それは、こちら時間の5月2日、木曜日の朝のことやった。
日本は連休に入ってて、憲法記念日を翌日に控えてた。
ツィッターであるビデオのことが紹介されてた。
なんの気なしに観て、胸がつぶれそうになった。
ビデオの内容はもちろんのこと、ある一枚の写真に、心を激しく掴まれた。
迷うこと無しに、とにかく、このビデオの内容を書き起こしておこうと思い、作業を始めた。
仕事や家事の合間を縫うて書き起こした記事は、大勢の方々に読んでもらうこととなった。
伝えてくれはった人たちひとりひとりに、心からありがとうを言いたい。
その木曜の作業中に、右脇から背中にかけて、ほんの少し、痛みを感じ始めてた。
息を吐くのはええのやけど、深く吸い込もうとするとズキンと痛む。
せやけどまあ、大した痛みでも無い。よくある神経痛の一種やろと思た。
その木曜日は、リスとの攻防の日でもあった。
いや、攻防とは言えんな。
だって、そのリスは母親で、子を出産する直前らしくて、その準備に必死になってただけやねんから。
ただひとつ、問題やったんは、その巣を、我々の家の煙突の中に作ろうとしてたこと。
なんでまた、よりにもよって、と思うのは人間の勝手で、リスにはそれ相応の理由があったんやろけども、
ほんでその、元々は暖炉やったとこについてる煙突の底は、わたしらの、一階の台所のガスコンロの真上にあって、ちゃんと閉じられてたんやけれども、
臨月のおかんリスの重さに耐えきれず、パカッと外れ、おかんリスはコンロの上に落ちてきた。
先日のリス吉くんは、このおかんリスやったんや……。
あんだけ頭をガラス窓に打ちつけて、脳ミソ大丈夫やったかいな、と思てたけど、とりあえず大丈夫やとわかりホッと一安心……なんてなことを言うてる場合ではない。
とにかく、我々へなちょこ人類としては、それでのうても防衛本能マックスのおかんリスと、同じ部屋の中で対峙しとうない。
ということで、木曜日の夜中に、こんなことをやってみた。
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万が一落ちてきても、バケツの中や。うんうん、我ながら名案。
翌日の金曜日、気功瞑想のクラスに行く。
脇腹の痛みが、ちょいとだけ増してた。
ミリアムの家は、花が満開中。
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ここに座ってお茶した~い♪けどさむ~い♪今年の春はなぜかずっとさむ~い♪

この時はまだ、春の景色なんかを、写真に撮る余裕があった。
そして家に戻ると……キッチンには線香の匂いが充満し、バケツが変わってた……。
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「どないしたん?」
「どうも、今度は、バケツの中に巣を作ろうとしてるみたいや」
ぐわぁ~ん
すごいのである。
猛烈な勢いで、バケツの中に入ったり、煙突に戻ったりして、例えは申し訳ないけれども、狂ったように上下してるおかんリス。
青バケツの中には、おかんリスの努力の結晶が。

ほんでもって、ガリガリと食いちぎりやがった痕が。
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旦那によると、リスは、暗い所ではまったくといっていい程に目が見えんらしくて、明かりが欲しかったんちゃうかと。
ぎゃ~!!再びかじってる!!
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あかん……プラスチックでは歯がたたん←なんか変?
ということで、ステンレスさんに登場してもらうことに。
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おかんリスさん、どうかこれであきらめてつかあさい。
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そしてその夜、わたしの痛みもマックスになり、動けんようになってしもた。
やっぱりぎっくり腰か……。
トイレひとつ行きとうても行かれへん。
おぉ~のぉ~!!
翌日土曜日、ひいひい言いながらやっとの思いでベッドから立ち、息を半分吸うたり吐いたりしながら朝食を食べ、午前中だけ仕事して、昼から旦那に鍼を打ってもろた。
ぎっくり腰を何回か経験してる旦那は、どういうふうに治せるかを熟知してる。
これできっと楽になれる。
鍼を打ってもろた状態で寝てる時、野生動物を捕まえる専門家が家に来て、様子を見てくれた。
多分、ではあるけれども、侵入はこの煙突の中だけやと思う。
ただ、すでに出産を終えてたら、母リスはどないしてでも家の中に入って仔を救おうとするので、その場合はかなり深刻。
まだ産んでないことを祈るのみ。
そして、煙突をしっかりフタした後に、実は母リスがまだ中に居た!という最悪の事態にならんことも!
背骨なんか腰なんか、いったいなにが災いしてるんかわからんけど、鍼の治療後も痛みが一向に引かず、けどもとりあえず座ることはできる。
ステンレスの鍋はやっぱイヤやったんか、おかんリスは鍋の中に数回入っただけで、その後はシーンとしたまま。あきらめてくれたか?
