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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

反動安に怯えて伸びず

2008-07-17 11:24:25 | 株に出会う
今日はもっと大幅に上がると思っていた方が多かったのではないでしょうか。

特に、寄り付きの日経先物は期待に反して、シカゴCME価格の13005円を一度も奪還できず、寄り付きと同じ価格で前場を終了しております。

先日は、下がると皆さんが思っていたところに意外高でした。

このように、市場の期待とは反対の動きをするのが相場ということを肝に銘じておきたいところです。

ところが、銘柄によっては、1412木村化工機のように寄り付きで買って正解の場合と、2371カカクコムのように5K上げてからは、前日比マイナスになるケースが混在するから、普通の神経ではどうしても攪乱されてしまいます。

これはその日の勢いの差と言えます。筆者の場合はそれをオシレーター値で確認しております。

当然ながら、木村化工機は昨日の34%を底にして、今日は41%と伸ばしております。カカクコムは、275Kで寄りついて高値の280Kまで行き着いた段階でも、前日と同値の30%でした。そして、これ以上無理と分かった段階で利確の動きが顕著となり、前場では27%と3%OSCを落としております。こうなると、後は昨日の安値の268Kを守れるかどうかの攻防になってきます。それを破られると、4997日本農薬のように、どこまで下げれば下げ止まるのかが見えなくなり、市場参加者の心理状態は悪化するばかりとなります。

こうした悪循環に陥った株に手を出しても、勝つことは非常に厳しくなります。

前場は、寄り付きからの反発が弱く、押され通しだった8113ユニ・チャームを、セオリー通りに前日安値の7090円で待ち伏せ、その後VWAPあたりまでの反発を限度と見ての+50円売りのトレードのみでした。

この株もその後7080円まで押されておりますので、カカクコムと同様な心理状態に参加者はなっております。押しがまだ昨日までの段階では足りなかった訳ですね。OSCも6%ダウンの32%ですので、明日以降に7100円からどこまで下げるのかを見極めての、その下げた値段でこっそりと拾っておく銘柄ということになります。

各市場は、改めて書くまでもなくOSCをかなり大きく上げております。上げすぎの感があります。

それに対して、国債先物は21銭落としておりますが、OSCはまだ46%(-1%)と踏ん張っております。そう大きな下落にはなっていないようです。

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