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まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

続く「放射能汚染廃棄物」を受け入れるかどうかの論争

2011年12月08日 | ニュース・関心事
放射性物質で汚染された災害廃棄物を受け入れるかどうかをめぐってはいくつかの争点があります。ひとつは、放射性廃棄物を焼却処理するかどうか。二つ目は自区内処理原則を災害時にも維持するかどうか。

そして、三つ目に焼却施設のバグフィルターは99,99%とセシウムなど完全除去するかどうか。一つ目と二つ目は、岩手県から静岡県に放射能汚染廃棄物を持ってくるという時には、ある意味、無視を前提にしています。

これも受け入れ反対の大きな根拠となっています。ただ、受け入れる前に既に静岡市の日常的廃棄物の焼却後の放射性濃度が岩手県と同等レベルと予測される時、現在の焼却をどうする、かを問題にしなければなりません。

そうしますと、静岡市の廃棄物の焼却前の組成別放射能汚染レベルを先ず測定することが必要になります。総括質問では、環境局は静岡市の現在の廃棄物の組成別濃度測定の必要性があることを認める答弁をしています。

そして、三つ目ですがここはかなりの論争点になります。というのも焼却施設の放射性物質に関する規制がなく原子力発電所の基準を使っているからです。福島県での焼却場での検出は大半が不検出か超微量という結果です。

問題は原発施設の基準を使いながら測定方法がきわめてずさんということです。原発での測定は、1分50ℓ×168時間(ほぼ1週間)分析時の計測時間4000秒、焼却場は、1分24ℓ3時間38分、分析時の計測時間1000秒です。

不検出になる理由に測定方法が厳密でないということが上げられます。ここはきちんとした実証実験と排ガス規制、排煙装置の高度化が求められます。原発54基の周りにはかなりの数のモニタリングポストが配備されています。

焼却場のまわりにはありません。原発の規制値を使ってやるということは、ある意味で全国2000の焼却場が原発施設と同等な排ガスを出し続けているということになります。この点は、環境省と批判派は真っ向対決しています。

※※震災ガレキ問題を追っかけている井部正之さんの資料
http://www5b.biglobe.ne.jp/~renge/nbun-2011-10.pdf

※※環境省第9回専門家会議における資料(6)
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/09-mat_2.pdf

岩手県の放射能濃度と静岡市の比較

2011年12月06日 | ニュース・関心事
放射能がれき問題での市長答弁を昨日ご紹介しましたが、読んだ方から岩手県のレベルは静岡市より高いのでは、とのご意見をいただきました。

ご意見に対しては、質問はほかの項目もあり、2日の総括質問での放射能レベルに関してのやり取りについて、紹介する形でお返事しました。

※※

山田町と大槌町の理論値は確かに静岡市より高いです。実測値がないので受け入れの山田町と大槌町のがれきとの比較はできませんが、東京都が受け入れている宮古市の例でいくと焼却後の実測値と理論値では相当な開きがあります。ここから類推すると、山田町と大槌町の焼却灰と静岡市を比較すると同程度の濃度になります。

焼却場の放射性物質の排出基準はなく、原子力発電所の排出基準を採用。環境省が開催する第3回専門家会議で国立環境研究所・大迫正浩氏の主導で、京都大学高岡昌輝准教授の2年前の論文を根拠にして、バグフィルターでセシムは99,99%除去できると結論。

800度から900度の焼却場でセシウムは気体となるが200度c以下のバグフィルター入口で塩化セシウムの固体となり吸収されると云うもの。『廃棄物と生活』11月号 大迫正浩氏論文。四日市大学の河田昌東氏は、気体のセシウムと固体のセシウムの割合がどれくらいか不明であり、実測でなく過去の文献で結論付けているが排出濃度の測定をやる必要がある。

※静岡市の受け入れ可能量 1年間 2万9000t その1%290t
受け入れた場合の岩手県の放射能汚染廃棄物(環境省 2011年10月11日資料)がれきは焼却後3%に減容その分濃縮。290kgの灰総量8,7t、濃縮理論値(ストーカー炉の場合)は以下の通り。
山田町 がれき平均46ベクレル/kg  焼却後 濃縮 1524ベクレル/kg
大槌町 がれき平均80ベクレル/kg  焼却後 濃縮 2673ベクレル/kg

※3月11日以降、測定を始めた7月~10月の沼上最終処分場への静岡市の放射能汚染濃度実測値と焼却灰埋立量。

沼上清掃工場   飛灰 平均213ベクレル/kg 2056t 
沼上溶融飛灰      平均293ベクレル/kg  205t 
西ヶ谷清掃工場  飛灰 平均238ベクレル/kg 1066t

