7月に提出された共立蒲原病院の経営形態に関する有識者会議の答申は民間型の独立法人化。一方で静岡市の静岡・清水病院の経営形態に関しては公営企業法の一部適用から全部適用への転換を軸に検討会開始。
蒲原病院の検討会の答申は、民間病院だったらこの経営内容はこうなる、を基本認識にして展開されておりきわめて刺激的内容です。私自身は独立法人化より全部適用で十分に展開できるのではが基本的立場。
損益計算書を売上高、売上原価、粗利益、販管費(人件費、物件費)、営業利益に区分けし、売上が52億から40億に減少し粗利益は33億から25億。販管費を差引と赤字が10億から11億。補助金で決算上は黒字。
補助金は、8億600万から15億円。この現状をどうするか、問いかけています。ただ、補助金には2種類あり、救急や高度医療など法律で繰り出しを認められている補助金とこれまでの累積赤字への補助金。
なぜこれほどもまでに赤字は続いているかといえば、一番の理由は、2006年からの新研修医制度により次々に診療科医師が大学に戻り、05年40人の医師は、現在20人。この問題抜きに民間並みでいいかのかどうか。
しかし、立ち直るためには嘆くだけではどうにもなりません。黒字化への道が存在するとして、10年後に黒字化は可能と幾つかの提言を打ち出しています。こうした中での決算審議、組合議会の開催です。
議会の側のチェック能力が求められています。
蒲原病院の検討会の答申は、民間病院だったらこの経営内容はこうなる、を基本認識にして展開されておりきわめて刺激的内容です。私自身は独立法人化より全部適用で十分に展開できるのではが基本的立場。
損益計算書を売上高、売上原価、粗利益、販管費(人件費、物件費)、営業利益に区分けし、売上が52億から40億に減少し粗利益は33億から25億。販管費を差引と赤字が10億から11億。補助金で決算上は黒字。
補助金は、8億600万から15億円。この現状をどうするか、問いかけています。ただ、補助金には2種類あり、救急や高度医療など法律で繰り出しを認められている補助金とこれまでの累積赤字への補助金。
なぜこれほどもまでに赤字は続いているかといえば、一番の理由は、2006年からの新研修医制度により次々に診療科医師が大学に戻り、05年40人の医師は、現在20人。この問題抜きに民間並みでいいかのかどうか。
しかし、立ち直るためには嘆くだけではどうにもなりません。黒字化への道が存在するとして、10年後に黒字化は可能と幾つかの提言を打ち出しています。こうした中での決算審議、組合議会の開催です。
議会の側のチェック能力が求められています。