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ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「国民の大多数が東京五輪の中止を望んでいる。彼らは完全に正しい」 by イギリス:ヒラリー・ジョーンズ博士

2021年05月13日 | 世界とわたし
わたしの周りの知人友人に限って言えば、この東京五輪の強行は、日本に対する新たな認識を見出すきっかけになっています。
何においても全て後手後手。
大国であったはずの技術も活かせないまま、どこよりもお粗末で愚鈍で、この期に及んでもなお、利権や癒着や中抜きばかりの中途半端な対応しかできない。

「日本なら◯◯なんて簡単にできると思った」
「日本が感染対応でアジアの手本になると思った」
「まさか日本がここまで◯◯だとは思わなかった」

アジアを牽引するどころか、医療・検査・ワクチン・新たなシステム作りにおいて最低ライン。
自公アベスガ政権は、根拠も確証も無いままに破廉恥なお為ごかしを繰り返し、感染状況は悪化の一途を辿っています。
日本に限らず世界中がこんな時に、東京五輪強行開催は狂気の沙汰だと、今や呆れを通り越して怒りを感じている人も多いです。

日本国内の新聞テレビはだらだらと政府に追従していないで、そろそろ東京五輪の中止を呼びかけていかないと、あとでたいそう後悔することになると思うのですが…。

ニュージーランド
疫学者のトップが、東京五輪を進めると人々を死に至らしめると、国際オリンピック委員会(IOC)に警告した
・何万人が入国すると間違いが起き、日本の人々や医療従事者も開催を全く望んでいない。
・過去にも戦争で中止しているが、現在もウイルスとの戦争だ。
・アスリートやスポーツチームがワクチンを優先的に接種すると、特に貧しい国を中心に、ぜい弱な高齢者を守るためのワクチンが準備できず、死亡する可能性がある。
・五輪の開催は人々を殺す。
・IOCはその代償を許容できるとのことで決定したと思うが、それは明らかに間違った決定だ。
・日本の人々は新型コロナ感染の第4波と戦っている。それは東京で非常に激しく、彼らはほとんどコントロールできていない。


イギリス
大英帝国勲章を受勲するなど英国の権威として知られるヒラリー・ジョーンズ博士が、新型コロナ禍の深刻化により、東京五輪の中止をIOCへ向けて勧告した。
・日本では新型コロナの症例が増加しており、ワクチン接種も今のところ、全国民のわずか1%という状況で、大規模な国際大会を開催する状況にはない。
・開催強行はまったく意味がない。
・国民の大多数が東京五輪の中止を望んでいる。彼らは完全に正しい。
・国民の安全を無視して開催強行へ暴走し続ける日本政府や大会組織委員会、そしてIOCに中止を求める。
・11週間後に開幕する東京五輪を前に、新型コロナウイルスがまん延しており、日本では社会的および政治的な緊張が高まっている。


アメリカ
パシフィック大のジュールズ・ボイコフ教授
「スポーツイベントはスーパースプレッダーであってはならない。五輪を中止せよ」
・新型コロナウイルス禍により、大会が大きなトラブルを抱えている
・世論調査で約6割が中止を求める一方で、ワクチン接種率が2割に満たない。
・科学に耳を傾け、危険な茶番を止めるときが来た。五輪はキャンセルされなければいけない。
・五輪が強行される理由は3つある。金、金、そして金だ。

元米国五輪代表プロサッカー選手・米パシフィック大のジュールズ・ボイコフ教授(政治学)
「スポーツイベントはスーパースプレッダー(一大感染源)であってはならない」
写真・東京新聞12日ウェブ記事(https://www.tokyo-np.co.jp/article/103786)より
・世界的な公衆衛生の危機の中では、科学に耳を傾けまやかしをやめ、五輪は中止されなければならない。
・五輪がごり押しされる主な理由は3つ。カネ、カネ、カネだ。
・そのカネのほとんどはアスリートではなく、大会を運営、放映、スポンサーする人々に流れこんでいる。
・五輪の主催者は、公衆衛生のために、自らの利益を犠牲にするつもりはない。
・日本ではワクチン接種が人口の2%未満で、60%の人が開催に反対している。
・カネより重要なのは家族、友人、公衆衛生だ。
・大惨事となる恐れがある時、スポーツの見せ物は価値がない。


