今日は、普天間基地移設をめぐって民主党連立政権が緊迫感伴いながら大きく揺り動いた1日となりました。「沖縄を裏切れない」と閣議への署名を拒否した社民党党首の福島みずほ少子化担当大臣。
21:00からの記者会見で沖縄への負担継続と福島大臣罷免にお詫びをし続けた鳩山首相。この構図は何なんだろうか。本来なら双方で独自の政治主張を明確にして参議員選挙を闘うと宣言すべきところです。
つまり、民主党としては畑山首相の退陣、日米合意、閣議決定内容のご破算、政権の建て直しで参議院選挙に臨む。社民党は、福島党首に代わる大臣派遣して民主党連立合意の再確認、という事だろうと思います。
報道ステーションで寺島実郎さんは「深い失望と若干の希望」とのコメント。「深い失望」とは、日米合意が基地や地位協定について本質的議論もなされず、逆に実務者側の封じ込め意図をもとに結ばれている点。
「若干の希望」とは、皮肉を含め鳩山首相の「少なくとも県外、そして国外」発言が、日本国内への米軍基地の分散化論など日本の主体的安全保障とは何かについて本土での国民的議論を生み出す素地を作った点。
このコメントから考えなければならない事は、連立政権が「県外、国外」を実現出来なかった最大の理由は何であるのか、そして、この参議院選挙でどの政党、どの候補者を選べば沖縄の基地はなくなるのか。
後味のよくない政治戦が続きます。
21:00からの記者会見で沖縄への負担継続と福島大臣罷免にお詫びをし続けた鳩山首相。この構図は何なんだろうか。本来なら双方で独自の政治主張を明確にして参議員選挙を闘うと宣言すべきところです。
つまり、民主党としては畑山首相の退陣、日米合意、閣議決定内容のご破算、政権の建て直しで参議院選挙に臨む。社民党は、福島党首に代わる大臣派遣して民主党連立合意の再確認、という事だろうと思います。
報道ステーションで寺島実郎さんは「深い失望と若干の希望」とのコメント。「深い失望」とは、日米合意が基地や地位協定について本質的議論もなされず、逆に実務者側の封じ込め意図をもとに結ばれている点。
「若干の希望」とは、皮肉を含め鳩山首相の「少なくとも県外、そして国外」発言が、日本国内への米軍基地の分散化論など日本の主体的安全保障とは何かについて本土での国民的議論を生み出す素地を作った点。
このコメントから考えなければならない事は、連立政権が「県外、国外」を実現出来なかった最大の理由は何であるのか、そして、この参議院選挙でどの政党、どの候補者を選べば沖縄の基地はなくなるのか。
後味のよくない政治戦が続きます。