ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

寿司屋と文鮮明と安倍晋三と

2022年07月17日 | 日本とわたし
米国内の寿司産業が旧統一教会に牛耳られているっていうのを友人から聞いて調べてみました。
正直、最初は半信半疑だったんだけど、読んでるうちに寒気がしてきました。

文鮮明はなんと、造船から始めたのです。
そこが恐ろしい。
「船が出来たら、我々は魚を獲り、加工し、そして流通網を押さえましょう」
この発想と行動力、そしてその行動を支える資金作り。
こんなのに狙われたら最後、どんな産業も政治もたまったもんじゃありません。

この旧統一教会(安倍政権の助けを借りて「世界平和統一家庭連合」に改名)が、どのように世界に浸潤しているかが書かれているウィキペディアがこちら↓。

統一教会は、神の理想とする世界(天国)をこの地上に具体的に創る(「地上天国」)ことを目的としており、そのために、多数の関連企業、関連団体が存在する。
ただし、教祖である文龍明(通称:文鮮明)が、話していた「紀元2000年に地上天国が来る」「お父様(文龍明)は、完成期のメシアだから失敗しない」と語っていたが、紀元2000年にそのようなものは実現していない。
多くは、教団の創始者(教祖)、文鮮明及び、教会員により設立されたが、そのオーナーが教会員になったケースや、買収によって傘下に入るケースもある。

一連の組織・企業群は「統一グループ」と呼ばれ、非常に多数、かつ分野が多岐に渡る。
1978年の「コリアゲート」事件にからんで、統一教会のアメリカ議会工作を調査していたアメリカ下院国際関係委員会国際機構小委員会、通称フレーザー委員会は、報告書の中で、
「文鮮明が関係している多数の教会、企業、委員会、財団その他の集団は、文の中央集権的な指導と統制下にある実質上単一の世界的機関の一部分である」
と規定し、「文機関」は韓国政府と親密な関係にあり、政治的影響力強化のため、アメリカや日本の要人に対し積極的な工作を行っているとした。

アメリカ国内のお寿司屋さんで「花」がつく名前のお店は統一教会の傘下なのだそうです。
そしてそのお店はどれも、とても新鮮なネタを提供することで有名で、かなり繁盛しているそうです。
去年のツイートから。

日本の霊感商法で得た金が、統一教会の米国政治ロビー資金とビジネス資金になっている。
寿司事業のために統一教会は、日本人信者と米国人との婚姻を勧め、米国でのビジネスの潤滑油としたと書かれている。
日本統治下の現韓国北西部で生まれた文鮮明は、日本を「イブの国」といい、ATM扱いした。
(そして安倍政権は国民を「こんな人たち」といい、ATM扱いしましたよね)
ニュージャージー州に拠点を置く「トゥルー・ワールド・フーズ社」は、アメリカにおける寿司用魚の最大の卸業者になっている。
ある報告によると、アメリカの75パーセントの寿司店が、文の会社から鮮魚を仕入れているということである。

いやあ、本当にびっくりしました。
今やどの町にも、そして多くのスーパーにも、寿司屋や寿司コーナーがあるほどに大人気の食べ物が、こんな経緯で広がっていたとは全く知りませんでした。

信者からもぎ取った献金で潤沢な資金を作り、世界制覇に向けてやりたい放題。
持ちつ持たれつで助け合う政治家たち。
それが世界の中でも特に顕著に現れているのが日本なのでした。
そしてそのきっかけと拡大の原因を作ったのが、祖父から孫までに至る安倍家の政治家たち。

今や日本は、この世界的教団(凶団)の富の7割を生み出す「金脈」と言われています。
さらにその金脈作りに加担した故に、恨みを買って殺された末裔を国葬で讃えるというのですから、世界はびっくり仰天、呆れ返っています。

だからわたしは、安倍晋三氏の国葬に絶対反対です。

最後に、座布団10枚差し上げたいなと思うツイートを見つけましたので、ちょっとおまけに。
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難病指定の再生不良性貧血と闘うワカコさんを支援しよう!

2022年07月17日 | 友達とわたし
友人の西嶋明子さんらが立ち上げてくれた寄付支援プロジェクトを紹介します。
突然難病に襲われてしまったワカコさんは、このブログでも何度も登場している女性です。
例えばこの「日本政府に対し在外ネット投票制度導入を求める署名運動」。
2万6千27筆が集まり、林芳正外務大臣へ書名を手渡すことができたのですが、この署名運動の発起人の一人がワカコさんなのでした。(モニター画面上段右に映っているのが彼女です)

以下の支援寄付を募る紹介文にも書かれていますが、
「心の優しい方で、これまでも入院中の子供たちやお年寄りをお見舞いするボランティアをしたり、海外在住日本人が在外投票しやすくなるような運動に参加したりと、さまざまな無償の活動をしてきた」人です。
みなさんのご支援、どうぞよろしくお願いします。
難病指定の再生不良性貧血と闘うワカコさんを支援しよう

みなさん、こんにちは。

私はニューヨーク市に住む子田稚子(こだ・わかこ)さんの友人で、西嶋明子という者です。
わかこさんは2022年の5月に突然、日本では難病指定となっている再生不良性貧血という病気に罹ってしまいました。
この病気は骨髄の中の造血幹細胞が減少し、赤血球・白血球・血小板など全ての種類の血球が減少するというもので、完全に治癒するには骨髄移植しかないと言われています。

わかこさんは、5月2日に、極度の貧血でクイーンズのエルムハースト病院のERに運ばれました。
当初彼女のヘモグロビン値はたったの2で(通常は13程度で3以下になると心臓発作などで亡くなる可能性もあるほど危険な状態)、生きているのが奇跡のような状態でした。
そのまますぐ病棟に移動して入院生活が始まり、5月10日にマンハッタンのベルビュー病院に移動し、多くの検査の結果やっと再生不良性貧血という診断が下りました。
血液が足りなくなるので輸血と検査を繰り返し、5月19日にようやく一時退院しました。

一時退院したとはいえ、その間も通院が続き、6月14日の血液検査の結果が悪かったため1泊2日の入院で輸血もしました。

6月21日から28日までは、免疫抑制療法(ATG)という治療のため再び入院してICUに滞在。
モニターで全て管理されての孤独な隔離治療を受けました。
6月29日からは一般病棟で、ステロイドと免疫抑制剤を大量に投与する治療を受けて、7月9日にようやく退院しました。
現在は自宅で療養中ですが、未だ予後看過中であり、自宅でも高額な薬をたくさん飲まなくてはいけません。

転倒したり体をぶつけたりすると血が止まりにくいこと、免疫抑制剤を飲んでいるので感染症にかかりやすいこと、貧血が起こりやすいこと、などなどの理由で働くことも制限されています。

この病気を完治できる治療法は骨髄移植だけなので、今後も絶えず検査をしながら病気をコントロールする治療を続けなくてはいけません。
これからどうなるかまだまだ先行きは不明な状態です。

わかこさんはアメリカに家族がいないので、私たち友人や知人の援助が必要です。
わかこさんは心の優しい方で、これまでも入院中の子供たちやお年寄りをお見舞いするボランティアをしたり、海外在住日本人が在外投票しやすくなるような運動に参加したりと、さまざまな無償の活動をしてきました。
どうかわかこさんが安心して治療に専念できるよう、とりあえずの生活費や薬代を補う寄付のサポートをお願いします。

ご協力ありがとうございます。

わかこさんの友人を代表して
西嶋明子
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