まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

自民党単独県知事候補に、ようやく「相乗り」路線からの転換か、民主党静岡県連

2009年05月08日 | ニュース・関心事
民主党は、国政で「政権交代」を訴えながら静岡県知事選挙においては自民党との「相乗り」という「自殺行為」を「国と地方は違う」という「言い訳」で県民を納得させることが出来る考えていたのだろうか。

昨日の同じ時刻に開催されていた自民党と民主党の県知事候補者選びは、どちらが「相乗り」つぶしをやったのか、報道を見る限りでは不透明極まりない推移です。結果としては「相乗り」は頓挫、歓迎です。

自民党県議の中での「坂本県知事候補」の不人気ぶりは「知る人ぞ知る」ところです。しかし、どさくさで「坂本知事候補」は既得権を得て出発。一方で民主党は「自主投票」海野候補支持の道もありました。

最終的にどのような選択になるかはまだ不鮮明ですが、いくつかの情報を総合すると、ようやく民主党は「独自候補」の動きに踏み出したようです。やっと、役者がそろって舞台が始まる気配です。

有権者が、この事態からこれからの静岡県の動向をどのように判断していくのか。静岡県、静岡・浜松2政令市時代の行政構造の転換の中での県知事選挙です。2年後の静岡市長選挙を見据えての準備が必要です。

泉田新潟県知事、柏崎刈羽原発7号機の再開を容認

2009年05月07日 | ニュース・関心事
新潟県議会全員協議会で、泉田知事は「予想しうる最大級の地震を想定した対策が取られている」として柏崎刈羽原発7号機の稼動を容認しました。中越沖地震で活断層の存在を隠していた東京電力。

政府・電力会社の再開の動きに、ある意味、ストップをかけていた新潟県知事、そして柏崎市長。最高裁に持ち込まれた住民訴訟の中で中越沖地震が審査対象にならなかったことで予測はされた事態ですが残念!

浜岡訴訟に大きな影響をもたらしてしまうことは間違いありませんが、明日の東京高裁で審議打ち切りなどという訴訟指揮がとられるのか、心配です。水素濃度上昇で4号炉が1時ストップしています。

こうした中、柏崎刈羽原発の緊張感を肌で感じることを通して浜岡訴訟や運動への違った視点を得たいと柏崎市議会、新潟県議会への視察を計画しています。それにしても静岡県知事選挙の行方が気になります。

NPT国際会合での長崎・広島市長の提案

2009年05月06日 | ニュース・関心事
アメリカ・オバマ大統領のチェコでの「核兵器を人類最初に使用した国の道義的責任」と「核廃絶に向けた国際会議の提案」が世界の核廃絶に向けた大きなうねりを作り出そうとしています。

先ほどのニュースによると国連において、長崎・田上市長、広島・秋葉市長はオバマ発言の歓迎と来年の国際会議を長崎で開催しようとの提案をしたとのことです。是非とも実現してほしいと思います。

「核の傘」による日本の安全保障議論は、核廃絶のアメリカの安全保障戦略の転換にどのような議論が展開できていくのか、マスコミにおいても連載や特集が組まれ始めました。

世界での唯一の被爆国・日本がその場面でどのようなリーダーシップを発揮することはできるのか、自治体外交を進めている長崎・広島市長に連携して考えていかなければと思います。


憲法記念日に江戸城址を歩く

2009年05月03日 | ニュース・関心事
憲法記念日、休養をどう過ごそうか迷いながら、新緑の江戸城址を見に行こうと新幹線に乗り込みました。毎日新聞と日本経済新聞の立場異にする憲法社説を読みながら目的地に思いをはせました。

はじめて見た江戸城址、とにかく広い、緑がいっぱい、そして、外国人、アジア人観光客の多いことに驚きました。といっても、バッキンガム宮殿もそんなものかもしれないと平静さを装いながら散策。

石垣一つとっても駿府城とは規模の違いがあり、遠くに見える国会議事堂、駿府城址・公園から見える県庁や静岡市庁舎、不思議な感じの見え方でした。大不況の中、憲法論議はどちらかといえば棚上げ状態。

政治世界の江戸城攻めと駿府城攻め、一体どう展開していくのか。知事選挙に東部地域の19首長の方々が坂本由紀子参議院議員擁立の署名嘆願活動を始めたとのことです。民主党の動きは一向に見えず、です。

海野とおるさんの活動だけが私達に伝わっています。そんな中、5月31日の空港、ダム、高架、原発の4テーマを軸に住民集会が計画されています。複雑な展開にどう対処していくのか、沈思熟考が続きます。


※※写真は、江戸城大手門

「既往症あれば症状重く 「タミフル特効薬でない」WHO委員」毎日新聞夕刊

2009年05月02日 | ニュース・関心事
5月2日毎日新聞夕刊・ジュネーブ発澤田克己特派員による記事が報道されています。「WHO緊急委員会委員を務める、国立感染症研究所の田代真人インフルエンザウイルス研究センター長は1日、ジュネーブで記者会見」と。

「新型インフルエンザでも、普通のインフルエンザと同様に既往症(糖尿病やHIV感染者)を持つ患者の症状が重い傾向があることを明らかにした。新型インフルエンザが最初に流行したメキシコでは、20代や30代の死亡が多いと報告されていたが、実際には通常と同じような健康被害の広がり方だったということになる」。

「インフルエンザ治療薬・タミフルの有効性も米疾病対策センター(CDC)で確認されたというが、「高熱の期間を1日くらい短くする薬。特効薬ではない」とくぎをさした」。というものですが、どう考えたらいいのでしょうか。

こうした情報も報道される現実をバランスよく理解しながら、政府や国連の新型インフルエンザ対策を冷静に分析・批判していく必要があることをこのニュースは教えていると思います。

※写真は、地元町内会公民館の花壇。とてもきれいです。

過剰なまでの新型インフルエンザ報道

2009年05月01日 | ニュース・関心事
フェーズ4から5は、グローバルスタンダードからするとこれまでの鳥インフルエンザ危機管理マニュアルの実施を着実にやっていく以外にありません。しかし、その対策は、そもそもは強毒性ウイルスが前提です。

しかし、実態は弱毒性。しかも、季節は梅雨に向かう高温多湿の日本、本当に大流行に至るのかどうか、はなはだ疑問です。マスコミは、どこまでで騒ぎまくるのか、もう少し冷静な判断材料の提供に努めてほしいと思います。

※写真は、メーデーでうたうシンガーソングライターの宮沢チームのむかいよしみつ君