フランス
フランス紙リベラシオン。1面トップに「東京五輪はKO(ノックアウト)か」との見出し
・新型コロナウイルスの感染拡大により、日本国内で中止を求める世論が高まっている。
・日本政府のウイルス対策は緩い。
・東京都立川市の病院が「五輪やめて」とのメッセージを窓に張りだした。
・(政府)当局は、ウイルス検査の拡大も、ワクチンに飛びつくことも、病院の体制強化も、必要な財政支援も、1年以上どれもせずにウイルス流行を放置した。

フランス放送局「フランス・アンフォ」・大会を開催できない『4つの理由』
・一つ目【政治家の発言】
政治家の発言自民党二階幹事長の発言(「とても無理ならスパッとやめないといけない」「五輪で感染症をまん延させたら、何のための五輪か分からない」)を踏まえ、「政治家は中止の可能性を除外していない」
・二つ目【健康上のリスク】
新型コロナウイルスのワクチン接種が世界各地で進んでいるが、日本の接種率は約1%。
日本はG7の中でワクチン接種を始めたのが一番遅い。
・三つ目【日本国民の世論】
日本人の約8割が再延期か中止を求めている。
主催者は、コロナのさらなる拡散を避けるために、外国人の観客を入れない判断をした。
・四つ目【経済的ダメージの大きさ】
外国人の観客がいないことは、収益が大きく不足することを意味している。
海外で販売されたチケットは払い戻しをするしかない。
さらに、観光などのインバウンド効果も期待されていたが、これも当てはまらない」

もうほんと、止めましょうよ。
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Johnson&Johnsonワクチンと友人からの贈り物と両親のお見舞いと

2021年05月11日 | ひとりごと
一時中止になっていたJohnson&Johnson社のワクチン接種が再開したので受けに行ってきた。
中止になった時はこれ幸いとばかりに、やはりこれは打たない方がいいという神さまのお告げかもしれない、などと思ったりしたけど、生徒の親御さんから「じゃあ代わりにモデルナを打ったのか?」「え?打たなかった?なぜ?」「どうしてJohnson&Johnsonにそれほどこだわってるの?」などなど、怒涛の質問を受け、この感染状況が全米一位という地域にあって、ワクチン否定というのは受け入れ難いのだということを痛感したからだ。

子どもの頃は学校で行われた予防接種を拒否することはできなかったから、日本脳炎や結核を予防する注射を受けた記憶がある。
どの時も針の跡が醜く腫れ上がり熱が出たが、幼児の頃に受けた予防接種(種類がはっきりしないのだけど)で危うく命を落としかけたこともあって、義務教育終了後は予防接種を全て拒んできた。
麻疹も水疱瘡も風疹も、実際に罹患して治した。
だから息子たちには予防接種を受けさせず、周りから厳しい目を向けられたこともあったが、その信念もこちらに渡米する際に大量の接種を一度に受けさせられてあっけなく砕かれてしまった。

今回の接種については、わたしなりに大いに悩んだ。
元々がワクチンに疑いを持っている方なので、そちらの文献や記事を大量に読んだ。
薬品会社と政治家や病院、そして医者などとの癒着にも嫌気がさしていた。
インフルエンザの予防接種が気休めのものに過ぎないと確信していた。
ワクチンを接種した者としなかった者が、社会的な分断を生じさせたり、仕事に影響するような事があってはならないと思っていた。
今もそういう考えにはいささかも変化が無い。
けれども接種しようと決心した。
夫の両親が、生徒の親御さんたちのようにあからさまに言葉にしなくても、わたしにワクチンを打って欲しいと思っている。
わたし自身もバーチャルレッスンではなく、以前のような普通の形態のレッスンに戻したいと願っている。
こんな事が起こってしまう前には当たり前だった、両親を抱きしめることも生徒たちを直に教えることも、無防備なままのわたしには無理なことだと痛感したのだけど、だからといってワクチンを受け入れるのには時間がかかった。
でも決めたのだ。
散々迷いに迷って決めたのだ。
とにかく体調を整えて当日を迎えようと思ったのだけど、前日の夜はやはり緊張してなかなか眠れなかった。

