場所:水軒沖
条件:小潮 9:17満潮
釣果:サバ10匹 マルアジ4匹
今日の釣行記は前日の夜から始まる。以前のブログにも書いたが、今年はクワガタムシを獲りに行く計画がある。それを昨夜実行してきたのだ。僕が知っているポイント2か所、叔父さんが知っているポイント1か所を見て回ったがまったく獲物がなかった。一番確実視をしていたポイントにはカマドウマトムカデしかいなかったのだ。
レイチェル・カーソンではないが、この確実ポイントの地面にはまったく下草が生えていなかった。直近で刈り取った形跡もなく、これは除草剤か何かを撒いているのかもしれない。そういったことが原因ならここにはもう目当ての虫はやってきてくれないのだろう。ほかに知っている場所もなく僕の虫ライフもこれで終わりだ。
僕の父親は虫取りも大好きで、爺さんが虫取りをするための大義名分を得るために近所で誰かもらってくれる人はいないかと探していたというほどだ。
僕もそれに倣ってやっと久々に叔父さんの甥っ子(僕とは血縁関係がない)の孫がクワガタが欲しいというので大義名分を得たのだが、しかし、肝心のクワガタが欲しい本人が参加していないのだ。もし、僕たちが獲ってきていたとしてどういう説明をして孫に手渡してあげるのだろうとこっちが心配してしまった。だから神様が僕たちに恵みを与えてくれなかったのだろうなんて思ったりしたのだが、やっぱり原因は除草剤だろう。
こんなことになるのなら父親が持っていたポイントの場所を生前に聞き出しておくべきだった。仏壇の前で問うてみても答えてはくれないのだ・・。
そして2時間半の睡眠後、チョクリ釣りへ。
本当は今日は大きい方の船に乗ってはいけないのだが、こっそり乗ってしまった。だから僕が釣りに行ったということはこのブログを読んでいる人だけしか知らないのである。
そして、その理由を解消するために早く帰宅をしなければならないので勝負が早くてあまりたくさんの船に遭遇しないチョクリ釣りという選択肢になるのである。
今日も夜明け前に出船したのだが、なぜだか雷が鳴っている。
今日は天気がいいと思っていたので最初は何の音だろうと訝しんでいると北東と南西方向の空が時々光っている。
これは困った。万にひとつも船に雷が落ちるなどということはないだろうが、以前、雷の鳴っている日、持っているカーボンロッドがビリビリしたことがある。今日は特に海上でトラブルを起こすといつもよりもやっかいなことになるのでなんだか嫌な感じなのだが、まあ、行けるところまで行ってみようと雷が光る方向に舵を切る。
そんなに遠いところまで行かずともマルアジなら釣れるだろうと水深40メートル付近からスタート。この時点では魚探の反応はまったくない。
そしてそのとおりで全くアタリもない。今日は釣れなくても無事に帰港できればいいという考えなのだがやっぱりボウズは嫌だ。沖の方には1艘チョクリ釣りらしい船が浮かんでいるので意を決して沖に向かう。水深は約50メートル。結局、初島の沖ノ島が真南に見えるところまで来てしまった。タイトルは「水軒沖釣行」としているが、初島沖でもいいのじゃないかという感じだ。
ここでもアタリがない。そうこうしているうちに昨夜の睡眠不足のせいか、眠気が襲ってくるボ~っとしながら、午前6時半で今日は終わりだなんて考えていると舳先の置き竿が真っ直ぐになっている。魚探には何の反応もないので、また、スナップが開いて仕掛けを落としてしまったかと思ってリールを巻いているとサバが掛かっていた。あれまあ、釣れちゃった・・。
それでも今日は大して期待もできまいと生け簀の樋を開けずにバケツの中に取り込んで絞めてからすぐにクーラーボックスに入れてしまった。
ブログにはボウズと書かずに済んだと思っていたら今度は手持ちの竿にアタリ。これもフロックだろうとまたバケツの中に取り込んで絞める。
僕が竿を曲げているのを見たからなのか最初に見た船が近づいてきた。お互いに大して釣れていないようだ。
