季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「水木」

2015-05-20 04:25:43 | 暮らし
一日一言

説法尽(せっぽうつ)く

「説法」には、宗教の教義を説き聞かせる

こと、色々と言い聞かせることをという

意味があり、その説法が尽きるということ

から、哀しくやりきれない気持ちになる、

嘆かわしくてどうしたらよいか分からない、

侘しく辛く思うという場合に用いる。

★あの旧家の道楽息子には、再三再四菩提寺

の住職が、生活を改めるように言い聞かせた

が、説法尽きて諦めたようである。

歳時記

小満

5月21日頃(2015年は5月21日)および芒種までの期間。

太陽黄径60度。立夏から数えて15日目頃。

陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて

天地に満ち始めることから小満といわれています。

ようやく暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木が

実をつけ始め、紅花が盛んに咲き乱れます。

梅の実がなり、西日本では、走り梅雨がみられる頃。

田植えの準備を始める頃でもあります。


===========================


4月に咲いていた花「水木」

開花時期は、 4/20 ~ 5/10頃。
・根圧(樹液の上昇力)が強く、
 春先に幹や枝を切ると
 水がしたたるところからの命名。
・階段状に伸びていく
 枝ぶりが特徴的。

(季節の花300より)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「棕櫚 (しゅろ)」

2015-05-19 04:24:03 | 暮らし
一日一言

切羽脛金(せっぱはばき)

「切羽」は、刀の鍔に添える金具、「脛金」は、

刀身を固定する金具のこと。切羽は脛金に

ぴったりとくっ付いていているという意味から、

膝を突き合わせて一刻も離れずに交渉するという

場合のたとえに用いる。

★今回のビッグな商談には、社長を含め幹部が揃い

切羽脛金で社運を賭けて全力を注画ねばならない。


==========================


4月から咲いている花「棕櫚 (しゅろ)」

開花時期は、 4/20 ~ 5/10頃。
・高さは5m以上になる。
・木の上部から黄色の肉質の花を
 突き出してくる。
  (ちょっと不気味)。

・ほうき形の葉。
・幹は固い繊維に囲まれる。
 この繊維は、
 「ひも」や「たわし」として
 使われることがある。


・似ている樹形へのリンク
 蘇鉄(そてつ)  椰子


(季節の花300より)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「牡丹」

2015-05-18 04:44:59 | 暮らし
一日一言

切羽(せっぱ)詰る

土壇場まで追い詰められてどうしょうも

なくなる、物事が切迫して手の打ちよう

がなくなる、あるいは、抜く差しならな

くなるという状態を表すのに用いる。

★サラ金に手をだし、返済期限に返済出来ず、

督促を再三受け、切羽詰る危機に陥った。。


==================================

4月に咲いていた華「牡丹」

開花時期は、 4/20 ~ 5/ 5頃。
・中国原産。
 日本へは奈良時代に
 渡来してきたらしい。
 (弘法大師が
  持ち帰ったとの説も)。

・中国の国花。
 新年を祝う花として、
 中国の上流階級では
 とりわけ珍重された。
 中国では、
 花海棠(はなかいどう)
 とともに、最も愛好される。
・中国名の「牡丹」を音読みして
 「ぼたん」の呼び名になった。

・大輪の花が見事。
・「花王(かおう)」、
 「白王獅子(はくおうじし)」、
 「大極殿(だいごくでん)」、
 「烏羽玉(ぬばたま)」
 などいろいろな品種がある。


・あんこ入りのおだんごに
 「ぼたもち」と
 「おはぎ」があるが、
 じつは同じもの♪
  → 「萩(はぎ)」へ

 あんこは小豆(あずき)



・「立てば芍薬、
  座れば牡丹、
  歩く姿は百合の花」
  ”シャクヤクのように
   風情があり、
   牡丹のように華麗で、
   百合のように清楚”
   という、女性の美しさを
   形容することば。

・「獅子に牡丹」
 獅子に牡丹の花を配した
 豪華な図柄
  → とりあわせの
    良いもののたとえ。
    他に
 「梅に鶯(うぐいす)」
 「紅葉に鹿」
 また、
 ”獅子”=”イノシシ”
 とみなし、
 ”イノシシ鍋”を
 ”牡丹鍋”と呼ぶこともある。


・服にある「ボタン」は
 英語で button です♪
 漢字で「釦」とも書きます。


・別名
 「名取草」(なとりぐさ)
 「二十日草」(はつかぐさ)
 「深見草」(ふかみぐさ)