場所は車で30分ほど走ったところにある巨大モールの一角。
2年半前に倒産した、かつては小売業界の最大手だったSEARSの一階フロア。

中に入るとパーテイションポールと紅白のプラスティック製の筒で作られた巨大迷路が目に入った。
その迷路には誰も立っておらず、迷路のゴール辺りに10名ほどの係員たちが長机の前に座っているのが見えた。
会場には軽快なポップ音楽が音量を控えめにして流されていた。

三つの検問所(笑)で同じ質問を受け、その都度名前と住所と電話番号を聞かれた。
めでたくゴール直前に来た時に、ちょいと内緒で。
(良い子は真似をしてはいけません😅)


接種ブースは全部で24箇所。
接種が始まった当初はこのブースが常にほぼ満員になった。

注射はあっという間に終わり、針の痛みは全く感じなかったが、液体が入っていくのが気味が悪いほどはっきりとわかった。
それまでずっと何十年もの間、仲間内でのんびりやっていたところに、見たことも無い得体の知れない生き物が、何の予告も挨拶も無しに突然現れて、自分の体をグイグイと押しつけてくるのを見て、どうしたらいいのか分からずに慌てふためいているわたしの内側の生き物が目に見えるようだった。
しばらくの間はできるだけ腕を動かして、大量の水分を摂取してくださいと言われた。
接種後15分間は、指定の待合場所で様子見をして、体調に変化が無かったら帰っても良いと言われた。

どの出入口にも数名の警官が待機していた。
体調を尋ねる看護師の数も多かった。
皆がとても親切でプロフェッショナルだった。


これからまだしばらくの間は、このモールはワクチン接種会場のままなのだろう。
ニュージャージー州のワクチン接種状況は、他の州に比べてかなり活発である。
なぜなら、全米最悪の感染者数という状態がしばらく続いたからだ。
なのでいざ打とうと決めたら、いろんな機関からのお知らせがドドッと届いた。
だから予約はかなり楽で、言い方は変だけど選び放題だった。
ニュージャージーは面積が小さい(全米4位)のに人がやたらと多くて(約900万人で全米11位)、なので人口密度は全米1位の州だ。
昨日も約4万件のPCR検査が行われ、新患は1000人弱、亡くなった人は29人だった。
全米で最悪だったのに、この1ヶ月で7分の1近くにまで減ってきた。
もちろんまだまだ少なくはないしゼロには程遠い。
けれどもこれがワクチンの効果だとしたら、今後はさらに減っていく可能性が高い、と思うのは楽観的過ぎるのだろうか?

さて、会場を出て車を運転し始めてから5分もたたないうちに、酒に酔ったみたいにふわふわとしてきた。
車を側道に停め夫に連絡すると、店を見つけてカフェイン入りの飲み物を買って飲めと言われたが、まず家に戻りたくてそのまま運転を続行した。
オラは酔っ払ったダァ〜♪♪などと鼻歌を歌う余裕があったのは夕方ぐらいまでで、夜になると目を開けていられないほどに疲れが出てきた。
熱も痛みも無いけど、ただただ全身が怠くて仕方が無い。
あ〜これが副作用ってやつか〜、へへへぇ〜などとふざけていたが、翌日は一泊二日で夫の両親の見舞いに行く予定だったので、とにかく早寝しようとベッドに入った。
ところが全く眠れない。
目を開けていられないほどドロドロに疲れているのに、目を閉じても一向に眠りに落ちることはできなかった。
この妙な倦怠感が、時差ボケの時のように、何の脈絡もなく突然襲いかかってくる。
他には何の変化も無く、注射を打った辺りがたまに痛いと感じるぐらい。
でもやっぱりとんでもない異物を体に入れてしまったのだなあと思う。
散々考えに考えて選んだことだから後悔はしていないけど、残念だとは思う。


