ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

庭仕事と虫歯

2011年04月27日 | お家狂想曲
去年は、あじさい泥棒に遭って気が滅入ってしまい、庭を荒れ放題のままにしていた。
今年こそはなんとかしようと思い、いろいろと案を練っていた。
後ろの庭の住人(住獣)達が、まさかここまではやって来るまいと、野菜を少し、隣の庭との区切りにフェンスがあるので、そこに植えてみた。
さて、超が百ほどつく素人のわたし。おまけにセンス無し。水やりもついついナマケるタチのわたしに、食べられるまでに育てることができるかどうか……。
かなり確率は低い……自分で断言するのもなんだけど……。

とりあえず、水菜と日本ピーマンとなすびを植えてみた。


その横にブルーベリー。


穴を掘ってそこにウリウリッと埋めたら終わり!などと単純に考えていたわたしが甘かった。
念のためにちょっと知識を入れとこうとネットで調べたら、Peat Mossなどというもんを買って、それを穴の周りに敷き詰めなさいなどと書いてある。
いきなりPeat Mossなんて言われても、それがいったいなんなのか皆目分からない。
そこでPeat Mossを検索。とりあえずガーデン関係の店ならどこでも売ってることを知りホッと一安心。
すでにその時点で、「ごちゃごちゃめんどくさぁ~」と投げやりな気分になり始めている自分を励まし、仕事の合間を縫ってお店に行った。
あんまり繁盛してなさそうな店だったけれど、他の店より全体的に安い。
毎年生えてくる植物ばっかりを選んで、空いている台に適当に並べた。
6ドルの鉢を6つ、7ドル50セントの鉢を2つ、それと茄子とバジルの苗を6つずつ。軽く計算しても60ドルぐらいなのに、「あ~めんどくさい、40でいいや」とお店のお兄さん。
「マジっすかぁ~?」とびっくりしながらも、きっちり20ドル札を2枚だけ渡すわたし。あ~ありがたい!
気が大きくなって、Peat Mossの大袋を買おうと思ったけれど、実物を見てやめた……わたしのお尻を4つぐらい並べたぐらいもある。
そんなもん、車のどこにも入らんではないか!
なので、Peat Mossが程よく混ぜられてある腐葉土というのを買うことにした。それもしっかりおまけしてもらってホクホク顔のわたし。

さあ、うちに入るぞ~という時、見てもらえると嬉しいなあ……両側にサツキを植えた。赤い方は二色。


チューリップがこんなにいっぱい咲いた。去年より小ぶりだし、数も少ないけれど、充分幸せ。ありがとう!


ちょっともうそろそろ終わりますよ~と、頭がかなり下がってきているチューリップさん。


雑草だけど陽の光に当たってきれいだったので。


いつも、松の老木にもたれてのんびり昼寝している岩さんを、眠っている間にこっそりここまで連れてきて、周りにちょっと植えてみた。


めちゃくちゃ重いので、持ち上げて運ぶなんてことは到底無理だった。
岩ってすごいな。
腰をゴシゴシ擦りながら感心していると、恭平が急に表に出てきて、大学に出かけようとするではないか?!
「え?何時?」
「え?11時45分やけど……」

恐るべし庭仕事。時間の経ち方が普段と違う。
歯科の予約は12時。遅刻じゃ~!!
慌てて、真っ赤っかな顔のまま、汗みどろの下着の上に適当に服を着て車に飛び乗った。
10分の遅刻……。

今日の治療でひとまず虫歯治療は終了。ばんざ~いばんざ~いばんざ~い
あ~頑張った。ほんでもっていっぱい払った。保険が利かない歯の治療の金額を、みなさんはご存知だろうか?
すごいんですよ、ほんとに。毎回何万と払わなくてはならないのだから。
ちなみに、今まで払った、虫歯治療のみの合計額は1,134ドル。泣ける……
でももう終わった。
あとは歯茎の膿包の除去手術と、インプラントをギリギリのところで免れた奥歯の仕上げが残っている。

ほんと、お金ってのはいろんな所に飛んでいくんだなあ……。


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自給自足への最初の一歩

2011年04月23日 | お家狂想曲
今日も雨降り、そして明日も明後日も……。
週末の庭掃除&造りを密かに計画していたのに……。

ミツワで買ってきた『ししとう』と『ピーマン』の苗も、まだ地植えできずにいる。
まあ、ぶつぶつ文句言っても始まらないので、友人トモコがくれたたくさんの種の中のひとつ、『ゴーヤ』の発芽の準備でもしようとするか。

