まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

戦争シュミレーションを示して「集団的自衛権」の必要性を国民に問うという安倍首相の異常さ

2014年05月09日 | ニュース・関心事


戦争シュミレーションを具体的に国民に示して集団的自衛権の必要性を訴えるという無茶苦茶な安倍首相。政治手法として如何に間違っているか。そして、それをもって解釈改憲、それこそ、まさに憲法違反。

個別的自衛権の範囲で十分に議論が出来る具体例をとりあげてとにもかくにも海外で軍事行動を起こすことを国是に変えたいと。その法的根拠が砂川裁判・最高裁判決にあるとして高村正彦自民党副総裁。

当時の砂川訴訟弁護団が批判の記者会見。高村氏「負けた弁護団でしょ」と。私達は、集団的自衛権とは何か、立憲主義とは何か、平和主義とは何か、法理に基づく基本的知識を持たなければならない。

我が静岡には砂川闘争原告の一人、土屋源太郎氏が健在だ!

5月7日自治体議員立憲ネットワーク設立相談会での山内敏弘氏(一橋大学名誉教授)の講演

2014年05月09日 | ニュース・関心事


山内氏は、集団的自衛権を必要という考え方を持つ立憲主義者の方々とも手を組むべきとは考えるが、「憲法の明文改正によるならば、集団的自衛権を認めてよいのかとといえば、集団的自衛権の運用実態に照らせばそれも認めるべきではないかと思われる。そのことを自治体議員立憲ネットワークとしても、堅持されることを要望したい」。

立憲主義それ自身に平和主義が含まれている、とのことで「それでは、何故、この時期に立憲主義を声高に叫ばなければならないのか」を質問しました。「憲法論として立憲主義は実は戦後当初あまりに強調されなかった理由は、国民主権に対する過大な評価があった。国民主権は立憲主義の必要条件ではあるが十分条件ではない。基本的人権も前提条件」。

立憲主義と平和主義か、平和主義と立憲主義か、問えば立憲主義が先に来るべきもの、と。あらためて立憲主義とは何か、を学ぶことが出来ました。※呼び掛け趣意書は、いくつか修正もあり明日にアップします。