久し振りの海外旅行で行ったベネルクス3国。やはり、EUの中でも裕福な部類に入る国々だけあって、町中にはホームレスの姿は全く見かけませんでした。そして、アムステルダムのマーケットも平日ながらも大変賑わっており、食の都、ブリュッセルでは、夕方ともなれば大勢の人々がテラスでの食事を楽しんでおりました。
3国の印象を一言でまとめれば、次のようになるかと思います。
☆オランダ
やたらと自転車が目につきました。しかも比較的高価な自転車のせいか、頑丈に施錠をしての駐輪です。それからトイレに入ると、中背の筆者(173センチ)でも、かかとを上げて用を足すほどの身長の高さ(平均190センチとガイドさんは言っておりましたが、まさか?)は印象的。それからアムステルダムの町中は大小270ほどの運河が流れており、その有様はやはりベニスに喩えられるとおりの風情でした。風車はどうってことないです。不可解なのは、今の時代にまだ「飾り窓」(政府公認の売春宿)があることです。チラリと見せて貰いましたが、写真は御法度ですので撮っておりません。
☆ベルギー
EUの本部があるこの国が世界で一番豊かかも知れません。中でもダイヤモンドの取引が世界一のアントワープと古都ブルージュは素晴らしい。食べ物のおいしさも随一。ビールの本場で銘柄は沢山ありますが、白ビールは奇をてらいすぎの味で、一度飲んで止めにしました。黒ビール系は絶妙な味でした。
☆ルクセンブルグ
事前の風景写真に魅せられ、この国(神奈川県ほどの広さ)が入っているツアーをわざわざ選んだほどでしたが、期待が大きかった分、ちょっと失望しました。わざわざ出かけるほどのことはないかと思います。
いくつかの写真をご紹介します。
これは、アントワープの大聖堂に掲げられている、ルーベンス作のキリストが磔刑にあった後に十字架から下される時の絵です。現物の力感あふれるタッチをお見せ出来ないのが少々残念。
日本の京都のようなベルギーの古都ブルージュ。昨年行ったストラスブールの美しさに勝るとも劣らない落ち着いた趣きの風景が、町中を流れる運河に沿って拡がっております。ここは予想以上でした。今回の旅で最も印象的な町。
ベルギーの首都、ブリュッセルにあるマルクト広場。当時、世界で一番美しい広場と言われただけのことはあります。テントのようなものが見えますが、これは翌日にブリュッセルマラソンが開催されるための準備のためのものです。
これが事前に魅せられたルクセンブルグの風景の1つ。確かに風景としては良いのですが、人々の生活の息吹のようなものがあまり感じられず、わざわざ見に行くほどのものではないと思いました。
これは、アムステルダムの教会の建物の中に作られた本屋さんです。あちらでも、若者の宗教離れは顕著らしく、このように教会自体がマーケットに変貌しております。
今回の旅で価値があったのは、何と言ってもアントワープ、ブリュッセル、そしてアムステルダムの美術館で見た絵画の数々でした。ブリューゲル、ルーベンス、レンブラント、そしてフェルメールなどの名画を目の当たりにすると、絵がわからない筆者でも何か惹かれるものがありました。
(参考:絵の分からない方向けの本?としては、今回の国々の絵は出てきませんが、作家の伊集院静が書いている、「美の旅人」(フランス編、スペイン編)がお勧めです。)
3国の印象を一言でまとめれば、次のようになるかと思います。
☆オランダ
やたらと自転車が目につきました。しかも比較的高価な自転車のせいか、頑丈に施錠をしての駐輪です。それからトイレに入ると、中背の筆者(173センチ)でも、かかとを上げて用を足すほどの身長の高さ(平均190センチとガイドさんは言っておりましたが、まさか?)は印象的。それからアムステルダムの町中は大小270ほどの運河が流れており、その有様はやはりベニスに喩えられるとおりの風情でした。風車はどうってことないです。不可解なのは、今の時代にまだ「飾り窓」(政府公認の売春宿)があることです。チラリと見せて貰いましたが、写真は御法度ですので撮っておりません。
☆ベルギー
EUの本部があるこの国が世界で一番豊かかも知れません。中でもダイヤモンドの取引が世界一のアントワープと古都ブルージュは素晴らしい。食べ物のおいしさも随一。ビールの本場で銘柄は沢山ありますが、白ビールは奇をてらいすぎの味で、一度飲んで止めにしました。黒ビール系は絶妙な味でした。
☆ルクセンブルグ
事前の風景写真に魅せられ、この国(神奈川県ほどの広さ)が入っているツアーをわざわざ選んだほどでしたが、期待が大きかった分、ちょっと失望しました。わざわざ出かけるほどのことはないかと思います。
いくつかの写真をご紹介します。
これは、アントワープの大聖堂に掲げられている、ルーベンス作のキリストが磔刑にあった後に十字架から下される時の絵です。現物の力感あふれるタッチをお見せ出来ないのが少々残念。
日本の京都のようなベルギーの古都ブルージュ。昨年行ったストラスブールの美しさに勝るとも劣らない落ち着いた趣きの風景が、町中を流れる運河に沿って拡がっております。ここは予想以上でした。今回の旅で最も印象的な町。
ベルギーの首都、ブリュッセルにあるマルクト広場。当時、世界で一番美しい広場と言われただけのことはあります。テントのようなものが見えますが、これは翌日にブリュッセルマラソンが開催されるための準備のためのものです。
これが事前に魅せられたルクセンブルグの風景の1つ。確かに風景としては良いのですが、人々の生活の息吹のようなものがあまり感じられず、わざわざ見に行くほどのものではないと思いました。
これは、アムステルダムの教会の建物の中に作られた本屋さんです。あちらでも、若者の宗教離れは顕著らしく、このように教会自体がマーケットに変貌しております。
今回の旅で価値があったのは、何と言ってもアントワープ、ブリュッセル、そしてアムステルダムの美術館で見た絵画の数々でした。ブリューゲル、ルーベンス、レンブラント、そしてフェルメールなどの名画を目の当たりにすると、絵がわからない筆者でも何か惹かれるものがありました。
(参考:絵の分からない方向けの本?としては、今回の国々の絵は出てきませんが、作家の伊集院静が書いている、「美の旅人」(フランス編、スペイン編)がお勧めです。)
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