4月12日(金)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に12日の海外市況
◆日経先物:13500円(+10円)OSC68%(+2%)RSIは73%(+6%)VR改は230%(+4%)4月2日のOSC49%、終値12030円から切り返し中。
◆日経平均:13485円(-64円)OSC67%(-4%)RSIは70%(-5%)VR改は181%(-16%)4月1日のOSC38%、終値12135円から切り返し中。
◆TOPIX:1149(+1)OSC76%(-1%)RSIは73%(-1%)VR改は342%(+99%)4月1日のOSC34%、終値1001ポイントから切り返し中。
◆マザーズ指数:648(+8)OSC60%(+3%)RSIは60%(+-0%)4月1日のOSC42%、終値585ポイントから切り返し中。
◆日本10年物国債先物(JGB):143.79円(+2銭)OSC48%(-4%)RSIは35%(+1%)4月4日のOSC61%、終値146.3円から下落中。(14日現在値。)
◆TOPIXコア銘柄「GOLD」レシオ:33%(-37%)-10%以下は底打ちサイン。
◆騰落レシオ(25日間)
東証一部:121.7%(-2.4%)-4月12日現在。
マザーズ: 94.9%(+0.5%)-4月12日現在。
日経平均は-64円だったもののTOPIXはついに8連騰。VR改も342%と高水準。TOPIXはついに8連騰。TOPIXと日経平均の25日移動平均からの上方乖離は、およそ11%で、過熱感の基準となる5%を悠に上回っております。この過熱状態のためと週末要因から利益確定の動きが優勢。
なお、日経平均の200日移動平均線からの上方乖離は、バブル時代も含めて過去最高値だとのこと。いずれにしても、まだまだ強い動き。
なお特筆すべきは、再度、債券相場が急落していること。日銀が黒田体制で発表した新しいオペによる前回の2倍強の国債買い入れ結果で、最低落札利回りと平均落札利回りの差が大きかったことが主因。日銀や政府が思うほどには国債買いオペでの金利操作はうまくいかないのを市場は示した形。仮に当座はうまくいってもその歪みが将来に持ち越されていることを認識して置く必要があるでしょう。なお、長期プライムレートをメガバンクは1年半ぶりに引き上げております。5年債利回りが緩和前から約3倍に上昇したため。やはり、このアベノミクス、金利上昇による壊滅的な金融・経済破綻が怖い。本当に一か八かの勝負をここでやる本当の目的は金融・経済破綻によるインフレ=借金減価でしょう。それにより一般的な国民が壊滅的な生活破壊を受ける訳ですが、そうならないように、今は祈るばかり。。
筆者のTDIの日本国債債券ベアは損益は、一時はマイナスが膨らんでおりましたが、先日の暴落でプラスになり、このところマイナス圏でしたが、再度プラス圏に浮上するでしょう。どこで更に買いを入れるかかなり難しいですね。この債券市場は変数の多い方程式を解くような独特の難しさがあります。
【以下は12日の海外市況】
◆ドル・円:98.3円(-1円37銭)OSC71%(-5%)RSIは69%(-8%)4月1日のOSC42%、終値93.21円から円安に切り返し中-12日現在。
◆ユーロ・ドル:1.311ドル(+0.001ドル)OSC67%(+3%)RSI75%(+16%)3月27日のOSC40%、終値1.278ドルからユーロ高継続中。-12日現在。
◆USドルインデックス:82.21(-0.15)上昇モードの50MA(81.83)が下値抵抗線になるか?-12日現在。
◆10年債利回り:1.75%(-0.07%)緩やかな上昇モードの200MA(1.76)の抵抗線を再度割り込む下落。
◆米3ヶ月国債:0.06%(-0.01%)対10年債スプレッド:1.69%(-0.02%)3%切ると要注意。
◆NYダウ:14865ドル(+-0ドル)OSC76%(+7%)RSIは70%(-3%)2月25日のOSC46%、終値13784ドルから切り返し中。
◆ナスダック総合:3295(-5)OSC74%(+7%)、RSIは60%(-4%)2月25日のOSC42%、終値3116ドルから切り返し中。
◆DAX指数:7745(-127)OSC40%(-2%)RSI41%(-2%)、4月9日のOSC34%、終値7638から切り返し中。