この、一見かんぴんたんのカメムシ……とも思えなくもないお姿。これがゴーヤの種である。


種まきは初めてだったので、さっそくネットで調べてみると、尖った方の先端を切り過ぎないよう注意して切る、と書いてあった。
その先っぽを切ったものを、ひたひたの水につけて数日経つと、切った先の穴から芽がニョロリと出てくるそうな……ふふふ、楽しみ楽しみ。


これがホンマのウォーターベッドなり。


今年こそは、野菜を少しでもいいから育てるぞぉ~!と心に決めている。
しかし、うちには我々よりも前からここに暮らしている方々がいる。
灰色や薄茶色の毛皮をまとっておられるその方々は、たいていお腹を減らしていて、ノソノソ、あるいはチョコチョコと姿を現しては、豪快かつ大胆に、わたしがせっせと植えたハーブや野菜を食されるのである。
わたしがそれに気がついて、ドアを開け(この時点では平気で食い続けている)、「おらぁ~!やめんかぁ~!」と怒鳴り(まだ食っている)、パン!と思いっきり手を打つまでは……。

なので、今年は場所を変えることにした。
まあそうしたところで、どんな効果が出るかには全く自信が無いのだけれど……。
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北の国から

2011年02月07日 | お家狂想曲
気功のクラスに行く前は、やっぱりなんとなく体がだるくて重くて(注・体重ちゃいまっせ)、行くか行くまいか、かなり迷った。
けれども、こういう時にこそ、気功はきっと良いはずだと決心して行った。

今日のメインは『太極拳の筒』。
説明を受けても今ひとつわかっていないけれど、イメージとしては、精神が一本の筒のような物になって、それが胴体の中で伸びたり縮んだりしている。
どんな動きをしていても、その筒は胴体の中心に存在していて、それが伸び縮みすることによって、エネルギーが天に開放されたり、地にしみ込んでいったり、またはその逆で、天地からのエネルギーを吸い取ったりする。

嗚呼、深い……。

今日もまた円、やりました。
おへその少し下の丹田の辺りに、短い鉛筆を突っ込んで(イメージです、あくまでも)、それで小さな円を描く。
両手は胸の辺りでパーの形に開いて、体の動きに合わせる。
気功版腹芸。
後ろに居るおっちゃんの目に、わたしの後ろ姿はどんなふうに見えてんのやろ……そんなこと思たらあかん!集中集中!
これは消化器官にとっても良い気功なんだそうな。

そして素晴らしい瞑想を終え、なかなかすっきりとした気分で家に戻ると……、

あっ!
家の鍵無いし……。

出がけにバタバタと急いでいて、しかも今日は少し暖かめだということで、いつも着ているコートを羽織らなかった。
急ぐとろくなことは無い。
さらに、そういう時に、いつもと違うことをしたら、もっとろくなことは無い。
わたしは家の鍵をいつも、コートの左ポケットに入れておく。
けれどもピラテスに行く時だけは、汗まみれのまま羽織れるように、かなりボロくなった方のコートを着るので、ピラテス前日の月曜日と水曜日の晩は、そのコートの左ポケットに、家の鍵を移し入れる。
合鍵は事情があって、とてもじゃないが取りに行けない所にあるので、この入れ替えはめちゃくちゃ大事なことなのだった。
なのに今日はウダウダと迷った挙げ句、ギリギリになって慌てて出かけたので、思いついて着替えた薄めのコートのポケットのことまで気が回らなかった。

しばらく考える。
予備の鍵を隠してある場所は、いつもなら簡単に行ける所だけど、今の雪だらけの状態では、とんでもなく遠い。
しばらくの間、目の前の景色を眺める。
ムクムクと、よぉ~し、やったろやないの!という気持ちが沸き上がってくる。
幸い、ショベルは玄関脇に置いてある。
いきなりの特攻雪かき開始!

