まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

ガソリン国会と地球温暖化

2008年03月18日 | 政策秘書
 星陵会館で開催「ガソリン国会と地球温暖化―道路特定財源・環境税・排出権取引―」シンポジウム、パネリストは自民党・水野賢一衆議院議員、民主党・古川元久衆議院議員、共産党・吉井英勝衆議院議員、社民党・阿部知子衆議院議員。

 そして川田龍平参議院議員。先立って、京都大学大学院・諸富徹准教授が「国内排出権取引の制度設計の可能性」、「環境・持続社会」研究センター・足立治郎事務局長が「環境税の制度設計の可能性」をテーマに問題提起。

 司会は持続可能な発展日本評議会・後藤敏彦共同議長、5人の国会議員に対してどのように論点整理をして現状の政治的水準をいかに引き上げることができるか、腕の見せ所でした。二人のレベルの高い問題提起が出されているだけに期待高し。

 そこそこに問題点の整理はなされた感じがしますが、パワーの実現には至らなかった感じでせっかくの機会が「もったいない」という印象でした。川田議員の環境委員会での質疑を通しての省庁官僚の現状報告はうまく伝わったと思います。

 それにしても、この主催でもある足立治郎さんの「歯に衣着せぬ」批判精神を持つNGOの本来的あり方に関しての厳しいとも思える意見は、一方で政治家・官僚の政策決定場面での本来の役割を問う姿勢として好感が持てました。

 果たして国会はこの水準をどう越えていくのか。