◆上海総合:2207(-13)OSC40%(-3%)RSIは14%(-5%)3月22日のOSC60%、終値2328から下落中。
◆VIX指数:12.06(-0.18)フラットモードの50MA(13.47)を再度割り込み下落中。
◆CRB指数:287(-3)緩やかな上昇モードの200MA(299)を捉えるもそこから大きく下落中。
◆WTI原油先物:90.72ドル(-2.77ドル)緩やかな上昇モードの200MA(91.61ドル)を下方抵抗線にして上下中から割り込む。
◆NY金:1481ドル(-80ドル)下落モードの50MA(1601ドル)が壁となっての下落トレンドから急落。
◆セミコンダクターインデックス:434(-2)上昇モードの50MA(428)を再度下から抜いて上昇中。
◆シカゴCME(円建て):13450(日取終値比-50円)
3月の米小売売上高が予想に反して-0.4%となり、ミシガン大学の消費者信頼感指数(4月)もふるわず、それに加えて、ゴールドや原油の急落で市場心理は悪化。それでもNY株は大きな下落は見せずに踏ん張っております。
ゴールドの急落(2011年8月の高値から21%の下落)の背景には、キプロスの金準備の売却観測があります。キプロス政府は否定したものの、ドラギ総裁はその可能性を示唆。キプロス政府とドラギのどちらを信用するかは、これは自明。これで売りが売りを呼ぶ展開。筆者は1500ドルを割るとまずいと思っておりましたが、一気にこの抵抗ラインを突破。長期保有なので今売るつもりはありませんが、金という商品はあくまでヘッジ用であることを再認識。つまり、インフレも起こらず世界経済が良くなれば、金は下落しても、その他の現金資産を初めとする資産はあまり傷つきません。逆の場合は金が大きく上がる訳です。しかし、これでまだ円安で助かってる面がありますが、日本以外の国の金ホルダーは、もの凄い損失を一夜で抱え込んだことでしょう。金先物でもやっていれば、レバレッジがかかっているため、一夜で破産状態もありえますね。これだから相場は水物。なお、筆者はグラム1500円までの時はスポット買いで、その後は純金積み立てでの買いを進めてきております。現金取引オンリーですね。
◆日経先物:13500円(+10円)OSC68%(+2%)RSIは73%(+6%)VR改は230%(+4%)4月2日のOSC49%、終値12030円から切り返し中。
◆日経平均:13485円(-64円)OSC67%(-4%)RSIは70%(-5%)VR改は181%(-16%)4月1日のOSC38%、終値12135円から切り返し中。
◆TOPIX:1149(+1)OSC76%(-1%)RSIは73%(-1%)VR改は342%(+99%)4月1日のOSC34%、終値1001ポイントから切り返し中。
◆マザーズ指数:648(+8)OSC60%(+3%)RSIは60%(+-0%)4月1日のOSC42%、終値585ポイントから切り返し中。
◆日本10年物国債先物(JGB):143.79円(+2銭)OSC48%(-4%)RSIは35%(+1%)4月4日のOSC61%、終値146.3円から下落中。(14日現在値。)
◆TOPIXコア銘柄「GOLD」レシオ:33%(-37%)-10%以下は底打ちサイン。
◆騰落レシオ(25日間)
東証一部:121.7%(-2.4%)-4月12日現在。
マザーズ: 94.9%(+0.5%)-4月12日現在。
日経平均は-64円だったもののTOPIXはついに8連騰。VR改も342%と高水準。TOPIXはついに8連騰。TOPIXと日経平均の25日移動平均からの上方乖離は、およそ11%で、過熱感の基準となる5%を悠に上回っております。この過熱状態のためと週末要因から利益確定の動きが優勢。
なお、日経平均の200日移動平均線からの上方乖離は、バブル時代も含めて過去最高値だとのこと。いずれにしても、まだまだ強い動き。