※ ただ、何箇所かで焼却後の実測値がある。宮古市では、
がれき平均69ベクレル/kg 濃縮理論値は2,281ベクレル/kg(ストーカー炉) 1144ベクレル/kg(流動床式)。
宮古清掃センター(流動床式)での実測値2回分が紹介されている。
 7月21日  主灰 40ベクレル/kg  飛灰 240ベクレル/kg
 9月14日 主灰 10ベクレル/kg 飛灰 133ベクレル/kg



12月2日総括質問 田辺市長がれき問題答弁 危機管理統括監住民投票問題答弁

2011年12月05日 | ニュース・関心事
1、瓦礫問題

まつや 11月10日県内市町長会で川勝知事から岩手県山田町、大槌町の放射性物質で汚染された災害廃棄物600トンの受け入れ要請がなされ、市町長会として共同声明をだしました。そうした中、11月17日牧之原市西原市長は市議会全員協議会で焼却灰の県外持ち出しの現状を踏まえ受け入れをしないことを表明、隣の焼津市では焼却灰受け入れ先の秋田県小坂町の拒否表明と事態が流動化し始めています。田辺市長は、共同声明策定にどのようなスタンスで臨み、現段階で受け入れに対しては対してどのように考えておられるのか、伺います。

田辺市長 私たち静岡市民もいつ何どき大地震に見舞われるかわかりません。困った時はお互い様はこの信条は日本人の美徳であると考えています。災害廃棄物の処理は復旧・復興の大前提と目下考えられており速やか処理していかなければなりません。

その点に鑑みて国民として協力できることは協力していきたい、それが私の基本的な考えであります。 ただし、 受け入れに当たっては十分な安全性の確保が不可欠であります。 今回の災害廃棄物の受け入れはあくまで岩手県山田町、大槌町のものであり、その放射性セシウム濃度は低く、10月に国が示した「災害廃棄物の広域処理の推進について」において 岩手県の災害廃棄物は安全性を確保しうるレベルとされています。が、まだ、その情報が安心感を持って、市民に国民に十分に周知されているとは言い難い現状だと認識しています。

先日あるテレビでベビーカーを引いた若いお母さんがたが、がれき処理の問題でマイクを向けられて、こう答えておりました。私は被災地の皆さんの困難を考えると頭の中では支援してあげたいけど、この子たちのことを思うと複雑な気持ちだ、これが今の国民の素直な気持ちの代弁ではないかと拝察しております。こうしたことから両町の災害廃棄物の受け入れについては11月10日に本市で開催された市長会、町村会の合同会議で安全性の課題と懸念の解消についてについて国や県に対して役割に応じたきめ細かな対応をすべきだと強く要請したところです。

そのうえで市民に対して、一つめとして安全であることが確実に保証されていること 二つ目として安全だと云うことを市民の方々に納得していいただくこと これを大前提にして県内全首長で足並みそろえて今後対応して行きたいと考えております。

2、住民投票問題

まつや 使用済み核燃料対策及び来年12月防潮堤整備後の浜岡原発再稼働に、住民投票による審判について市長はどう考えるか。

危機管理統括監 再稼動の可否についての判断は、第一義的には国・県、協定を結んでいる原発所在市及び隣接市が判断することとなっており、しかしながら、少なからず影響を受ける本市といたしましても使用済み核燃料対策など新たな課題の対策が示された時点で、再稼動について市民意識調査等を実施し、その意見を参考に本市としての意見の判断を示していきたいと考えております。


城北学区防災訓練、171(いない)災害時伝言ダイヤル訓練やってみました!

2011年12月04日 | ニュース・関心事
県内各地で繰り広げられた東海地震想定の防災訓練。小中高生のボランティアが300人くらい参加していたんでしょうか、一般参加含め800名くらい。トリアージ、土嚢づくり、消火器訓練、貯水タンク稼動、災害ビデオなど多数。

田辺市長と県危機管理監来賓参加だけでなく中部電力や静岡ガス、NTTの皆さんも組織参加。171(いないと覚える)災害時伝言ダイヤルの実際の電話かけをやらせてもらいましたが、参加者にとって人気のある訓練でした。

とにかく天候に恵まれ、多くの住民の方々が日なたボっこがやっているような気分で楽しそうでした。トリアージの責任者が北安東4丁目の日赤の女性職員の方でかなりトレーニング積んでいる感じで力強く感じました。

とにかく、東日本大震災、大津波、福島原発震災の収束のメドもたっていない中での防災訓練、主催者側の試行錯誤の訓練内容ですが、より実践的にやるスタイルを目指して毎年、新しい模索をいかないといけません。

