まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

日本語教育センターの卒業式

2008年03月01日 | アジア諸国関連
 理事を務める日本語教育センターの卒業式が市民文化会館で開催され、私が保証人のバングラディッシュ人の学生も無事に卒業です。今年は、ライトを使っての卒業式の演出もあり、アジアの青年に思い出の1日になったと思います。

 祝辞の機会をいただき、中国のギャーザ問題に絡めて日本の食の「フード・マイレイジ」の高さと「もったいない」の言葉の贈りました。各国別の食糧と輸送距離をかけた数値(トン・キロメートル)ですが、日本が世界で一番です。

 農水省によると、一人当たり、日本は7093、韓国6637、フランス1738、アメリカ1051で、アメリカの7倍ですから、日本がいかに他国に食糧を依存しているかです。一方、宴席の残飯は23%、中学校学校給食でも19%の数値があります。

 卒業文集には日本の若い世代と変わらないテーマが選ばれています。東静岡駅跡地に静岡大学、県立大学、産業大学によるアジアの留学生を対象にした大学院大学の計画もあるとのこと、これからの日本語教育センターの役割も増大です。

 故石原康彦理事長のご遺族による「大きな橋奨学金」の授与と石原先生が好きだった「大きな橋」の合唱もあり盛り上がった卒業式でした。保証人を引き受けている彼も県内の大学に受験をしているとのこと、合格して欲しいものです。

もったない学会・会長の石井吉徳先生の講演

2008年03月01日 | 政策秘書
 川田龍平参議院議員呼びかけの「オイルピーク論と政治」をテーマに「もったない学会」の会長の石井吉徳先生の講演会は、環境に関心の深い市民、国会議員、秘書の方々含め40名を越える参加者のもと、熱気に包まれた勉強会となりました。
 
 石井先生は、国立環境研究所副所長も勤められ、故郷が富山県で地元の富山港線の路面電車復活にも関与されていたとのこと、講演の内容はとても学問的であり、尚且つ地域の具体的なテーマを包含するもので大きな感動をいただきました。

 自民党の国会議員含め政治家には何度も「オイルピーク論を話す機会があった、その度、目から鱗が落ちたとの感想を聞いてきたが、すぐに鱗が戻るようでその後何の連絡もない、中央からのトップダウンは限界がある、地域からだ」、と。

 参加者からは、超党派の「もったない議員連盟」を作ることは出来ないのかの声もありましたが、もう少し、状況把握に努めることになりました。こうした議論の最中、国会は緊迫。予算案など与党が強行採決。さあ、参議院が次の舞台です。