・2月27日、3月20日の
 誕生花(牡丹)
・花言葉は
 「王者の風格、
  風格あるふるまい」
・島根県の県花(牡丹)


・「牡丹散って
  うちかさなりぬ 二三片」
   与謝蕪村(よさぶそん)

 「牡丹花は
  咲き定まりて 静かなり
  花の占めたる
  位置のたしかさ」
   木下利玄(きのしたりげん)

 「一輪の
  牡丹かがやく 病間かな」
   正岡子規(まさおかしき)


・東京周辺の見どころ

 <西新井大師
   (にしあらいだいし)>
   歴史の古いお寺。
   花見頃4月中旬~5月上旬。
   足立区西新井。
   最寄駅
    東武大師線大師前駅

 <箭弓(やきゅう)稲荷神社>
   1923年に
   ボタン園ができた。
   花見頃4月下旬~5月中旬。
   埼玉県東松山市箭弓町。
   最寄駅
    東武東上線東松山駅

 <野田ぼたん公園(東松山市)>
   花見頃4月下旬~5月中旬。
   埼玉県東松山市大谷字野田。
   最寄駅
    東武東上線東松山駅から車

 <町田ぼたん園>
   薬師池公園の北側にある。
   花見頃4月下旬~5月上旬。
   町田市野津田町。
   最寄駅
    小田急線町田駅からバス

 <鶴岡(つるがおか)八幡宮>
   鎌倉の初詣で有名な神社。
   花見頃4月下旬~5月上旬。
   同じところにある
   「冬牡丹」も有名。
   鎌倉市雪ノ下。
   最寄駅
    JR横須賀線鎌倉駅

(季節の花300より)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節のhな「突抜忍冬(つきぬきにんどう)」

2015-05-17 04:59:48 | 暮らし
一日一言

殺(せつ)の報(ほう)殺の縁(えん)

人を殺せばその報いを受けて自分も

殺される結果になるという意味で、

悪い事をすればその報いは必ず降り

懸って来るものだという場合に用いる。

★天網恢恢疎にして漏らさずという

諺があるが、悪事という者は、

殺(せつ)の報(ほう)殺の縁(えん)

と言われるように、その報いは受ける。


==========================

4月から咲いている花「突抜忍冬(つきぬきにんどう)」

開花時期は、 4/15 ~ 7/10頃。
・北アメリカ地方原産。
 明治時代に渡来。
・赤いラッパのような花を
 円心状に咲かせる。つる性。

・花に一番近い葉は、
 2枚がひっついて1枚になり、
 その真ん中を突き抜けるように
 茎が伸びて花をつける。
 なんともいえないおもしろい形♪

・「突貫忍冬」とも書く。


(季節の花300より)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「都忘れ」

2015-05-16 04:28:56 | 暮らし
一日一言

舌(ぜつ)に掛ける

口先でうまく言いくるめて相手を

丸め込むことや、お世辞を言って

相手を口説き落とす場合のたとえ

に用いる。

★警察から注意を呼びかけている

詐欺師は、絶妙な舌に掛けること

に長けているといわれる。

================================

4月から咲いている花「都忘れ」

開花時期は、 4/15 ~ 6/ 5頃。
・日本原産。
・菊に似た、紫色の可憐な花。
 ピンク色の品種もある。


・鎌倉時代の西暦1221年、
 承久の乱に敗れて
 佐渡へ遠流となった順徳帝は、
 草でぼうぼうになった佐渡の庭に
 一茎の野菊が
 紫色に咲いているのを見つけ、

 「紫といえば京の都を代表する
  美しい色だったが、
  私はすべてをあきらめている。
  花よ、いつまでも私のそばで
  咲いていておくれ。
  都のことが
  忘れられるかもしれない。
  お前の名を今日から
  都忘れ と呼ぶことにしよう」

 と、傷心のなぐさめにした、
 という説話がある。
 花の名はここからきたようだ。

 また、京を去るときに
 この花を目にとめ、
 「都を忘れることにしよう」
 といったことから
 この名前になったとの説もある。
 (どっちだろう?)


・別名
 「野春菊」(のしゅんぎく)
 「東菊」(あずまぎく)

・3月11日、4月21日の
   誕生花(都忘れ)
・花言葉は
 「穏やかさ、しばしの憩い」
    (都忘れ)


(季節の花300より)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする