鳩山首相の沖縄訪問、県知事、県議会、名護市長、宜野湾市住民との対話のニュースで伝えられる「沖縄の方々にも負担をお願いしたい」という首相発言、予想はされていたとはいえ愕然とせざるを得ません。
鳩山首相の退陣という政治的混乱もありうる現状ですが、どうしたら普天間基地、沖縄からの基地撤去の筋道を描いていけるのか、重苦しい気持ちになります。決着のつかない5月が続きます。
改めて日米関係を見直す国民的世論をつくりあげていくというあたりまえの結論になりますが、政権交代したという事実と鳩山首相が「駐留無き安保」論の持ち主であるという現実の中でどう再構築できるのか。
ただ、鳩山首相が沖縄への負担の理由としてあげた「軍事的抑止論」にかわる東北アジアでの非核化と平和的共存関係を打ち立てる戦略が必要です。その意味で、台湾でのAPGNはその議論のチャンスでした。
私達自身の力不足を感じます。とにかく、5月決着はほぼ不可能な状況の中で、参議員選挙、沖縄県知事選挙が近づいてきます。ニュヨークではNPT国際会議が開催されています。政治的構想力が求められています。
鳩山首相の退陣という政治的混乱もありうる現状ですが、どうしたら普天間基地、沖縄からの基地撤去の筋道を描いていけるのか、重苦しい気持ちになります。決着のつかない5月が続きます。
改めて日米関係を見直す国民的世論をつくりあげていくというあたりまえの結論になりますが、政権交代したという事実と鳩山首相が「駐留無き安保」論の持ち主であるという現実の中でどう再構築できるのか。
ただ、鳩山首相が沖縄への負担の理由としてあげた「軍事的抑止論」にかわる東北アジアでの非核化と平和的共存関係を打ち立てる戦略が必要です。その意味で、台湾でのAPGNはその議論のチャンスでした。
私達自身の力不足を感じます。とにかく、5月決着はほぼ不可能な状況の中で、参議員選挙、沖縄県知事選挙が近づいてきます。ニュヨークではNPT国際会議が開催されています。政治的構想力が求められています。