結局は、野生動物の専門家が屋根の専門家を呼んで、煙突の排気口を閉じるしかないと聞いた旦那。
その専門家に200ドル払うぐらいならと、自分でやってみようと決意した旦那。
さすが倹約王。火事場の馬鹿力。こんな恐いとこにも上ってしもた。しかし、顔が険しい。
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どんだけ高いか……。
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これがその煙突。
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ほんでもって、すっかり錆びついた挙げ句に、リスちゃんがすっぽり入る穴が空けられてた。
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さっそくホームセンターに行き、新しいのんを購入。なんか、高いとこに登ったからか、すっかりハイな男。
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ホームセンターで、煙突カバーはどこで売ってるのか聞いたら、「リスか?」と聞き返されたらしい……。アメリカ郊外恐るべし。
リス騒動が、これで一件落着となること、そして母リスと子どもたちの無事を、心から祈る。
その夜、友人夫婦が前々から予約してくれてた、タイ&ラオスのレストランへ出かけた。
車の乗り降りが、ここまで悲惨やとは……。
それに加えて、車のちょっとの動きに、いちいち痛みが反応する。
なんぼ食い意地がはってるからいうても、友だちに申し訳ないからいうても、やっぱアホ過ぎた。
レストランで、何回も痛みの発作に襲われながらも、とりあえず完食。
けども、お酒を飲んだらちょっとは緩和するかと期待してたのに、見事にハズレ。
帰りの車の中ではすでに末期状態。
あかん、どんどん酷なる。
やっと旦那が、わたしの痛みの原因を見つけた。
あばらやな。
あばら骨が多分、ずれたか、ひびが入ったか。
けどなんで?
日本は連休に入ってて、憲法記念日を翌日に控えてた。
ツィッターであるビデオのことが紹介されてた。
なんの気なしに観て、胸がつぶれそうになった。
ビデオの内容はもちろんのこと、ある一枚の写真に、心を激しく掴まれた。
迷うこと無しに、とにかく、このビデオの内容を書き起こしておこうと思い、作業を始めた。
仕事や家事の合間を縫うて書き起こした記事は、大勢の方々に読んでもらうこととなった。
伝えてくれはった人たちひとりひとりに、心からありがとうを言いたい。
その木曜の作業中に、右脇から背中にかけて、ほんの少し、痛みを感じ始めてた。
息を吐くのはええのやけど、深く吸い込もうとするとズキンと痛む。
せやけどまあ、大した痛みでも無い。よくある神経痛の一種やろと思た。
その木曜日は、リスとの攻防の日でもあった。
いや、攻防とは言えんな。
だって、そのリスは母親で、子を出産する直前らしくて、その準備に必死になってただけやねんから。
ただひとつ、問題やったんは、その巣を、我々の家の煙突の中に作ろうとしてたこと。
なんでまた、よりにもよって、と思うのは人間の勝手で、リスにはそれ相応の理由があったんやろけども、
ほんでその、元々は暖炉やったとこについてる煙突の底は、わたしらの、一階の台所のガスコンロの真上にあって、ちゃんと閉じられてたんやけれども、
臨月のおかんリスの重さに耐えきれず、パカッと外れ、おかんリスはコンロの上に落ちてきた。
先日のリス吉くんは、このおかんリスやったんや……。
あんだけ頭をガラス窓に打ちつけて、脳ミソ大丈夫やったかいな、と思てたけど、とりあえず大丈夫やとわかりホッと一安心……なんてなことを言うてる場合ではない。
とにかく、我々へなちょこ人類としては、それでのうても防衛本能マックスのおかんリスと、同じ部屋の中で対峙しとうない。
ということで、木曜日の夜中に、こんなことをやってみた。
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万が一落ちてきても、バケツの中や。うんうん、我ながら名案。
翌日の金曜日、気功瞑想のクラスに行く。
脇腹の痛みが、ちょいとだけ増してた。
ミリアムの家は、花が満開中。
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ここに座ってお茶した~い♪けどさむ~い♪今年の春はなぜかずっとさむ~い♪
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この時はまだ、春の景色なんかを、写真に撮る余裕があった。
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そして家に戻ると……キッチンには線香の匂いが充満し、バケツが変わってた……。
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「どないしたん?」
「どうも、今度は、バケツの中に巣を作ろうとしてるみたいや」
ぐわぁ~ん
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すごいのである。
猛烈な勢いで、バケツの中に入ったり、煙突に戻ったりして、例えは申し訳ないけれども、狂ったように上下してるおかんリス。
青バケツの中には、おかんリスの努力の結晶が。
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ほんでもって、ガリガリと食いちぎりやがった痕が。
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旦那によると、リスは、暗い所ではまったくといっていい程に目が見えんらしくて、明かりが欲しかったんちゃうかと。
ぎゃ~!!再びかじってる!!
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あかん……プラスチックでは歯がたたん←なんか変?
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おかんリスさん、どうかこれであきらめてつかあさい。
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そしてその夜、わたしの痛みもマックスになり、動けんようになってしもた。
やっぱりぎっくり腰か……。
トイレひとつ行きとうても行かれへん。
おぉ~のぉ~!!
