市場概況（１０．５．１２）

１０月５日（金）の市場概況です。 先物は午後３時１５分現在。　下に８日の海外市況

◆日経先物：８８７０円（＋３０円）ＯＳＣ４４％（＋２％）ＲＳＩは４８％（＋３％）１０月３日のＯＳＣ３９％、終値８７５０円から切り返しに転じる。　
◆日経平均：８８６３円（＋３９円）ＯＳＣ４５％（＋６％）ＲＳＩは３４％（－８％）１０月３日のＯＳＣ３８％、終値８７４７円から切り返しに転じる。
◆ＴＯＰＩＸ：７３７（＋２）ＯＳＣ４６％（＋５％）ＲＳＩは３７％（－８％）１０月３日のＯＳＣ４１％、終値７２７ポイントから切り返しに転じる。　
◆マザーズ指数：３５０（＋７）ＯＳＣ５８％（＋７％）ＲＳＩは６０％（＋８％）９月７日のＯＳＣ３９％、終値３３０ポイントからの切り返し軌道に再度乗り上昇中。

◆騰落レシオ（２５日間）
　東証１部：９２．６１％（＋６．０２％）－１０月５日現在。
　マザーズ：９５．４４％（＋６．５９％）－１０月５日現在。

日銀の政策決定会合では追加緩和策の発表はなく、それを期待していた市場はマイナスに転じましたが、まさかの２回連続の緩和策までは期待していた向きは少なかったようです。テクニカルには、昨日から主力株は上昇軌道に乗っておりましたので、その流れの中から落ちたところを、先物が主導する形で切り返したようです。

騰落レシオは、いずれも６％以上の急上昇。ＲＳＩは逆に主力市場は大幅ダウン。
マザーズ市場への資金流入が目立ちました。主力株は今晩の雇用統計待ちで大きな持ち高は取れなかったようですね。

【以下は８日の海外市況】

◆ドル・円：７８．６５円（＋１７銭）ＯＳＣ５７％（＋１％）ＲＳＩは４９％（－３％）９月２７日のＯＳＣ３６％、終値７７．６円から円安方向へと転換中－５日現在。
◆ユーロ・ドル：１．３０３ドル（＋０．００２ドル）ＯＳＣ５４％（＋－０％）ＲＳＩ４３％（＋３％）９月２８日のＯＳＣ４５％、終値１．２８６ドルからユーロ高に転換中－５日現在。
◆ＵＳドルインデックス：７９．５４（＋０．２）２００ＭＡ（８０．７）をを目指して反発中から調整気味。－８日現在。
◆１０年債利回り：１．７５％（＋０．０５％）５０ＭＡ（１．６９）を突破し急伸。－５日現在。
◆米３ヶ月国債：０．１１％（＋０．０１％）対１０年債スプレッド：１．６４％（＋０．０４）３％切ると要注意。－５日現在
◆ＮＹダウ：１３５８４ドル（－２７ドル）ＯＳＣ５１％（－１％）ＲＳＩは５２％（－３％）９月２６日のＯＳＣ４１％、終値１３４１４ドルから切り返し中。
◆ナスダック：３１１２ドル（－２４ドル）ＯＳＣ４０％（－９％）、ＲＳＩは３６％（－４％）９月２０日のＯＳＣ７１％、終値３１７６ドルから下落中。
◆ＤＡＸ指数：７２９１（－１０７）ＯＳＣ４７％（－５％）ＲＳＩは４６％（－４％）、９月２４日のＯＳＣ６９％、終値７４１３から下落中。
◆上海総合：２０７４（－１２）ＯＳＣ５５％（＋３％）ＲＳＩは４２％（＋１％）９月２１日のＯＳＣ３２％、終値２０２７から切り返し中。
◆ＶＩＸ指数：１５．１１（＋０．７８）５０ＭＡ（１５．５９）の上値抵抗線に再度接近中。
◆ＣＲＢ指数：３０８（－２）５０ＭＡ（３０７）が下値抵抗線か？－５日現在。
◆ＷＴＩ原油先物：８９．７５ドル（－０.２３ドル）５０ＭＡ（９３．６８ドル）を割り込んで、その下で振幅中。
◆ＮＹ金：１７７８ドル（－７ドル）５０ＭＡ（１６９５ドル）に向かって緩やかな下落から反発しての高値圏に浮遊中。
◆セミコンダクターインデックス：３７９（－４）５０ＭＡ（３９４）の下で揉み合い中。
◆シカゴＣＭＥ（円建て）：８９０５円（＋３５円）－５日現在。

注目の９月の雇用統計は、失業率が０．３％改善して７．８％となり、これは２００９年１月以来の低い水準。これは、労働人口が４．１８万人増加する一方、失業者は４５．６万人減ったことによります。いわばポジティブな改善。雇用者数はほぼ事前予想通りの？１１万４千人。
これで株式も最初は反応するも、この高値圏での利益確定売り優勢となりナスダックなどマイナス圏に。
しかし、ＤＡＸも切り返し気配であり、今のところ大きく下げる要因はなし。

徐々に長短スプレッドも拡がっておりますので、大きく株価が崩れることはないものと思われます。

----８日の海外市況コメント----

株は大きくは下げておりませんが、引き続きリスクオンの流れから落ちております。久しぶりの中国上海市場も下落。ＤＡＸは大きく調整。