まずはドライブウェイから。
まだ50㎝はあろうかという、堂々たる積もりっぷり。
しかも、積もった雪の上に雨やら霰やらが降ったのが、分厚いカサブタのように固まっていて、まずそれを割ってからでないとひとかきすらもできない。
靴もパンツも、気功のクラスに行くだけだったから、雪かきユニフォームからは程遠い。
なのに、すぐに汗が噴き出してきた。

自分ひとりが通れりゃええんやからと、最小幅の小径をせっせせっせと掘っていく。
いきなり、『北の国から』のテーマソングが頭の中に流れてきた。
♪あ~あ~、あああああ~ああ~♪さだまさしさんのあの声で。
「ほたるぅ~」田中邦衛さんの声がこだまする。


目指すはあのバーベキューグリル!あのフタさえ開けられたら!

とうとうのとうとう辿り着き、ようやった自分!と自画自讃しながらフタを開けた。
カラやし……。


そういや、もうあと2メートル向こうにある、ちっちゃい方のやったし……。
って……どこよそれ?どこにも見当たらへんし……埋もれてしもてるし……しかも、その辺りはどんどん深なってるし……。

あきらめようかと思った。こんなことまでして部屋に入らなくても、車に乗れるんだから、どこかに食べに行ってる間に旦那が帰ってくるかもしれない。
汗はまあ、ええやん、一回ぐらい、汗臭いままでレッスンに行っても。

するとまた、あの歌が聞こえてきた。「まうみぃ~、あきらめんじゃねえぞ~」と、五郎父ちゃんも、遠く向こうから叫んでるやないか!
うぉ~、やったろやんけ~!
ショベルをしっかと握りしめ、掘って掘って掘りまくり、雪山の救助隊のような鋭敏さで、埋もれたグリルを発見っ!
(右端の丸くて黒い穴のように見えるやつ)


偉過ぎや自分!ようやった自分!
震える手(感動と雪かき疲れ)でフタに手をかけ、手品師のおっちゃんのように、晴れやかに勢い良く開ける。

あれへんし!!

これって、骨折り損のくたびれ儲けっていうん?
これってこれって、これってなぁ~に?!

トボトボと小径を後戻りし、玄関ホールの日だまりに立ち、汗がひくのをしばらく待った。
携帯を確かめると、旦那からのメッセージがあって、もう少ししたら帰ってくることがわかった。
不思議と、いつものように、誰やねん!合鍵をあそこから出したまんま戻さんかったやつは!などという怒りが全くわいてこなかった。
それよりなにより、鍵を持たずに慌てて出た自分が悪かったんだし、雪かきはいい運動になったし、旦那はもう少ししたら戻ってきてくれる。
そんなふうに思えたのは、気功のおかげかしらん?
それとも、最近唱え出した、斎藤ひとりさんの『天国ことば』のおかげかしらん?

どちらにしてもまあ、よかったよかった。
でも、もうあのグリルに合鍵を戻すわけにはいかない。
だって、あの小径、いかにもそこに大事なブツがありまっせ~と教えてるようなもんだもんなあ……やれやれ。

汗はほれ、これでヒヤシンス


いやあ~、そんなナイスギャグ、わてら照れまんがな~(注・ヒヤシンスさんのつぶやき)


 

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樹氷ぉ~♪

2011年02月02日 | お家狂想曲
「なあ、樹氷って英語でなんちゅうの」 
「え、そらもう、a coat of ice on treesやな」 
「そんなん、ただのそのまんまやん……
やっぱ日本語ってすごいですねえ~。いろ~んな表現があって。うっとり

今回のストーム(ったく……何回来やがったら気ぃ済むねんっ!)はいつものとちょっと趣を変え(←ポジティブ表現)、樹氷の世界を造りました。

なかなかにきれいです。


唯一、緑を残してくれているこの葉っぱも、ほれこの通り。


ちょっと寒そうで気の毒ですが……見事です!


ミニつららもあちらこちらに。これだと落っこちてきても痛くないかも。


と、こんなに寒いお天気の中、この方だけは元気です!


こんなふうに、逆さ食べするリスくん。腹筋とか背筋とか、すげえ~!