そんなことを数回繰り返していると魚の数もそこそこ増えてきた。
手持ちの竿の仕掛けは4匹掛ったサバに縺れさせられてしまいそれを解いている間も置き竿にアタリがある。なんだ、結局けっこうアタリがあるじゃないかと思ったが、午前中に片付ける用事があるので1時間延長の午前7時半に終了。
港に戻り叔父さんの家に魚を持って行ってまだ青いトマトを2個もらって帰った。V6の長野博が青いトマトを使ったサルサベルデというソースをテレビで紹介していたのでそれを作ってマルアジをソテーしたものに添えてやろうと思ったのだ。
これにはミントと青唐辛子も使うのだが、ミントは自宅に植えてあるし、青唐辛子は叔父さんの畑に山ほど実っている。
全部ミキサーにかけてペースト状にするのだが、出来上がったソースはただのヒリ辛くて青臭い青汁にしかならなかった。配合が悪いのか、いくら何でもトマトが未熟すぎたかどちらにしてもこれは食えない。
仕方がないので赤いトマトとバジルとシソを合えて赤いソースを作り直した。これは普通に美味しい。あんまり突飛なことは考えるなということだろう。
午前中にしなければならなかった用事というのはこの前受けた船の検査の検査証を引き取りに行くという用事だった。
また海南市まで出向いて引き取り。
検査済みとしてステッカーをもらうのだが、これは未だに元号を使っている。どうもピンとこない。今年は令和何年だっただろうか・・。かつて右翼の大物が牛耳っていた組織が検査の代行をしているとはいえ、いい加減に西暦に変えればいいと思うのだが・・・。
事務所の近くには海南nobinos(ノビノス)という施設がある。市民図書館なのだがなんとも格好いい施設だ。
図書館としての使い勝手という部分ではどうだかと思うが適当に本を読みながらくつろぐにはいい施設のような気がする。そして、雑誌が充実しているのにも驚く。普通に本屋に売っている雑誌がいっぱい置かれていた。
文化の保管場所としてはこんな雑誌群までは必要ないのではないかと思うのだが読む方にとってはありがたい。BE-PALなんて何年ぶりに読んだだろうか。最近、この雑誌はやたらと付録が付いていて紐でくくられてしまっているので立ち読みができないのだ。
サラーリーマン転覆隊と野田知佑、シェルパ斎藤の連載がいまだに続いていたのには驚いた。野田知佑はまだ存命のようだ。よかった・・・。
家からはかなり遠くて海南市民でもないが、また来てみたいと思った。
チョクリで使っている竿が壊れた。中古で買った古いインターラインの竿なのだが、10年くらいは使っているだろうか、中栓が折れてしまったのだ。この竿、チョクリ釣りには最適の竿なので何とかしたいところだが、前にも1回折れてエポキシボンドでくっ付けてしのいでいたが2回目ともなるとさすがに同じ方法ではダメだろう。部品があればいいのだろうが、「オリムピック」というよほど釣り歴が長い人でないと知らないメーカー製だ。メーカー自体が消滅しているのだから部品があるわけはない・・。
修理しようにもどうしたものかと思うのだが、樹脂自体も相当劣化しているようなのでとりあえず原型を壊したくないと思いネジの部分だけ補強をすべく加工用に買っていた延べ竿に通して接着しておいた。
あとはノープラン。少しの期間、無い知恵を絞ってみたいと思う。
中古というのは壊れた時が大変だ。以前に買ったノートパソコンもキーボードを打っても文字を表示しなくなってしまった。
「4」、「5」の列が下の方までまったく反応がしない。
多分、部分的に基盤が壊れてしまったのだろう。今は取り替えたデスクトップパソコンのために買ってきた中古のキーボードを使って文字を入力しているが、これではノートパソコンの意味がない・・・。
どちらも小さな部品の不調で全体がダメになってしまっているというなんとももったいない状態なので何とかしたいとは思っているのだが・・・。
知恵と技術があればな・・・。と悔しい思いをしているのである・・・。