翌日の土曜日の朝に、友人と彼女の娘ちゃんが合作してくれたバッグとマスクが届いた。

友人を通じて知ったハシビロコウくん。めっちゃファンになった。

ニワトリとカエルって、わたしのコレクショングッズそのまんま!


娘ちゃんは特大の才能を持った絵描きさんで、友人は裁縫が大の得意なオカリナの先生。
二人の作品を胸に抱き抱えているうちに元気が戻ってきた。

ペンシルバニアに向かう。
恒例春の梅雨に入ったニュージャージーはこんな空だったのに、

ペンシルバニアに入った途端に真っ青な空が。

夜はわたしが鶏肉とキノコと長芋と葉野菜で鍋を作り、母が作ってくれたデザートを食べ、その後はリビングのテレビで、先日行われた両親の友人ピアニストと仲間たちによる室内音楽の演奏会を鑑賞した。
生演奏会が少しずつ増えてきたのを実感する。
トライステートも今は客席の50%入り、そして9月からは100%入りで、演奏会やブロードウェイのショーが開催される。
2年半かかったけれど、やっと長い長いトンネルの向こうに灯りが見えてきた。
テレビの中から聞こえてくる客席からの拍手や声援を聞きながら、しみじみと嬉しくなった。

翌日は首の根元と肩を痛めた母にマッサージをし、夫は目が悪くなってほとんど何も読めなくなった父に新聞や本を読んだ。

ほんの一日だけの時間だったけど、両親はとても喜んでくれた。
何度も何度も来てくれてありがとうと言う父が愛おしかった。
もう大丈夫だからと、彼らと別れ際に抱きしめ合うこともできた。
実に1年半ぶりの抱擁だった。

体調は完全に戻ったというわけではなく、突然元気が無くなって眠気が襲ってくる。
だから運転はほとんど夫がやってくれた。
天気は曇り時々ジャジャ降りの雨。

家に戻ったら、白い雨除けのビニールの下で、階段の工事がまた進んでいた。

あとは手すりと一番下の段を仕上げたら完成、かな?

留守番をしてくれた空と海のために、今回初めて、留守宅のペットを世話する専門の人に餌をやりとトイレの掃除を頼んだ。
一回につき25ドル。安くは無いけど彼らの様子を写真や文章で送ってくれたりしてなかなか楽しかった。
写真の中の空も海も、めちゃくちゃ文句を言いたげだったけど…。
コメント (7)
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米国「おうちに続く階段」事情

2021年05月06日 | 米国○○事情
アメリカに移住して丸21年、そしてこの家に住み始めてから早くも丸12年が経とうとしている。
もともとがとても古い家なので、どこもかしこも超アンティーク。
手を入れ直さなければならない所だらけなのだけど、如何せん、家のローンと税金を払うので精一杯。
だからギリギリのギリギリまで待って、もうこりゃだめだとなるまで放置したままで暮らしている。

その中の一つ、玄関に上がる階段が、とうとうもうこりゃだめだという状態になった。
踏板部分の分厚い石板が真ん中辺りで真っ二つに割れ、蹴込部分のレンガとレンガの間に埋め込まれたセメントや石ころが、ボロボロと崩れ出し始めた。
それを無理やり元の位置に押し込んだりしながら誤魔化してきたけど、万が一家族以外の人が上り下りしている時に大きく崩れたりしたらえらい事になる。