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しずくつらら

2011年02月01日 | お家狂想曲
これはわかる。自然現象として。


けど、こんな形でなんで凍るのかなあ……。冬の神さんはガラス工芸師なんやろか。
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税金の高さと比例するもの

2011年02月01日 | お家狂想曲
まあとにかく、まずこれを見てくださいな。


これはうちの前の通り、ウィンザープレイス通りですねん。
このゆるっとした坂道をぐんぐん上って行くと、超金持ちが住む通り(リッジウッドアベニュー)ってのにぶつかりますねん。

この通りは、上半分が隣町、下半分がうちの町に分かれてて、問題はそこですねん、もうお気づきの方いはるやろか……。

雪かきの程度が、思いっきりちゃいますやろ?
お隣の町ね、前に住んでたモントクレアもクソ高い町で有名なんやけど、この町はさらにその上を行くってんでまたまた有名なんですわ。
もちろん税金も然り。
普段はそのことで文句タラタラの住人さんらも、この件に関しては満足してはると思いますけど……ここまではっきり見せられるとねえ……。


今日はほんまにひどい日になりました。
雪はたいして降らんかったんやけど、零下の気温の中、雨やら霙やらが降って、それがもう見事にカキンコキンに凍ってしもたんです。
もうまんべんなく。屋根のない全てのとこが。
さすがのわたしも、出張レッスンに行くか行かんか、かなり迷たんやけど、もうかれこれ3週間以上、必ず決まって火曜日から木曜日に大雪が降るっていうパターンが続いてて、その曜日が一番生徒が多いわたしにとっては大打撃!
そんなんで、よぉ~し、意地でも行ったる!と決心して走ったら、案の定ツツツ~ッと滑ってしもて……心臓が口から半分出そうでした。


あ、そうそう、ハロウィンのお飾りコーン、完食!


どこに隠したんか知らんけど、またどっかで買うて置いといたろかなあ……と思わずにはいられない、動物にも厳しい冬です。
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つらら

2011年01月30日 | お家狂想曲
北側の勝手口の軒先にぶら下がっているつららが、どんどんおっきくなってきた。

やっと晴れた青い空が、つららの向こうに見える。


自然はやっぱりいいなあ。




あたしは暖かい部屋の中のお日様が好き。
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小さいことはいいことだ!

2011年01月30日 | お家狂想曲
我が家の冷蔵庫は、前の家主さんからのお下がりです。
前の家主さん夫婦は、晩年、それも長い間、二階のみで暮らしておられたので、一階の台所は息子や娘達が帰省してきた時のみに使われていました。
身長165㎝、幅75㎝のそれは、アメリカンサイズとしてはかなり小さい方です。
上が冷凍庫、下が冷蔵庫になっていて、一番下の引き出しが野菜のためなのですが、その引き出しは直方体ではなく、なぜか斜めに切り取られたような形になっていて、そのために野菜が少ししか入りません。

この家を初めて見に来た時、この冷蔵庫を見て、ちっちゃ!と心の中で叫んでしまいました。
9年間のアメリカンライフですっかり洗脳されてしまったのか、このサイズの冷蔵庫はとんでもなく小さく目に映りました。
でもまあ、将来いつか、この台所は改装するんだから、それまではこの、小さな冷蔵庫と食器洗い器無しのままで辛抱しよう。
そう決めて、生活を始めました。

はじめのうち、前のバカでかいサイズに慣れ切っていたわたしは、冷蔵庫のドアを開くたびに眉間にシワを寄せ、小さなため息をついていました。
新しい物を入れるにはまず、もとからそこにある物をどかさなければならず、そうするとどんどん奥の方に物が押し込まれていきます。
何週間かに一度、重い気分で点検すると、摩訶不思議な物体と化した元タベモノが必ず見つかり、さらに重い気分に……。

冷蔵庫だけでも替えようか……それとも、地下室にもう一台、小さな冷蔵庫を置こうか……。

ふわふわとそんなことを考えていたら、ある記事と出会いました。

『今は必要かもしれないけれど、ほんの数年先にふたりだけの暮らしが待っているあなたに、より大きな入れ物なんて本当に必要なんですか?』

身の丈に合った暮らしというのは、身の丈に合わないと思い込んでいることを、どうしたら合わせられるかいろいろと知恵を絞り、その解決方法を見つけることで得られるんじゃないか。
そうふと思った途端、あのチビ冷蔵庫を使いこなせる自分になりたい!と思ったのでした。
あの小さい冷蔵庫でさえ、物がすっきりと収納されている様を想像してうっとり……。

よぉ~っし、やるぞぉ~!