今日は訓練のあと、体調も回復しつつありましたので久し振りに駿府公園までマラソンしました。腰の痛みや風邪とブランクが長かっただけに体に状態を聞きながらのんびりペースでやりました。すがすがしい気分でした。

12月2日総括質問 一番大事なところをyoutubeでアップしていただきました。

2011年12月04日 | ニュース・関心事
壷阪道也さんが下記のアップをしてくださいました。


再稼動の際は「静岡市民の意識調査」で靜岡市は判断_靜岡市議会答弁 1分7秒
http://www.youtube.com/watch?v=5Wbo3WDgEI0
がれき受入は靜岡市民が「安全だと納得」が条件_靜岡市長2011年12月2日  4分3秒
http://www.youtube.com/watch?v=OPgSEgp6eKQ


総括質問 12月2日 yutyubeで見ることができます!

2011年12月02日 | ニュース・関心事
壷阪道也さん
gomizeromirai2 yutube
で検索してください。

1-4まつや清靜岡市議会質問2011年12月2日 12分44秒
http://www.youtube.com/watch?v=jIjZNARjmDE
2-4まつや清靜岡市議会質問2011年12月2日 14分43秒
http://www.youtube.com/watch?v=jYjiHjraNDA
3-4まつや清靜岡市議会質問2011年12月2日 15分02秒
http://www.youtube.com/watch?v=ufGpP6HCkY0
4-4まつや清靜岡市議会質問2011年12月2日 6分49秒
http://www.youtube.com/watch?v=wDPwRZ10PmY


これは、中から分割したものですので、不要かも・・・

がれき受入は靜岡市民が「安全だと納得」が条件_靜岡市長2011年12月2日  4分3秒
http://www.youtube.com/watch?v=OPgSEgp6eKQ


総括質問 「来年12月浜岡原発再開時に住民投票が必要では」「市民意識調査を行いたい」と危機管理統括監

2011年12月02日 | ニュース・関心事
傍聴にお出かけう下さいました皆さん、そして、インターネットで見に来てくれた皆さん、ありがとうございます。今日の質問はかなり技術的な側面の質疑となり、傍聴された方々に分かりずらい部分もあったかもしれません。質問をした側としてはかなり踏み込んだ答弁があったと受け止めています。

一つは、放射能汚染災害廃棄物について、大地震の後故に支援をしたい、がしかし、十分な安全性の確保が前提であり、市民の安心感が大切とベビーカーを引いた若いお母さんの声を紹介し、現段階では受けいれると云いがたいし、全市町が足並みをそろえて臨んでいきたいと田辺市長の答弁。

もう一つは、50キロ圏内ヨウ素剤備蓄区域に編入される可能性が高くなっている現在、専門官の人材育成、確保を含め検討する。そして、来年12月の防潮堤完成時、使用済み核燃料対策も含め、住民投票による審判が必要ではないかの質問に対して「住民意識調査を行いたい」との危機管理統括監の答弁。

放射能汚染廃棄物問題では、京都大学高岡昌輝准教授の2年前の論文を活用した「焼却場のバグフィルターでセシウム99,99%吸収」を主張する国立環境研究所の大迫正浩氏の『生活と環境』11月号の論文が論点になります。実測値のなく、過去論文を根拠に飛灰の中は塩化セシウム固体としている点。

資料等、必要な方はご連絡ください。

※※ 質問原稿 答弁やり取りで原稿のようには進展はしていませんが大体この流れです。

2011年11月議会 総括質問 
≪1回目≫田辺市長に
「1」 総括質問1、放射能汚染災害廃棄物について
1、  11月10日県内市町長会で川勝知事から岩手県山田町、大槌町の放射性物質で汚染された災害廃棄物600トンの受け入れ要請がなされ、市町長会として共同声明をだしました。そうした中、11月17日牧之原市西原市長は市議会全員協議会で焼却灰の県外持ち出しの現状を踏まえ受け入れをしないことを表明、隣の焼津市では焼却灰受け入れ先の秋田県小坂町の拒否表明と事態が流動化し始めています。田辺市長は、共同声明策定にどのようなスタンスで臨み、現段階で受け入れに対しては対してどのように考えておられるのか、伺います。
「2」 総括質問2、七間町上下水道局庁舎計画に関係して
1、 田辺市長は、都市局不在の中8月1日経営会議にて、七間町オリオンザ跡地10億円の土地購入を決定しました。市長マニュフェストに基づく総合計画の変更を「まちみがき戦略推進室」の立ち上げ、経営管理局の総務局・企画局分離というていねいな推進体制を整えている経過からすれば、「急ぐ土地購入」は新市長への何かしらの圧力か、との疑念も生まれています。市民グループからこの決定過程が自治基本条例・市民参画条例の精神に反するとして市民自治推進審議会開催要望が出されましたが、この市民の動き、そして二つの条例に対する基本認識を伺います。