だからやきもきしながら業者を探した。
連絡がついた業者がやって来て、階段の様子を見る。
じゃあ後で見積もりを送ります、と言って帰る。
なのにまるっきり音沙汰が無い。
そういうのが何回も続いた。
コロナ禍だからかなあ、あまりに古い階段だからかなあ、作業が面倒な割りに儲けが少ないからかなあ…などと自分たちでうだうだと考えながら、半年以上も待ち続けた。

ようやくやりましょうと言ってくれる業者が見つかって、見積もりも出て、とうとう作業が始まった。
元々の階段は段差が高くて、小さな子どもやお年寄りにはちょっと大変だった。
これからどんどん年老いていく短足のわたしと、レッスンにやってくるちびっ子たちのために、段を一段増やしてもらうことにした。
110年以上も前のレンガで建てられた家で、当時流行っていたのか、どのレンガにも黒い斑点が必ず入っている。
その真正面にある階段はピカピカの新しいレンガ、というのはちょっと違う感じがするので、できたら古いレンガを再利用して欲しいとお願いする。
業者は案の定、嫌そうな顔をした。
でもここは譲れないので仕方がない。

Day 1





どこの家にも必ずこういう階段があるので気にしてなかったんだけど、無くなってみると家が思ってたよりずっと高いところにある事がわかる。
今まで何の気なしに上り下りしていた階段だけど、すごく助けてもらってたんだなあ。

Day 2


夫は毎日、作業が終わるたびに、水平器で偏りがないかどうかを調べ、それを写真に撮っているらしい。
何年か前にいい加減な業者に浴室のリフォームを頼み、本当に大変な思いをしたからで、業者と良い関係を作りたいのはもちろんだけど、作業が完了するまでの間はちゃんとやっているかどうかをチェックして、疑問や不満があったらその都度伝える事が大事だと学んだ。
何やら今朝も責任者を呼んで、いろいろと話をしたみたいだ。

作業は今週中に終わるらしい。
うちに来る生徒たちは皆、裏の勝手口から台所を通り、レッスン室に入っていく。
これもまたちょっとしたハプニングで楽しかったりする。

やっと踏石板に足を乗っけるたびにヒヤヒヤしなくてよくなる。
まあ懐はかなりヒヤヒヤしそうだけど…。


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「コロナのピンチをチャンスに」 危機に乗じて不安を煽り、憲法破壊を目論む外道たち

2021年05月05日 | 日本とわたし
自動保存されたはずの記事が消えてしまいました。
2時間かけて書いたものが跡形もなく…。
今ちょっと呆然としています。
でも、やっぱり書き残しておきたいので、もう一踏ん張りします。

事の始まりは、憲法記念日に、ある政治家から発せられた暴言でした。

もうご存知の方も多いと思います。
記事とともに流れてきたツイートを読んで、怒りがメラメラとわいてきたのでした。
言葉遣いが悪いですが…。
 


今この時に、いえ、去年の冬からもう1年4ヶ月以上もの間、国民がどれだけ苦しみ我慢しているか、少しでも想像できればこんな言葉は絶対に出てきません。

己の無策無能を憲法のせいにして、今こそ改憲のチャンスとばかりに興奮する。
なんという浅はかで破廉恥な政治家なのでしょう。

軽症であっても辛い症状に苦しんでいる人がいます。
苦しんで苦しんで苦しんだ挙句に命を奪われた人がいます。
治っても辛い後遺症に苦しんだり、周りの人たちから心無い中傷誹謗を浴びせられて同じ場所で住めなくなったり、仕事を失ったりした人がいます。
家庭が崩壊したり、精神的に病んだり、自死を選んだりした人がいます。
そんな大変な事態に陥っている社会を、「ピンチはチャンス」と言ってのける政治家がいるわけです、自民党には。
これはもう政治家失格以前に人間失格です。

今の混沌は政府の失態が原因です。
感染抑制に成功した国々から何も学ぼうとせず、コロナ禍のための臨時国会も開かず、専門家同席の対策会議も開かず、やった事といえば対応という名の利権中抜きのお為ごかし。

