第2回目の会合で進行は前回の会合で出された質問に病院側がひとつひとつ回答していくと云う形で進み、その後に質疑や意見交換がなされ、第3回目11月4日に経営形態に関する議論がなされることになりました。
途中、いらだった島本病院長が現場の状況をぶちまけシーンとする場面もあったり、議会の中での議論はまた違ったやり取りがいくつもあり、傍聴した側としては興味深く聞くことができました。
論点は、病院側から示された課題解決する為に何故経営形態を変更しなければならないのか、そこが見えないと云う委員質問を端に始まった不採算の解消と安心の医療サービスの提供の関係についてでした。
静岡病院は、赤字補填として5億2000万、救急など負担金が15億4000万、清水病院は、赤字補填として9億6000万、救急など負担金が12億2200万、税金で賄われています。全国各地の公立病院の現状は多様です。
先日、厚生委員会視察した大垣市民病院は、赤字補填も救急など負担金がなくても黒字、公立みつぎ病院は負担金など収入しているがそれを除いても黒字、でした。何故、不採算が生じるのか、議論になりました。
病院事務局長は、市長部局からは「不採算でもいいから質のいい医療サービスの提供をしてほしい」と言われている、だから病院形態の転換は医師を確保する為に病院サイドが独自判断できるシステムが必要だ。
負担金は、救急、伝染病など民間の病院ではにないきれない分野について税を投入してもいいと云う公営企業法の決めごとの分野。赤字補填は、本来なら診療報酬で賄わなければならないはず、だが。
ここで、民間の病院でできて公立病院でできない理由は何か、が議論の対象となります。公立だから赤字でも構わない、という議論は20年前ならなりたちましたが、現在ではその点も、何故、が問われます。
共立蒲原病院では、そのことが問題となり、危機意識を問われ独立法人化の運営形態が提案されています。この共立蒲原病院と市立病院の共通性と違いをどのように認識して議論をするか、ということになります。
赤字補填は、医療の専門化、分化がすすみ一つの病気の対処にももうひとり医師を確保するということも求められる、これはある意味、赤字補填でなく高度医療という負担金の性格を帯びたもの、と事務局長。
ここが次回、病院側から資料として提出されます。大いなる注目点です。ただ、傍聴者が少ないのが残念でした。マスコミ記者と私一人という実態でした。市民参加の病院経営議論が求められます。
途中、いらだった島本病院長が現場の状況をぶちまけシーンとする場面もあったり、議会の中での議論はまた違ったやり取りがいくつもあり、傍聴した側としては興味深く聞くことができました。
論点は、病院側から示された課題解決する為に何故経営形態を変更しなければならないのか、そこが見えないと云う委員質問を端に始まった不採算の解消と安心の医療サービスの提供の関係についてでした。
静岡病院は、赤字補填として5億2000万、救急など負担金が15億4000万、清水病院は、赤字補填として9億6000万、救急など負担金が12億2200万、税金で賄われています。全国各地の公立病院の現状は多様です。
先日、厚生委員会視察した大垣市民病院は、赤字補填も救急など負担金がなくても黒字、公立みつぎ病院は負担金など収入しているがそれを除いても黒字、でした。何故、不採算が生じるのか、議論になりました。
病院事務局長は、市長部局からは「不採算でもいいから質のいい医療サービスの提供をしてほしい」と言われている、だから病院形態の転換は医師を確保する為に病院サイドが独自判断できるシステムが必要だ。
負担金は、救急、伝染病など民間の病院ではにないきれない分野について税を投入してもいいと云う公営企業法の決めごとの分野。赤字補填は、本来なら診療報酬で賄わなければならないはず、だが。
ここで、民間の病院でできて公立病院でできない理由は何か、が議論の対象となります。公立だから赤字でも構わない、という議論は20年前ならなりたちましたが、現在ではその点も、何故、が問われます。
共立蒲原病院では、そのことが問題となり、危機意識を問われ独立法人化の運営形態が提案されています。この共立蒲原病院と市立病院の共通性と違いをどのように認識して議論をするか、ということになります。
赤字補填は、医療の専門化、分化がすすみ一つの病気の対処にももうひとり医師を確保するということも求められる、これはある意味、赤字補填でなく高度医療という負担金の性格を帯びたもの、と事務局長。
ここが次回、病院側から資料として提出されます。大いなる注目点です。ただ、傍聴者が少ないのが残念でした。マスコミ記者と私一人という実態でした。市民参加の病院経営議論が求められます。