(注)本シリーズは「マイライブラリー」で一括してご覧いただけます。
http://mylibrary.maeda1.jp/0541OilMajor2021-2ndQtr.pdf
(原油・天然ガス共にExxonMobilがトップ!)
6.石油及び天然ガス生産量
(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-55.pdf 参照)
(1)原油生産量[1]
2021年4-6月期の原油生産量が最も多かったのはExxonMobilの2,200千B/Dであり、5社の中でただ一社2百万B/Dを超えている。ExxonMobilに次いで生産量が多いのはChevron(1,847千B/D)でExxonMobilの8割である。第3位はShell(1,558千B/D)、TotalEnergiesは1,464千B/D。bpは最も少ない938千B/Dで5社の中で唯一100万B/Dを下回っている。
(2)天然ガス生産量[2]
天然ガスの生産量が最も多いのはExxonMobilの日産83億立方フィートで石油に換算すると1,382千B/Dであった。2位はChevronの77億立方フィート(石油換算1,283千B/D )、3位TotalEnergies70億立方フィート(石油換算1,279千B/D )と続き、第4位はShellの41億立方フィート(石油換算704千B/D )であり、最も少ないのはbpの18億立方フィート(石油換算307千B/D )であった。
(3)石油・天然ガス合計生産量[3]
石油と天然ガスの合計生産量が最も多いのはExxonMobilであり石油換算で3,582千B/Dである。2位はChevronの3,126千B/Dでこの2社が合計生産量3百万B/Dを超えている。3位TotalEnergies(2,747千B/D)及びShell(2,262千B/D)が200万B/D台で、5社の中で最も少ないのはBPの1,245千B/Dであった。ExxonMobilの生産量を100とした場合、他の4社はChevron 87、TotalEnergies 77、Shell 63、bpは35となっている。
各社の石油と天然ガスの比率を見ると、ExxonMobilは石油61%、天然ガス39%であり、その他の4社はChevron(石油59%:天然ガス41%)、TotalEnergies(石油53%:天然ガス47%)、Shell(石油69%:天然ガス31%)、bp(石油75%:天然ガス25%)である。5社いずれも石油の比率が天然ガスを上回っているが、石油の比率が最も高いのはbp(75%)で、逆に最も低いのはTotalEnergies(53%)である。
以上
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[1] 「原油生産量」は各社資料から下記項目を抽出した。
ExxonMobil:Net production of crude oil, natural gas liquid, bitumen and tsynthetic oil
Shell:Liquid production available for sale
bp:Production (net of royalties), Liquids
TotalEnergies:
Chevron:Net liquid production
[2] 「天然ガス生産量」は各社資料から下記項目を抽出した。
ExxonMobil:Natural gas production available for sale
Shell:Natural gas production available for sale
bp:Production (net of royalities), Natural gas
TotalEnergies:Hydrocarbon production, Gas
Chevron:Net natural gas production, Worldwide
[3] 「石油・天然ガス合計生産量」は各社資料から下記項目を抽出した。
ExxonMobil:
Shell:Total production in barrels of oil equivalent
bp:Production (net of royalities), Total hydrocarbons
TotalEnergies:
Chevron:Total net oil-eqivalent production
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