では、まずはBEFORE & AFTERのBEFOREの証拠写真から。




これじゃ冷えるもんも冷えんて……。

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初めての雪下ろし

2011年01月29日 | お家狂想曲
いつもなら、日が経つうちに、なんとなく消えている屋根の雪。
今年の冬は別格らしい。
だんだんに量を増やし、窓枠を超え出した。
これはもしかしたら、とてもヤバい状況なのかもしれない。

旦那は雪かきショベルを肩に、えっさほいさと二階の我々の寝室に上り、その窓から外に出て、屋根の雪下ろしをし始めた。


見ている方が恐い!
どこまで屋根か、わかってやってるんだろうけど……。

やっぱりものすごく重くなっていて、地面のそれとはちょっとわけが違うようだ。



そのすぐ下の、勝手口の軒先には、おなじみのこれ、つらら。むこうのど~んよりした景色がよく似合う。


つららのれん。へぃ、らっしゃい!


その向こうに見えるテーブルケーキ、この2枚をよぉ~く見比べていただきたい。


なんか、ビミョ~にずれてません?位置が……。


人間が自然の猛威と日々闘っている時も、この方だけはヒジョ~にマイペース。
優雅に温まっておられます。


カメラを向けると、得意のアングル。


もっとしつっこくカメラを向けると、


妖怪ネコ変化。


早く来ないかなぁ~

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米国細うで雪かき記事情

2011年01月28日 | お家狂想曲
もうほんまね、たまりませんわ、この雪。
どないかしてほしいわ。
なんてここで思てたわたし。

けど、おんなじ東海岸でも、コネチカット州はもっとえげつないことになってますねん。
まあ、見たっておくれやす。
かき上げられた雪はとうの昔にわたしよりもっと高なって、どこがどこやらもう皆目わからしません。

屋根の雪下ろしなんかする必要の無い構造になってるはずの屋根も、溶ける間も無くどんどん降ってくるのでこの通り、PSママの旦那さん、大奮闘中。


PSママ、連日の雪かきでかなりのお疲れの様子。気分転換にこんなことしてはります。


わたし的にはめちゃくちゃ好きな写真。こういうユーモア、ええわぁ~♡

とにかく、こんな雪だらけの中でも郵便物は届くので、それを配達してくれる方のためにと、家を守っている女性はせっせせっせとかき続け、
こんなんやら(Madam Ballさん家)、


こんなんやら(PSママ家)、


こんなんやら(はとこちゃん家)を作るのであります。


もうね、想像を絶する労力なんであります。降り積もった雪の重さを知るわたしには、そのしんどさがひしひしとわかります。
その道に『ホビットの小径』なんて名前をつけて、メルヘンの世界に逃避しつつも頑張るはとこちゃん、なんてポジティブなんでしょか。


けどね、こないだも旦那と言うてましてん。
わたしらふたりとも無精でええかげんな性格ときてるから(注・わたしはもうちょっときちんとしててんけど、こんなんやってられへんがな!と悟り、ええかげんに変身することにしました)、
そんなふたりが買う家は、とにかく世話のかからん家!これに尽きると判断し、煉瓦の外壁+前庭が極力狭い家っちゅうのを念頭に探しましてん。
前庭の狭さは、芝刈りとかガーデン作りに精を出すわけが無いと確信してたので、そのためやったんやけど、まさか雪かきでその恩恵を受けるとは……。
もうね、道路からうちの玄関に上がる階段まで、どんだけ近いかっていうと、「グ、リ、コ」でええんですねん。
「チ、ヨ、コ、レ、エ、ト」とか「パ、イ、ナ、ツ、プ、ル」とか言うて大股で歩いたら、道路に出てしもて車にひかれてしまいますねん。
上のお三方の前庭やと、そやなあ、チョキとパーで何回も勝たんと、郵便受けまで行けません。グーの「グリコ」では全然ですわ。

コネチカットの細うで繁盛記のおかみさん方、あんさんらの家、前庭広過ぎやねん!
今年の冬が終わったら、逆三角形の体型になっとるかもよ~。
いや、これ、コネチカットへの愛やからね、愛のこもった励ましやからね、そこんとこ誤解せんとってや~!
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