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市場概況(1.25.13)

2013-01-28 09:39:30 | 市場概況
1月25日(金)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に25日の海外市況

◆日経先物:10930円(+300円)OSC54%(+6%)RSIは60%(+4%)1月23日のOSC47%、終値10470円から切り返し中。 
◆日経平均:10927円(+306円)OSC59%(+10%)RSIは56%(+-0%)VR改は168%(+43%)1月23日のOSC45%、終値10487円から切り返し中。
◆TOPIX:917(+19)OSC64%(+9%)RSIは60%(-2%)VR改は168%(+43%)1月23日のOSC51%、終値888ポイントから切り返し中。
◆マザーズ指数:545(+8)OSC68%(+3%)RSIは94%(+-0%)12月27日のOSC34%、終値403ポイントから切り返し中。
◆日本10年物国債先物(JGB):144.33円(-8銭)OSC56%(-2%)RSIは70%(+-0%)1月21日のOSC67%、終値144.5円から下落中。(27日現在。)

◆騰落レシオ(25日間)
 東証一部:147.5%(+5.8%)-1月25日現在。
 マザーズ:116.2%(+2.86%)-1月25日現在。

主力市場は300円を超える上げ。しかし、日経平均はまだ1月15日の高値には届いておりません。TOPIXは逆に震災前の窓を埋める高値更新。新興市場は相変わらずのバイオ祭り。円安も90円が下の抵抗線と見なされるなら、100円までの上伸はありそうです。今回、たまたま長期チャートで円高が75円近辺でストップして下抜けせず、その後長らく70円台後半で揉み合い、どこかで市場は円安への反転の機会を見定めていたところに、あの安倍発言。安倍政権は自分たちの手柄にしたいでしょうが、市場がその発言に乗じたに過ぎません。その昔、菅元蔵相が93円が日本にとって望ましい水準と、素人大臣故に思わず発言しましたが、その後75円まで落ちました。政治家の言う通りに為替が動くなどという甘い話しは、相場の世界ではありませんね。

以下は25日の海外市況

◆ドル・円:90.82円(+50銭)OSC63%(+-0%)RSIは66%(+5%)1月22日のOSC54%、終値88.71円から再度円安に転じる。-25日現在。
◆ユーロ・ドル:1.346ドル(+0.009ドル)OSC66%(+4%)RSI73%(+2%)1月3日のOSC37%、終値1.305ドルからユーロ高に切り返し中-25日現在。
◆USドルインデックス:79.75(-0.2)緩やかな下落モードの50MA(80.04)に再度接近中。-25日現在。
◆10年債利回り:1.98%(+0.1%)下落モードの200MA(1.73)を大きく上に突き抜けてこのところの最高値に達する。
◆米3ヶ月国債:0.08%(+ー0.0%)対10年債スプレッド:1.9%(+0.1)3%切ると要注意。-24日現在。
◆NYダウ:13896ドル(+71ドル)OSC76%(+1%)RSIは82%(+1%)12月28日のOSC44%、終値12938ドルから切り返し中。
◆ナスダック:3150ドル(+19ドル)OSC67%(+1%)、RSIは66%(+4%)12月28日のOSC48%、終値2960ドルから切り返し中。
◆DAX指数:7858(+110)OSC69%(+8%)RSI62%(+15%)、1月15日のOSC42%、終値7676から切り返し中。
◆上海総合:2291(-11)OSC51%(-4%)RSIは51%(-4%)1月11日のOSC57%、終値2243から二枚腰発揮中。
◆VIX指数:12.89(+0.2)緩やかな下落モードの200MA(17.33)を一気に下に突き抜け1年間では最低水準に下落して揉み合い中。
◆CRB指数:299(-1)緩やかな下落モードの200MA(297)を再度下から抜いて上昇するも下落気味。
◆WTI原油先物:95.88ドル(-0.02ドル)下落モードの200MA(91.07ドル)を捉えて上昇中。
◆NY金:1657ドル(-11ドル)下落モードの50MA(1691ドル)にタッチして200MA(1664ドル)をも割り込む。
◆セミコンダクターインデックス:415(+5)緩やかな下落モードの200MA(385)を一気に抜き去り上昇中。
◆シカゴCME(円建て):11000(日取終値比+70円)

DAXが上値突破して勢いが止まりません。ドイツIfo景況指数が良かったためです。ダウは企業業績が好調で、まるで遊園地のジェットコースターが最高地点までトコトコと上がっていっているみたいですね。

米新築住宅販売は予想を下回っておりますが、これはケースシラー住宅価格指数の最近の変調の影響があるかも知れません。まだまだ、世の中はアメリカの住宅市場が切り返したとの論調に充ち満ちておりますが、後数ヶ月見ないとこれは分かりません。

しかし、米10年債の金利がついに1.98%にまで達しております。長短スプレッドは1.9%です。これは去年の4月20日の1.91%以来のスプレッド。このまま順調に長期金利が上昇していけば、景気は本格回復となりますね。その時は、日本の10年債を含む短期金利も上昇するはずですが、ここを日銀が押さえ込めるかどうか? いよいよ今年末までの面白い展開となってきております。
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