≪2回目≫ 中項目1、災害対策物の受け入れについて
「1」 安全性について
「市長答弁-安全性の確認を前提に全市町足並みそろえて」
1、 焼却めぐる安全性
① 埋立焼却灰8000ベクレル/kg基準について、新潟県泉田知事は、原子炉規制法関係で廃棄物基準を定めたクリアランス法100ベクレル/㎏の80倍という基準に疑問姿勢を示していますが、静岡市はどのように受け止めているのか。
② 環境省は、京大高岡昌輝准教授の東日本大震災前の2009年、2年前の焼却所でのばいじん除去実験をもとにした国立環境研究所の大沢正浩氏の「焼却後セシウムのバグフィルターの吸収率は99,99%」説を採用しています。沼上、西ヶ谷、中島下水場のバグフィルター入り口の温度はどれくらいか、そして完全に除去できるのか。
③ 群馬県伊勢崎市の最終処分場での焼却灰溶出によるセシウム濃度限度の超過の事実や山梨県の環境整備センターで最終処分場遮水シートーの破損による漏水事故が起きています。静岡市は、清掃工場の排水、最終処分場の放流水及び周辺地下水放射能濃度調査は、実施されているのか。
2、 安全性に関する静岡市の現状について3点。
① 静岡市の年間受け入れ可能量2万9千tの根拠は何か。
② 本年7月から10月に埋め立てられた焼却灰、下水道焼却灰のセシウム濃度の平均と総量は、どの程度か。
③ 受け入れる山田町、大槌町の600トンの放射能濃度はどの程度か。うち静岡市で処分することになる290トンの焼却灰の総量とセシウム濃度はどの程度見込まれるか。

「2」 国・県の責任 
1、 廃棄物は本来自区内処理原則です。災害時に広域処理ができることになるわけですが、災害廃棄物の中にアスベストやPCBが混入する恐れがあるが、どのような対策をとるのか。受け入れに関する法的根拠は何になるのか。
2、 焼却施設で最終処分場を持っていない牧之原市、焼津市など18焼却施設は事実上受け入れ不可能な状態です。処分場を持つ9自治体、特に最大受け入れ自治体となる静岡市への受け入れ圧力の高まりが懸念されるがどう認識されるか。知事の「最終処分場は国が確保」発言はどう受け止めるか。

「3」 住民感情
1、 住民の問い合わせが多いと聞くがその内容と対処は。

≪2回目≫ 中項目2、原発事故対策
「1」 原子力防災において防災対策区域EPZの枠組みが変わり、浜岡原発から50kの静岡市もヨウ素配布地域PPA区域に編入され当事者になります。
1、 この転換にどのような協議を始めているのか。
2、 ヨウ素剤備蓄の検討はどうなっているのか。
3、 原子力防災地域に入ったことについて中部電力との安全協定、防潮堤建設への関与、使用済み核燃料対策への要請などをどう考えていくのか。
4、 厚生労働省の食品への放射性物質基準の改定、昨日もマスコミ報道されましたが、学校、保育園、幼稚園でどんな協議を始めているか。


≪3回目≫中項目1 災害対策物受け入れについて
「1」 安全性について
「環境省の言い分そのまま受けでいいのでしょうか」
1、 焼却めぐる安全性について
① 山形県では4000ベクレル/㎏の独自基準、愛知県は全国一律基準への疑問等公開質問状を提出しています。仮に受け入れるとしたら静岡市の現在の検出値超えない、焼却灰は返却、受け入れ総量規制など独自基準を設定する考えあるのか、伺う。勿論、受け入れないも選択です。
② バグフィルターや焼却炉は山田町など廃棄物を受け入れなくても放射性物質で汚染されていますがメインテナンスは、どのようしていくつもりか。
③ セシウムのバグフィルター吸収について四日市大学河田昌東先生は、大迫氏、環境省に、気化したセシウムと塩化セシウムの割合、原発排ガス基準が焼却場に援用、過去論文による推定で実測がないなど、問題があり正確な排ガス調査が必要と指摘しています。排ガスの測定、拡散の長期的な検査体制についてどう考えるか。
2、 静岡市の現状
① 静岡市の廃棄物のセシウムだけでも最終処分場に3400t、下水焼却灰330t埋立てされていますが、長期にわたる管理体制、耐震性についてどのように考えるか、法律的枠組みないことをどのように考えるか。
② 宮古市の1回だけの焼却実験では静岡市の飛灰、主灰の方がセシウム濃度は高いが静岡市の廃棄物焼却前の組成別放射能濃度調査をやる必要性をどう考えるか。
「2」 国・県の責任 
1、 広域処理にかかる莫大といわれる費用はどれくらいか、また、その費用は「がれきより福島の子供たちの避難に使うべきでは」との指摘もあるが、どのように受け止めるか。
2、 受け入れるにしてもしないにしても、現在の静岡市の放射能汚染評価委員会の設置や焼却にかわるセシウム処理技術の開発について国に要請する考えはないのか。
「3」 住民感情
1、 「行政だけで決めないでほしい」の市民の声に対してパブコメ含め市民合意の手続きはどうしていくつもりか。