翌日土曜日、ひいひい言いながらやっとの思いでベッドから立ち、息を半分吸うたり吐いたりしながら朝食を食べ、午前中だけ仕事して、昼から旦那に鍼を打ってもろた。
ぎっくり腰を何回か経験してる旦那は、どういうふうに治せるかを熟知してる。
これできっと楽になれる。
鍼を打ってもろた状態で寝てる時、野生動物を捕まえる専門家が家に来て、様子を見てくれた。
多分、ではあるけれども、侵入はこの煙突の中だけやと思う。
ただ、すでに出産を終えてたら、母リスはどないしてでも家の中に入って仔を救おうとするので、その場合はかなり深刻。
まだ産んでないことを祈るのみ。
そして、煙突をしっかりフタした後に、実は母リスがまだ中に居た!という最悪の事態にならんことも!
背骨なんか腰なんか、いったいなにが災いしてるんかわからんけど、鍼の治療後も痛みが一向に引かず、けどもとりあえず座ることはできる。
ステンレスの鍋はやっぱイヤやったんか、おかんリスは鍋の中に数回入っただけで、その後はシーンとしたまま。あきらめてくれたか?
結局は、野生動物の専門家が屋根の専門家を呼んで、煙突の排気口を閉じるしかないと聞いた旦那。
その専門家に200ドル払うぐらいならと、自分でやってみようと決意した旦那。
さすが倹約王。火事場の馬鹿力。こんな恐いとこにも上ってしもた。しかし、顔が険しい。
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どんだけ高いか……。
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これがその煙突。
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ほんでもって、すっかり錆びついた挙げ句に、リスちゃんがすっぽり入る穴が空けられてた。
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さっそくホームセンターに行き、新しいのんを購入。なんか、高いとこに登ったからか、すっかりハイな男。

ホームセンターで、煙突カバーはどこで売ってるのか聞いたら、「リスか?」と聞き返されたらしい……。アメリカ郊外恐るべし。
リス騒動が、これで一件落着となること、そして母リスと子どもたちの無事を、心から祈る。
その夜、友人夫婦が前々から予約してくれてた、タイ&ラオスのレストランへ出かけた。
車の乗り降りが、ここまで悲惨やとは……。
それに加えて、車のちょっとの動きに、いちいち痛みが反応する。
なんぼ食い意地がはってるからいうても、友だちに申し訳ないからいうても、やっぱアホ過ぎた。
レストランで、何回も痛みの発作に襲われながらも、とりあえず完食。
けども、お酒を飲んだらちょっとは緩和するかと期待してたのに、見事にハズレ。
帰りの車の中ではすでに末期状態。
あかん、どんどん酷なる。
やっと旦那が、わたしの痛みの原因を見つけた。
あばらやな。
あばら骨が多分、ずれたか、ひびが入ったか。
けどなんで?
肋骨の痛みが治ったら、骨盤スクワットを試してみませんか?わたしは学生の頃から腰痛持ちで、でもほったらかしにしてましたが、6.7年前に「骨盤スクワット」を試したら、以後今のところ腰痛に悩むことはなくなりました。
うちのだんなも、5.6年前はヘルニアで年3回くらい激痛に襲われ、その時は匍匐前進をしながらトイレにたどりついたりする有様でした。
わたしのいうことを聞かないだんなでも、あまりの痛さに辟易して、3年くらい前から骨盤スクワットを始めるようになりました。おかげでそれからヘルニアが出なくなり、今では朝ごはん前に二人で並んで骨盤スクワットをしています。
一応ヨガの部類に入るらしく、空腹時の方がいいみたいです。3分間の簡単なものだから、未だに続いてるし、これからも一生するんだろうなって思っています。
Youtubeに動画があったので、ご参考にしてみてくださいね。くれぐれもお大事に!
http://www.youtube.com/watch?v=ARAKK4-Um8k
ビル素敵過ぎ~~映画俳優みたい
これだ!やっとわかったよ。まうみちゃんちの全貌。
郊外ってことがよくわかる。いい眺めだね~
きっと腰が治ったらまうみちゃんも登りそう・・・
それにしてもあの缶、本、木、バケツ・・・素敵!
よいものを教えてくださり、ありがとうございます!
わたしも腰痛はもちろん、学生時代に中二階から真っ逆さまに落下した事故の後遺症で、頸椎もやられています。
けれども、ピラテスという運動を続けているうちにすっかり治っていたのです。
それが、経済的事情もあって止めてしまい、久々の騒動となってしまいました。
運動はやはり大事ですね。
ヘルニアも、座ることが多いわたしには警戒すべきことなので、試してみますね、ありがとう!
いや、なんぼ腰治っても、あの高さはいやや。
想像しただけで足がすくむわ。
軽~い高所恐怖症やねんもん。
あの通天閣でさえ、ほんまは足ガクガクいわしとってんもん。
あの積み木、いや、積み本、ろばちゃんも気に入ってくれた?
うふふ。
密かに自慢やねん、あのアイディア。