まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

普天間・日米共同声明への「深い失望と若干の希望」

2010年05月28日 | ニュース・関心事
今日は、普天間基地移設をめぐって民主党連立政権が緊迫感伴いながら大きく揺り動いた1日となりました。「沖縄を裏切れない」と閣議への署名を拒否した社民党党首の福島みずほ少子化担当大臣。

21:00からの記者会見で沖縄への負担継続と福島大臣罷免にお詫びをし続けた鳩山首相。この構図は何なんだろうか。本来なら双方で独自の政治主張を明確にして参議員選挙を闘うと宣言すべきところです。

つまり、民主党としては畑山首相の退陣、日米合意、閣議決定内容のご破算、政権の建て直しで参議院選挙に臨む。社民党は、福島党首に代わる大臣派遣して民主党連立合意の再確認、という事だろうと思います。

報道ステーションで寺島実郎さんは「深い失望と若干の希望」とのコメント。「深い失望」とは、日米合意が基地や地位協定について本質的議論もなされず、逆に実務者側の封じ込め意図をもとに結ばれている点。

「若干の希望」とは、皮肉を含め鳩山首相の「少なくとも県外、そして国外」発言が、日本国内への米軍基地の分散化論など日本の主体的安全保障とは何かについて本土での国民的議論を生み出す素地を作った点。

このコメントから考えなければならない事は、連立政権が「県外、国外」を実現出来なかった最大の理由は何であるのか、そして、この参議院選挙でどの政党、どの候補者を選べば沖縄の基地はなくなるのか。

後味のよくない政治戦が続きます。

月明かりの中、蛙の声響く水田風景

2010年05月28日 | ニュース・関心事
天候不順が続きますが、東京からの帰り道、月明かりの中の水田風景に見とれていました。蛙の鳴き声がげろげろと響き渡り子どもの頃の記憶が蘇ってきます。この田んぼに今、足を踏み入れられるだろうか。

水の張られた田んぼの一面、月光に反射して夜とは思えないその景色になんともいえない風情を感じてしまうのは年齢のなせる業でしょうか。写真を撮ればよかったと今、後悔しています。夢幻のようです。

この自然の中のひとときに幸せを感じてしまっている自分はどこに向かって走り続ければいいのだろうか。青春時代のように湧き上がってきてしまう自己エネルギーをややもてあましている自分がいます。

人は時とともに自分の果たす役割を自己覚醒するものだと言い聞かせながらも、全力疾走したい、ただ、走り続けたい、そんな我がままな自分が見えてしまう、しかし、これも、年齢のなせる業かも、です。

そして、再度問いかけてる自分、今、田んぼに入って田植えが出来るのだろうか。あのぬるっとした泥の中に足を踏みいれてその感触を楽しむ、いや、入れたとたんに出たくなるかも知れない、そんな自分、かもです。