条件:小潮 9:17満潮
釣果:サバ10匹 マルアジ4匹
今日の釣行記は前日の夜から始まる。以前のブログにも書いたが、今年はクワガタムシを獲りに行く計画がある。それを昨夜実行してきたのだ。僕が知っているポイント2か所、叔父さんが知っているポイント1か所を見て回ったがまったく獲物がなかった。一番確実視をしていたポイントにはカマドウマトムカデしかいなかったのだ。
レイチェル・カーソンではないが、この確実ポイントの地面にはまったく下草が生えていなかった。直近で刈り取った形跡もなく、これは除草剤か何かを撒いているのかもしれない。そういったことが原因ならここにはもう目当ての虫はやってきてくれないのだろう。ほかに知っている場所もなく僕の虫ライフもこれで終わりだ。
僕の父親は虫取りも大好きで、爺さんが虫取りをするための大義名分を得るために近所で誰かもらってくれる人はいないかと探していたというほどだ。
僕もそれに倣ってやっと久々に叔父さんの甥っ子(僕とは血縁関係がない)の孫がクワガタが欲しいというので大義名分を得たのだが、しかし、肝心のクワガタが欲しい本人が参加していないのだ。もし、僕たちが獲ってきていたとしてどういう説明をして孫に手渡してあげるのだろうとこっちが心配してしまった。だから神様が僕たちに恵みを与えてくれなかったのだろうなんて思ったりしたのだが、やっぱり原因は除草剤だろう。
こんなことになるのなら父親が持っていたポイントの場所を生前に聞き出しておくべきだった。仏壇の前で問うてみても答えてはくれないのだ・・。
そして2時間半の睡眠後、チョクリ釣りへ。
本当は今日は大きい方の船に乗ってはいけないのだが、こっそり乗ってしまった。だから僕が釣りに行ったということはこのブログを読んでいる人だけしか知らないのである。
そして、その理由を解消するために早く帰宅をしなければならないので勝負が早くてあまりたくさんの船に遭遇しないチョクリ釣りという選択肢になるのである。
今日も夜明け前に出船したのだが、なぜだか雷が鳴っている。
今日は天気がいいと思っていたので最初は何の音だろうと訝しんでいると北東と南西方向の空が時々光っている。
これは困った。万にひとつも船に雷が落ちるなどということはないだろうが、以前、雷の鳴っている日、持っているカーボンロッドがビリビリしたことがある。今日は特に海上でトラブルを起こすといつもよりもやっかいなことになるのでなんだか嫌な感じなのだが、まあ、行けるところまで行ってみようと雷が光る方向に舵を切る。
そんなに遠いところまで行かずともマルアジなら釣れるだろうと水深40メートル付近からスタート。この時点では魚探の反応はまったくない。
そしてそのとおりで全くアタリもない。今日は釣れなくても無事に帰港できればいいという考えなのだがやっぱりボウズは嫌だ。沖の方には1艘チョクリ釣りらしい船が浮かんでいるので意を決して沖に向かう。水深は約50メートル。結局、初島の沖ノ島が真南に見えるところまで来てしまった。タイトルは「水軒沖釣行」としているが、初島沖でもいいのじゃないかという感じだ。
ここでもアタリがない。そうこうしているうちに昨夜の睡眠不足のせいか、眠気が襲ってくるボ~っとしながら、午前6時半で今日は終わりだなんて考えていると舳先の置き竿が真っ直ぐになっている。魚探には何の反応もないので、また、スナップが開いて仕掛けを落としてしまったかと思ってリールを巻いているとサバが掛かっていた。あれまあ、釣れちゃった・・。
それでも今日は大して期待もできまいと生け簀の樋を開けずにバケツの中に取り込んで絞めてからすぐにクーラーボックスに入れてしまった。
ブログにはボウズと書かずに済んだと思っていたら今度は手持ちの竿にアタリ。これもフロックだろうとまたバケツの中に取り込んで絞める。
僕が竿を曲げているのを見たからなのか最初に見た船が近づいてきた。お互いに大して釣れていないようだ。
