株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

NY市場概況(12.29.2023)

2023-12-30 08:02:05 | NY市場概況
12月29日(金)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 小反落していますが、売買判断指数値は26日に続いて切り上げ、38190ポイント(157ポイント高)にしております。この指数値は33000ポイントを起点としております。約5000ポイント高。実際の値動きの上昇幅は、3305ドルです。この差分は、窓を開けての上昇分の累積効果とも言えます。

売買判断指数がまた1.000に落ちております。年明けからは再度の切り返しの気配が濃厚。

2.Nasdaq
 少し大きめの下落で前日安値も上回れずに終了。OSCも5%安の53%に。異常値を示していたVR改が377%と大分下がってきました。30日壁突破サインは6日ぶりに消灯しましたが、12月20日が同じような状況でした。

この間の最低指数値が11月30日の14092ポイント。今日が15180ポイント。OSCは52%と53%です。来年、この52%を下回って行けば下落トレンド入りとなりそうです。基本のパターンは、OSCが過去29日間の最低値より切り上がりながら指数値は切り下げているパターンです。弓矢が大きく後ろに引かれているイメージをすれば分かりやすいかと思います。今は、
  12月29日 OSC53% 指数値 15180
  11月30日 OSC52% 指数値 14092
という関係です。この関係の場合、12月29日の指数値が14092ポイント以下であればあるほど、押し込まれての極致に達していることになります。

通常は、OSCは30%前後でのせめぎあいになりますが、今回は52%を巡る攻防という異例の状況ですね。OSCがとにかく高すぎるので、ここは50%割れからの指数値調整に入っていく公算が大とみます。

3.ドル・円
 ジリジリと円高が進んでいる状況。OSCも41%まで下落。2日連続売られすぎサインが点灯。売買判断指数は1.000に切り返してはいますが、14日MAX/MIN指数ともに切り下げ、いわゆる陰の極状態。

4.CME日経平均先物
 7時54分現在33265円で、日経平均の終値比+5円でほぼ同値。年明けは平穏に迎えられそうですが、そうは問屋が卸しません。NY市場の年明けの影響を受けます。確か2日から動いている筈。会社もそうですから。

後は、近くの神社にでも行って、普段は百円の人なら千円ぐらいのお賽銭を奮発して、一生懸命に願を掛ける以外に、筆者としてもお進めする手立てがありません。はい。。

5.VIX指数 12.45(-0.02)

6.SOX指数 4175(-33)

7.バルチック海運指数 2094(+7)

8.米10年債利回り 3.890%(+0.044%)

以上です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レーザーテック研究(12.... | トップ | 「互助送迎活動」(2023... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

NY市場概況」カテゴリの最新記事