≪3回目≫中項目2、原発事故対策
「1」 PPA区域編入など枠組み転換
答弁、まだこれから、という印象です。
1) 焼津市では原子力防災に関する専門知識を持つ人材確保から始めようとしているが静岡市はそうした考えはないのか。
2) 清掃工場及び上下水道施設における放射性物質の測定はいま、委託ですが、どのような種類があり、何社で、経費の総額はどの程度か。 放射能測定器について、今後購入又は消費者庁の測定器貸与を受ける予定はあるか。
3) 使用済み核燃料対策及び来年12月防潮堤整備後の浜岡原発再稼働に、住民投票による審判について市長はどう考えるか。


≪2回目≫中項目1、水道局庁舎建設計画と市民参画条例
「1」 意思決定過程 1、11月16日市民自治推進審議会で委員から、この問題の時系列に基づく意思決定過程の資料を要求されました。特に経営懇話会で第1回18億円、第2回38億円、第3回44億円と変遷する水道局の意思決定過程は極めて不透明といえます。決定機関、参加者、議事録を時系列で明らかにしていただきたい。
「2」 市民自治推進審議会の勧告権
1、自治基本条例に基づく行政運営の実態のチェック機能に期待して市民グループは市民自治推進会議の開催を求めましたが勧告権はないとの指摘に強い失望感を持ちました。市民自治推進会議は市民参画条例18条で意見提言権が規定されているが、これは勧告権ではないのか。
≪2回目≫中項目2、参加型予算編成
「1」 参加型予算編成に対する認識
国では概算要求段階でこれまでの事業仕分けと異なる政策仕分けを導入しました。自治基本条例第11条であらゆる段階での市民参加を規定しているが参加型予算編成についてどのように考えるか、導入する考えはあるのか。
≪3回目≫中項目1、水道局庁舎建設計画と市民参画条例
「1」 経営懇話会で市民意見の聴取は実施したから問題ないと強弁していますが市民自治の原点を忘れた運営です。建設経費の額、建設地の変更は極めて市政運営に大きな影響を持ちます。何故、パブコメを取らなかったのか、伺います。
「2」 経営企画部長は市民参画条例第10条第2,4号に該当し複数の市民の意見聴取が望ましいと述べたが、条例では実施機関の判断とされており市民自治推進会議の役割が機能しないことになります。条例改正の検討が必要ではないか。
≪3回目≫中項目2、参加型予算編成
「1」 予算編成過程途中の事業名の公開と事業提案者として市長、市民 職員 議員など情報公開する考えはないのか。

明日13:00頃 放射能汚染災害廃棄物受け入れ、原発事故対策について 総括質問

2011年12月01日 | ニュース・関心事
皆さんへ
傍聴に来てください!
インターネットでも傍聴できます!
静岡市議会を検索してください!

※※質問項目

2011年11月議会 総括質問 
≪1回目≫田辺市長に
「1」 総括質問1、放射能汚染災害廃棄物受け入れについて

≪2回目≫ 中項目1、災害対策物の受け入れについて
「1」 安全性について
1、 焼却めぐる安全性
2、 静岡市の現状
「2」 国・県の責任 
「3」 住民感情

≪2回目≫ 中項目2、原発事故対策
「1」 原子力防災において防災対策区域EPZの枠組みが変わり、静岡市もヨウ素配布地域PPA区域に編入されることについて

≪3回目≫中項目1 災害対策物受け入れについて
「1」 安全性について
1、 焼却めぐる安全性について
2、 静岡市の現状
「2」 国・県の責任 
「3」 住民感情

≪3回目≫中項目2、原発事故対策
「1」 PPA区域編入など枠組み転換