なお特筆すべきは、再度、債券相場が急落していること。日銀が黒田体制で発表した新しいオペによる前回の2倍強の国債買い入れ結果で、最低落札利回りと平均落札利回りの差が大きかったことが主因。日銀や政府が思うほどには国債買いオペでの金利操作はうまくいかないのを市場は示した形。仮に当座はうまくいってもその歪みが将来に持ち越されていることを認識して置く必要があるでしょう。なお、長期プライムレートをメガバンクは1年半ぶりに引き上げております。5年債利回りが緩和前から約3倍に上昇したため。やはり、このアベノミクス、金利上昇による壊滅的な金融・経済破綻が怖い。本当に一か八かの勝負をここでやる本当の目的は金融・経済破綻によるインフレ=借金減価でしょう。それにより一般的な国民が壊滅的な生活破壊を受ける訳ですが、そうならないように、今は祈るばかり。。
筆者のTDIの日本国債債券ベアは損益は、一時はマイナスが膨らんでおりましたが、先日の暴落でプラスになり、このところマイナス圏でしたが、再度プラス圏に浮上するでしょう。どこで更に買いを入れるかかなり難しいですね。この債券市場は変数の多い方程式を解くような独特の難しさがあります。
【以下は12日の海外市況】
◆ドル・円:98.3円(-1円37銭)OSC71%(-5%)RSIは69%(-8%)4月1日のOSC42%、終値93.21円から円安に切り返し中-12日現在。
◆ユーロ・ドル:1.311ドル(+0.001ドル)OSC67%(+3%)RSI75%(+16%)3月27日のOSC40%、終値1.278ドルからユーロ高継続中。-12日現在。
◆USドルインデックス:82.21(-0.15)上昇モードの50MA(81.83)が下値抵抗線になるか?-12日現在。
◆10年債利回り:1.75%(-0.07%)緩やかな上昇モードの200MA(1.76)の抵抗線を再度割り込む下落。
◆米3ヶ月国債:0.06%(-0.01%)対10年債スプレッド:1.69%(-0.02%)3%切ると要注意。
◆NYダウ:14865ドル(+-0ドル)OSC76%(+7%)RSIは70%(-3%)2月25日のOSC46%、終値13784ドルから切り返し中。
◆ナスダック総合:3295(-5)OSC74%(+7%)、RSIは60%(-4%)2月25日のOSC42%、終値3116ドルから切り返し中。
◆DAX指数:7745(-127)OSC40%(-2%)RSI41%(-2%)、4月9日のOSC34%、終値7638から切り返し中。
◆上海総合:2207(-13)OSC40%(-3%)RSIは14%(-5%)3月22日のOSC60%、終値2328から下落中。
◆VIX指数:12.06(-0.18)フラットモードの50MA(13.47)を再度割り込み下落中。
◆CRB指数:287(-3)緩やかな上昇モードの200MA(299)を捉えるもそこから大きく下落中。
◆WTI原油先物:90.72ドル(-2.77ドル)緩やかな上昇モードの200MA(91.61ドル)を下方抵抗線にして上下中から割り込む。
◆NY金:1481ドル(-80ドル)下落モードの50MA(1601ドル)が壁となっての下落トレンドから急落。
◆セミコンダクターインデックス:434(-2)上昇モードの50MA(428)を再度下から抜いて上昇中。
◆シカゴCME(円建て):13450(日取終値比-50円)
3月の米小売売上高が予想に反して-0.4%となり、ミシガン大学の消費者信頼感指数(4月)もふるわず、それに加えて、ゴールドや原油の急落で市場心理は悪化。それでもNY株は大きな下落は見せずに踏ん張っております。
ゴールドの急落(2011年8月の高値から21%の下落)の背景には、キプロスの金準備の売却観測があります。キプロス政府は否定したものの、ドラギ総裁はその可能性を示唆。キプロス政府とドラギのどちらを信用するかは、これは自明。これで売りが売りを呼ぶ展開。筆者は1500ドルを割るとまずいと思っておりましたが、一気にこの抵抗ラインを突破。長期保有なので今売るつもりはありませんが、金という商品はあくまでヘッジ用であることを再認識。つまり、インフレも起こらず世界経済が良くなれば、金は下落しても、その他の現金資産を初めとする資産はあまり傷つきません。逆の場合は金が大きく上がる訳です。しかし、これでまだ円安で助かってる面がありますが、日本以外の国の金ホルダーは、もの凄い損失を一夜で抱え込んだことでしょう。金先物でもやっていれば、レバレッジがかかっているため、一夜で破産状態もありえますね。これだから相場は水物。なお、筆者はグラム1500円までの時はスポット買いで、その後は純金積み立てでの買いを進めてきております。現金取引オンリーですね。