イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2021年05月04日 | 2021釣り
場所:加太沖
条件:小潮 7:43干潮
潮流:7:19 下り1.3ノット最強 11:10転流
釣果:マアジ 6匹

次の休みは5日だと思っていたら今日が休みだった。昨日の夕方に気がついてとりあえず釣りに行こうと決めた。今回は迷わず加太だ。昨日のSNSのメンバーたちはマアジをたくさん釣っていたので今日は朝一サビキでアジを狙って潮流が最強になる頃に高仕掛けで真鯛を狙ってみようと考えた。

終始下り潮なのでこれも迷わず大和堆ポイントと決めた。
しかし、ポイントに到着してみるとあまりにも寂しい。船は1艘だけだ。



しかし、そこは自分の勘を信じて仕掛けを降ろす。今日の仕掛けは、この冬そこそこ実績を作ったプロトタイプのサビキ仕掛けの前に作ったプロトタイプのプロトタイプだ。この仕掛けは3号の糸を使っているのでアジだけ狙うのならこっちの方がいいだろうという判断だ。鉤もビニールの長さもかなり小さくしている。

仕掛けを降ろして間もなくアタリ。小さいがマアジだ。とりあえず仕掛けはこれでも大丈夫だ。少しホッとする。しかし、今日は小潮で潮流も遅いはずなのだがなぜだか速い。じっとっしているとあっという間に仕掛けが斜めを向く。今日は釣りをしている間はずっとギアを前進に入れていなければならない状態であった。それもこの潮、上っているのか下っているのかそれとも風で流されているのかさっぱりわからない。仕掛けが流れていく方向にとりあえずは舳先を向けるというだけだ。それが悪かったのかその後はアタリが続かない。
そうしているうちにコイヅキに船団ができはじめていた。ここで粘るか、まだ潮は速いがコイヅキに移動するか・・・。このサイズのアジなら無理して粘っても仕方がないと考えて移動を決断。

コイヅキへ向かう途中、変なところに数隻の船が集まっていた。僕が知る限りでは、もう少し東の辺りではいつも船団ができているが、こんな場所ではあまり釣りをしている船を見たことがない。僕の船は運転中は魚探を見ることができないのだが一瞬覗いた視線に反応が出ていた。釣れるかどうかはわからないが試しにここで仕掛けを降ろしてみるとアタリがあった。船はすぐに流れるので同じ場所を行ったり来たりしながら4匹を釣り上げた。一番大きいアジを釣ったときは間違いなく2匹付いていたのだが途中で1匹外れてしまった。これはもったいない・・。

ここでもアタリは長続きせず今度こそコイヅキへ。



ポイントに到着したものの、今日のコイヅキは濁っている。海面を見てみるとスラッジがどっさり流れているのだ。しかし船がかなり集まっているところを考えるときっと釣れるのだろうけれども立て続けに仕掛けを2本根掛かりで失ってしまってはここで釣りを続ける意味はなくなった。朝に釣れた場所に戻ることを決断。
そっち方面に向かうと、朝の場所から少し離れた第2大和堆ポイントに船団ができている。



僕もそこに向かう。2、3回流してアタリがなければ撤退だ。
そしてやっぱりアタリがない。さて撤退だと仕掛けを回収していると魚探に反応が出てきた。ダメ元で仕掛けを降ろすとうまくアタリを捉えて40センチ余りのマアジをゲット。おまけにしてはうれしい魚だ。
これで本当に午前9時半に撤退。
なんとも素早い終了になってしまった。

朝一はそれなりに少し寒気があったけれども、港に戻る頃にはかなり気温も高くなってきていた。養翠園の木々の中からはなんとセミの声が聞こえている。もう春も終わってしまったのかもしれない。


コメント
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