
軍事の素人から軍事の素人に、膨大な量の武器が売りつけられ、それに伴うとんでもない額の支払いを露骨に要求されるであろうことに対して、テレビや新聞はどういう風に伝えていましたか?
まさか、まさか、こんな意味の無い、どうでもいいことばっかじゃなかったんですよね。

武器だけじゃなくて、例えば、前々から約束していたこととはいえ、いきなり57億円もの税金が、トランプ氏の娘のイヴァンカ氏に渡されたことへの検証とか…。







大量の武器を膨大な税金でもって買わされることに、どうしてここまで言いなりなのかという疑問とか、





ワシントン・ポスト紙の報道では、トランプの手下と言われ、




ニューヨーク・タイムズ紙でも、同様の意味の風刺画が載せられていました。

今回の訪日は、ただただ軍事行動ありきのメッセージの元に、軍産複合体と米軍に媚びるかのように、大量の武器とシュールガスを、他よりもうんと高値で売りつけることが目的だったようです。




で、ものの見事に、ホイホイと言いなりになる日本の首相を相手に、商談はスルスルと進み、
トランプ氏は上機嫌で、自国に向けて(多分、自分の支持者と軍産複合体の連中に向けて)、意気揚々と本音をツイートしたわけです。


さらにもっと突っ込んだところの本音というと、




もし、国の首長が賢明な人間なら、例えば韓国の文在寅大統領のような人なら、当然こういうことになるわけです。


トランプ氏は、韓国でも、日本と同様、米軍基地から入国したのですね。
その日韓国では、100もの団体がデモ申請をして、トランプ氏に対し、支持しない、戦争をさせないという声を上げました。
このデモは、深夜にまで及んだそうです。
何より、自分たちが選んだ大統領が、北朝鮮を威嚇し続けるトランプ氏に対し、北朝鮮との対話を促すことができるよう、応援をするという意味がありました。







日本はまだ、米国の属国であり、米国にとっての唯一の占領がうまくいった国で、全く独立なんかできていなかった…。
それが、露骨なトランプ氏の言動で、今はっきりと理解できました。
というか、思い知らされました。
明日また、その占領の現実について書こうと思います。