

付け生かじりで浅薄な理解しかできない

と言うことを表す場合用いる。

★私の欠点は、何事にも一知半解なところ

があることです。

類語:①半可通  ②知ったか振り


6月より咲いていた花「くちなし」

開花時期は、  6/15頃~  7/  末頃。
  一重ものは早咲きで八重ものはやや遅咲き。
・いい香り。遠くからでも香ってくる。     
  香りでは春の沈丁花、秋の金木犀に並ぶ。 
・実(み)はオレンジ色で薬用・染料になる。
  無毒なので、布以外にも、               
  きんとん、たくあんの着色料にもなる。   

・八重咲きものは実がならないが           
  一重咲きものは実がなる。               
・実の口が開かないところから             
  ”口無し”の名になった。               
  また、実にある突起部分をくちばしに     
  見立てた「クチハシ」からの変化、       
  という説もある。                       
・「梔子」の漢字は漢名に由来。           


・「小梔子(こくちなし)」は八重で       
  「梔子」より少し小型。形はほぼ同じ。   
・5月6日、7月2日の誕生花             
・花言葉は「洗練、優雅」                 
          「喜びを運ぶ」                 
・別名「せんぷく」                       

・「口なしの  淋しう咲けり  水のうへ」   
              松岡青蘿(まつおかせいら) 
  「薄月夜  花くちなしの  匂いけり」     
              正岡子規(まさおかしき)   
  「山梔子(くちなし)や  築地の崩れ     
                      咲きかくし」       
              堀麦水(ほりばくすい)     

(季節の花300より)


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季節の花

2009-08-18 05:26:06 | インポート

一日一言

一旦緩急(いったんかんきゅう)あれば

ひとたび大事が起きた時には、と言う意味

で、緊急事態になればいつでも、という覚悟

を示す場合に用いる。

★鎌倉武士は、鎌倉に一旦緩急れば、理

も非もなく馳せ参じたものである。


6月に咲いていた花「南天」

開花時期は、  6/15頃~  7/10頃。
・花は比較的地味な白いもの。真ん中は黄色。
・漢名の「南天燭」を略して「南天」。     
  「なんてん」は「南天」を音読みしたもの。
・秋に赤い実をつける。                   
  鳥が食べない限り冬中見ることができる。 
          (鳥の大好物のようです)       
  実を乾燥させたものには「せき」止めの   
  効き目がある → のどあめがありますね。 
  また、葉には「ナンジニン」という成分を 
  含み、殺菌効果がある。                 


福寿草の花と南天の実とセットで         
  「難を転じて福となす」という縁起物の   
  飾り付けがされることがある。           
  (特にお正月に多いですね)。また、     
  無病息災を願う「南天の箸(はし)」と   
  いうのもある。また防火・厄除けとして   
  庭先や鬼門にも植えられる。             
・京都の金閣寺の床柱は、南天の材を使って 
  いることで知られている。

(季節の花300より)

      


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季節の花

2009-08-17 05:38:11 | インポート

一日一言

一体を成す

二つ以上のものが合致して、一つの体の

ようになるという意味で、二つ以上のもの

が離れ難くしっかり結びついている状態を

表す場合に用いる。「一体と成る」とも言う。

★この神事は、神と巫女が一体となる儀式

のように思える。


6月に咲いていた花「珊瑚樹(さんごじゅ)」

開花時期は、  6/15頃~  6/  末頃。
・葉っぱは虫に食われて穴があいていることが
  多い。虫にはおいしい葉なのかな?       
・真夏の7月から8月頃に赤い実をつける。 
・丸く多数密生した赤い実を「サンゴ」に   
  見立てて名づけられた。 

(季節の花300より)

 


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