この改憲カルトの自民党と日本会議が政治の中心に居座っている限り、いつまでもこんなバカバカしい事が、時を選ばず続くはずです。
コロナ禍対応に緊急事態条項などは全く必要ありません。
だから改憲は最も不要不急な事柄なのです。
必要の無い事をやっている暇はありません。
まずは新型コロナ対策に全力を尽くす。
それもせずに、何がなんでも改憲だと言うなら、その改憲自体がそれこそ怪しいと思わねばなりません。
自民党と日本会議の最大の狙いは憲法9条の破壊です。
もう彼らは手段を選ばないところまで来ています。
改憲カルトたちが現行憲法に導入したくてたまらない緊急事態条項は、実は内閣独裁権条項なのです。

*『内閣独裁権条項』とは
記事より抜粋

・国民の代表である国会の十分な議論を経ずに、国民の権利を制限したり、義務を設定したりできる。
・統治に関わる法律内容を変更することが、内閣の権限でできてしまう。
・予算の裏付けなしに、「財政上必要な支出その他の処分」を行うことができる。
・地方自治を内閣の意思で制限できる。


良い社説です。お読みください。
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超おすすめマスク

2021年05月03日 | ひとりごと
夫が見つけたこのマスク、名前は「Air Queen」って言います。
こちらでは韓国製マスク(KN94)がものすごく流行ってて、これもその一つなんですが、とにかく軽くて息がしやすくて快適なんです。

表側はこんな感じ。

裏側はこんな感じ。


アマゾンジャパンで調べてみると、ありましたありました!
でも高い!50枚セットで安くなっても9800円なんですね。
こちらでは50枚セットが4000円弱なので、1枚80円で手に入ります。

どんなマスクなのか詳しいことは分からないので、アマゾンジャパンに掲載されている説明をちょこっとお借りさせてもらいますと…。
・抜群の通気性と強力なウィルスブロックを兼ね備えた新素材ナノフィルター。
ナノファイバーはこのナノ繊維を立体的に組み上げて網の構造にした新素材で、圧倒的な通気性と遮断力(ウイルスブロック)、持続力を持っています。

・約0.1㎛の粒子を99%以上カットする高性能ナノマスク「AirQUEEN」。
従来のマスクと違い、ナノマスクでは、その細かな構造自体でフィルタリングします。 

・10回以上除菌スプレーを使用しても、ウイルスブロック性能が落ちないので繰り返し使用可能。
新テクノロジー「NANOXERA(ナノクセラ)」により生み出されたAirQUEENは、鼻と顎を覆い隠せるぴったりフィットな構造でありながら、息苦しさを感じさせない通気性を実現しています。

・立体構造なのでメイクが付きづらく、また付いても簡単に拭き取れる素材のため、メイク落ちやメイク崩れを気にすることなく使用できます。
 
いろんな種類のマスクを試してきましたが、このマスクは本当にオススメです!
あまりにも心地良さ過ぎるので、ほんとにマスクとしての機能がちゃんと働いてんのかな?と疑いの気持ちがムクムクとこみ上げてきたので、
試しにマスクのすぐそばに火をつけたロウソクを近づけて、三匹の子豚のオオカミも真っ青なほどフウ〜フウ〜と息を吹きつけてみたのですが、炎は全く動きません。
どないなってんのや…。
いやあ、賢い人たちのおかげで助かります、ほんまに。
これからどんどん暑くなってくるので、もしまだ試したことが無い方はぜひぜひ!
あ、これはあくまでもわたし個人が気に入ったから、という理由で勝手にお勧めしているだけなのであしからず。
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心がざわざわした日