そんなことを数回繰り返していると魚の数もそこそこ増えてきた。
手持ちの竿の仕掛けは4匹掛ったサバに縺れさせられてしまいそれを解いている間も置き竿にアタリがある。なんだ、結局けっこうアタリがあるじゃないかと思ったが、午前中に片付ける用事があるので1時間延長の午前7時半に終了。
港に戻り叔父さんの家に魚を持って行ってまだ青いトマトを2個もらって帰った。V6の長野博が青いトマトを使ったサルサベルデというソースをテレビで紹介していたのでそれを作ってマルアジをソテーしたものに添えてやろうと思ったのだ。
これにはミントと青唐辛子も使うのだが、ミントは自宅に植えてあるし、青唐辛子は叔父さんの畑に山ほど実っている。
全部ミキサーにかけてペースト状にするのだが、出来上がったソースはただのヒリ辛くて青臭い青汁にしかならなかった。配合が悪いのか、いくら何でもトマトが未熟すぎたかどちらにしてもこれは食えない。
仕方がないので赤いトマトとバジルとシソを合えて赤いソースを作り直した。これは普通に美味しい。あんまり突飛なことは考えるなということだろう。
午前中にしなければならなかった用事というのはこの前受けた船の検査の検査証を引き取りに行くという用事だった。
また海南市まで出向いて引き取り。
検査済みとしてステッカーをもらうのだが、これは未だに元号を使っている。どうもピンとこない。今年は令和何年だっただろうか・・。かつて右翼の大物が牛耳っていた組織が検査の代行をしているとはいえ、いい加減に西暦に変えればいいと思うのだが・・・。
事務所の近くには海南nobinos(ノビノス)という施設がある。市民図書館なのだがなんとも格好いい施設だ。
図書館としての使い勝手という部分ではどうだかと思うが適当に本を読みながらくつろぐにはいい施設のような気がする。そして、雑誌が充実しているのにも驚く。普通に本屋に売っている雑誌がいっぱい置かれていた。
文化の保管場所としてはこんな雑誌群までは必要ないのではないかと思うのだが読む方にとってはありがたい。BE-PALなんて何年ぶりに読んだだろうか。最近、この雑誌はやたらと付録が付いていて紐でくくられてしまっているので立ち読みができないのだ。
サラーリーマン転覆隊と野田知佑、シェルパ斎藤の連載がいまだに続いていたのには驚いた。野田知佑はまだ存命のようだ。よかった・・・。
家からはかなり遠くて海南市民でもないが、また来てみたいと思った。
チョクリで使っている竿が壊れた。中古で買った古いインターラインの竿なのだが、10年くらいは使っているだろうか、中栓が折れてしまったのだ。この竿、チョクリ釣りには最適の竿なので何とかしたいところだが、前にも1回折れてエポキシボンドでくっ付けてしのいでいたが2回目ともなるとさすがに同じ方法ではダメだろう。部品があればいいのだろうが、「オリムピック」というよほど釣り歴が長い人でないと知らないメーカー製だ。メーカー自体が消滅しているのだから部品があるわけはない・・。
修理しようにもどうしたものかと思うのだが、樹脂自体も相当劣化しているようなのでとりあえず原型を壊したくないと思いネジの部分だけ補強をすべく加工用に買っていた延べ竿に通して接着しておいた。
あとはノープラン。少しの期間、無い知恵を絞ってみたいと思う。
中古というのは壊れた時が大変だ。以前に買ったノートパソコンもキーボードを打っても文字を表示しなくなってしまった。
「4」、「5」の列が下の方までまったく反応がしない。
多分、部分的に基盤が壊れてしまったのだろう。今は取り替えたデスクトップパソコンのために買ってきた中古のキーボードを使って文字を入力しているが、これではノートパソコンの意味がない・・・。
どちらも小さな部品の不調で全体がダメになってしまっているというなんとももったいない状態なので何とかしたいとは思っているのだが・・・。
知恵と技術があればな・・・。と悔しい思いをしているのである・・・。