菅新内閣誕生というドラスティックな展開の中で「参議院選挙、投票行動を読むー静岡市の投票行動を手がかりに」前山亮吉県立大学准教授の講演会が開催されました。1ヶ月前に企画した時の政治環境から大変化。
政権後退後の民主党の評価を考える時、90年代の非自民連立政権の登場とその破綻の歴史から何を学ぶべきか、その連動性を考えて、失望感増大している、今の民主党との付き合い方を考える必要がある。
05年の小選挙区選挙で衆議院選挙で03年衆議院選挙より690万人、2009年の衆議院選挙で05年衆議院選挙より390万人と投票者総数が増えているが、こうした新しい有権者が選挙結果に影響を与えている。
05年小泉郵政選挙と09年民主党政権交代選挙は裏返しの現象で固定的政党支持者と弱い支持者が「郵政民営化」「政権交代」というインパクトの強い争点で、自民党、民主党に揺れ動いている。
投票行動分析として衆議院選挙(03・05・09年)、参議院選挙(01・04・07・09年)、知事選挙(05・09年)、市長選挙(07年)、県議会議員選挙(03・07年)、市議会議員選挙(05・09年)データのポイントは何か。
静岡市では自民党支持者の8万台固定票があり、それが維持されれば反撃のチャンスがある。旧静岡市の投票行動は割りと独自性があり、旧清水市の投票行動は旧い構造をもつが、しかし、それも変化しつつある。
有権者行動の現象的分析に基づく解説は、初めてこうした講演会に参加した人たちにとっては「とても面白かった」との評価でした。政策選択による投票行動という原理的立場の方からはやや批判的意見。
ただ、前山さんからは、きちんとした政策的判断をしないインパクトの強い政党選択は(今回はみんなの党)、特に若い世代のこうした投票行動に、古い投票行動をきちんと伝えなければならない、の指摘。
この参議院選挙、来年の県議会議員選挙、市長選挙にどのように臨むべきか考えている私にとっては、国政選挙、地方選挙の両方がデータとして分析されていることに私は大きな刺激をいただきました。感謝!
政権後退後の民主党の評価を考える時、90年代の非自民連立政権の登場とその破綻の歴史から何を学ぶべきか、その連動性を考えて、失望感増大している、今の民主党との付き合い方を考える必要がある。
05年の小選挙区選挙で衆議院選挙で03年衆議院選挙より690万人、2009年の衆議院選挙で05年衆議院選挙より390万人と投票者総数が増えているが、こうした新しい有権者が選挙結果に影響を与えている。
05年小泉郵政選挙と09年民主党政権交代選挙は裏返しの現象で固定的政党支持者と弱い支持者が「郵政民営化」「政権交代」というインパクトの強い争点で、自民党、民主党に揺れ動いている。
投票行動分析として衆議院選挙(03・05・09年)、参議院選挙(01・04・07・09年)、知事選挙(05・09年)、市長選挙(07年)、県議会議員選挙(03・07年)、市議会議員選挙(05・09年)データのポイントは何か。
静岡市では自民党支持者の8万台固定票があり、それが維持されれば反撃のチャンスがある。旧静岡市の投票行動は割りと独自性があり、旧清水市の投票行動は旧い構造をもつが、しかし、それも変化しつつある。
有権者行動の現象的分析に基づく解説は、初めてこうした講演会に参加した人たちにとっては「とても面白かった」との評価でした。政策選択による投票行動という原理的立場の方からはやや批判的意見。
ただ、前山さんからは、きちんとした政策的判断をしないインパクトの強い政党選択は(今回はみんなの党)、特に若い世代のこうした投票行動に、古い投票行動をきちんと伝えなければならない、の指摘。
この参議院選挙、来年の県議会議員選挙、市長選挙にどのように臨むべきか考えている私にとっては、国政選挙、地方選挙の両方がデータとして分析されていることに私は大きな刺激をいただきました。感謝!