2021年05月01日 | ひとりごと
これはレッスン中に生徒たちが使う鉛筆。
子どもの頃によく使ってた三菱鉛筆のBだ。
帰省するたびに1ダース買って、大事に大事に使っている。
作曲をする時は2Bを使う。
手が真っ黒になるけれど音符がとても書きやすい。
いつもは消しゴム付きの補助軸に差し込んであるので、誰にもこの短さがわからない。
時々出してどんなに短いかを見せると、どの生徒も決まってびっくりする。
そして必ず「すごいアイディアだ」とか「かっこいい」とか言って感心する。
今はほとんど手書きではなくなったので、実際に必要な物ではなくなってしまったけれど、やはり鉛筆が一番手に馴染むと思うのは昭和の人間だからかなあ。


今週は変な天気が多かった。
零度近くまで気温が下がったと思ったら、次の日にはどんどん気温が上がり、いきなり夏がやってくる。
掛け布団を冬用に戻した翌日に、薄いシーツ1枚でも暑苦しいのだから、体がついていけなくてよく眠れない日が続いた。
そして今日は朝から快晴だと思ったらパラパラっと雨が降ってきて、そうかと思うと木枯らしみたいな音を立てて風がビュンビュン吹き荒れた。
夜になるとグンと気温が下がり、今、足元にはヒーターを入れている。


次男くんがカリフォルニアに引っ越しした。
菜園に植える野菜の苗を買いに行く途中で、いってらっしゃいと言うのを忘れてたことに気がついて、車を止めて電話した。
向こうは電話に出る時間も無いほどに忙しくしているはずで、直接話せなかったのが残念だったけど、精一杯のお祝いメッセージを残しておいた。
電話を切ってまた道路に戻って走り出す。
スピードと共にしんしんと寂しさが増してきて、仕方がないから歌を歌った。

夕飯後、「引越しが無事に終了した」という連絡が入った。
ビデオ電話で部屋の様子を見せてくれた。
スミが家に到着するや否や、寝室のベッドの上におしっこをしちゃったそうで、早くも洗濯機がガンガン回っていた。
時差が3時間あるので、向こうはまだまだ明るい。
天井がすごく高くて、窓からの景色が広々としていて、どの部屋も大きい。
1ヶ月限定の仮住まいのためのアパートメントだが、荷物はすっかり片付いていて、家具も道具も所定の位置に収まっている。
仕事始めまでの10日間、これまでずっと無理が続いていたので、心身ともにしっかりと休めて欲しい。
「これからは定期的にビデオ連絡するから」と次男くん。
ありがとね。


夫は今日、モデルナワクチンの2回目の接種を受けた。
やはり2回目の方は1回目よりも副反応が強いようだ。
常に平熱(36.6)か平熱以下の彼の体温が、いきなり37.3℃に上がったのでびっくり。
腕も前回よりも痛むと言う。
とりあえずそれほど深刻では無いけれど、風邪をひいたときのような不快感と頭痛が夜まで続いている。
わたしは来週の金曜日に、ジョンソン&ジョンソンのワクチン接種の予約を取った。
けっこう早い再開なので、ちゃんと問題が解決できたのかなとちょっと心配になる。
今は高校生以上は誰でも受けられるのだけど、二日置きぐらいに「予防接種の予約ができますよ」という通知がメールや電話で入ってくる。
ワクチン接種者がさらに増えると、映画館や美術館や水族館、それから動物園や植物園やスポーツ施設などは、人数制限の緩和を進めていくだろう。
これからは野外で楽しむことができる季節になるので、少なくとも去年よりは開放感を味わえるかもしれない。
もちろん、ワクチンを打ったからといって元の世界に戻れるなどとは誰も考えていないので、これからも公共の建物の中ではマスクをつけたり人との距離を空けたりすることは続けないといけないだろうけれど…。


うちの家族は息子たちが独り立ちした後も、わたし以外は男ばかり。
カウチでも台所の椅子でも正座する夫と、見えにくいけど右側の足置きで伸びている空と、左手前で夕飯の催促を無言でしている海。


リラックスしまくり。

おまけ
バットマンになったつもりの空
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