ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

夏のよもやま話

2022年07月10日 | ひとりごと
Fireworks Independence Day 2022 

7月4日はアメリカの独立記念日。
今年は通常通りに花火大会が開催された。
我々が暮らす小さな町の高校のフットボールグラウンドが会場になっていて、入場料は大人が2ドル。
わたしはシニアになったので無料だった。


花火を見上げながら想った、義父のこと、Tさんのこと。
わたしは見上げているけど、彼らは見下ろしているんだろうか。
大好きな、とても大切な人たちだった。
たまにしか会えなかったけど、会うといつも楽しくて嬉しかった。
たった40日余りの間に突然この世から卒業してしまった大切な人たちだった。

すぐ近くにこんな場所があるなんてことを知ったのも、車でビュンビュン走り過ぎなかったからだ。

父の日の前に義父が亡くなって、父の日のすぐ後にTさんが亡くなった。
何か特別なことをしたくなった。

毎年横目で見ながらいつもグズグズして、結局枯らせてしまっていたよもぎの葉を、今年はとうとう摘み取った。

よく洗い、

アク出しをしてペースト状に。

同時進行で小豆を炊いて、

あとはお餅に包まれるのを待つばかり。

生まれて初めて作ったよもぎ餅、二人は食べてくれるかなあ。


毎年ホタルの乱舞が見られる友人夫婦のお家にお邪魔した。
彼らの家にはチャウチャウが2匹とプードルが1匹同居している。
赤ちゃんのくせにすっかり悟り切ったような目でじっと見つめられて焦る。

疲れた…。



長男くんからの父の日のお祝いディナー。

焼きキムチってこんなに美味しかったんだ。

謎の卵スープ。

もうお腹がパンパンの時に出された冷麺。甘酸っぱい味でついツルツルと…。



友人ののんちゃんが連れて行ってくれた、めちゃくちゃ楽しかったけど名前を全く覚えていないので何一つ説明できない、けれどもいろんな初めての物(洋服や水晶やお香や自然食)を満喫した一日。
種から育てて織った麻布を藍染めした洋服に、心がキューンと吸い込まれてしまって困ったのなんのって。
その洋服は、大麻を種から育てるところから洋服に仕上がるまでの工程の全てを一人の人によって手掛けられている。
藍染めされた大麻の布は最強なんだそうだ。
汗をかいても大丈夫。
洗わなくても、布についているバクテリアが処理してくれるので全く臭くならない。
逆に洗剤を使って洗うとそのバクテリアが死滅してしまうので、どうしても洗いたい時は水だけで洗う。
それに電磁波を遮るので、飛行機に乗る時などは、藍染めした麻布を着るか、大判の布を頭から被るかするといいのだそうだ。
手に取った物全てを持ち帰りたかったけど、そんな作り方をされた洋服がわたしが気軽に払える値段なわけがない。
なので泣く泣くとりあえず家計に響かない程度に、七つの中から二つだけを選んだ。
着る日が今から楽しみで仕方がない。

ランチは野菜ビビンバとよもぎのお味噌汁。


ごちそうさまでした。


さて、話はガラリと変わるが、わたしは今、韓国語の勉強に熱中している。

ゲーム感覚で学んでいけるDuolingoというアプリで試しに始めてみたら…ハマった…。
初めはこんなに続くとは思っていなかったから、失敗したコピー用紙を半分に切ったメモ用紙に書き込んでいたのだけど、片面しか書けないから紙の量がどんどん増えてしまう。
どうしよう…。
でも、これまでは知ってる単語がほぼゼロの状態だったから、ドラマを観ていてもなんとなく虚しかったのだけど、最近ではようやく所々にあっ!知ってる!って思う言葉が聞こえてきて、その度に胸がワクワクする。
次に韓国人に間違われることがあったら、何か少しでもいいから答えられたらいいな。


野うさぎはいつも夕方ごろから姿を現す。
この仔は警戒感が無さすぎる。
気をつけないといけないよ。

草ぼうぼうだった前庭を、少しだけ整理した。
わたしの背丈ほどある茗荷が、今日も元気に空に向かってバンザイしてる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「銃弾」ではなく「投票」で示そう! 誰も血を流さないための「民主主義」を守ろう!

2022年07月10日 | 日本とわたし
上の写真はTwitterからお借りしました。

わたしはずっと、このブログでも何回も、安倍晋三氏を政界から追い出したいという気持ちを書き記してきました。
けれどもまさかこんな形で、彼が政治の世界から消え去るとは思っていませんでした。
そしてその事件が起こった直後から、日本のテレビ局内では、NHKを頭にすさまじい報道合戦が繰り広げられているようですね。
こちらでも速報として報道されましたが、事件発生直後の報道では、現場の状況と事件の発生がつながらず、とても混乱していました。
銃社会というおぞましい現実を抱えたままのアメリカでは、いくら現役では無いとはいえ、最長の政権を担い、今もまだ大きな影響力を持っている元首相が、あのような場で、警備もスカスカの中、少しであれ人より上に頭を出して話すというような状況をまず作らないからです。
Twitterでも何回も発信されている数々の動画を観ると、いくら治安が良いと言われている日本であっても、これは無いだろうと思うような状況でした。
SPの人が、安倍氏と同じ方向を向いていて、こちらではお馴染みの四方八方を見据えながら仁王立ちしている人は見当たりません。
Makita先生がそのことについてツイートされていたので、それにくっつけてこんなツイートをしました。


警備の不手際、安倍氏自身と取り巻きの人たちの警戒感の無さが、犯人にとってはかなり有利になったのだと思います。

事件はショックでしたが、それと共に社会が追悼や礼讃一色になって、そこからさらに弔い選挙などという方向に持っていかれて、10日の投票行為に大きく影響することを恐れました。

そしてこういう輩の犬笛も…。

これに尽きると思うのです。

そして恐ろしいことに、言論封鎖のみならず、犯人の特定がはっきりするまでは、在日の仕業などという恐ろしいデマも流れていました。


まだ検証は始まったばかりですし、どこまでが真実であるかもわからない状態ですが、海外ではすでに統一教会との強いつながりが報道されています。
この統一教会、わたしにとってはカルト教団としか思えない団体なのですが、どうやら名前を変え、手を替え品を替え、今も盛んに活動していると知り驚きました。
わたしが日本にいた頃には、霊感商法だの壺の詐欺売りだの教祖の指名によるどこの誰だかわからん人との合同結婚式だの、その合同結婚式に桜田淳子が出席していただの、そういうことがワイワイとワイドショーで伝えられていたのですが、今はどうなのでしょう?


そもそもこの団体は、もう統一教会ではなく世界平和統一家庭連合という名前に変わってるんですね。
そしてなんと、今回のことをきっかけに、教祖の息子たちの分裂によって、ここアメリカでもたくさんの信者と共にとんでもないこと(これはあくまでもわたし個人の意見です)をやっていることを知って仰天しました。
それはこれです。
なんだこれは???
トランプ氏もNRA(全米ライフル教会)も大絶賛の宗教団体???
大量の献金と癒着が絡んでいることは間違いありません。

このカルト団体の日本での実情を詳しく書いて下さった記事です。

そして最後に、安倍氏がどれほど深くこの団体と繋がっていたかがよくわかるこの記事。

まさか自分がこんなことが理由で命を奪われるとは思っていなかったでしょうに。
今日はただただ10日の選挙が、冷静に行われることを祈るばかりです。

「銃弾」ではなく「投票」で示そう! 
誰も血を流さないための「民主主義」を守ろう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする