チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、半マイル58秒程度を乗り込まれています。
◇矢作調教師のコメント 「(競馬に)使って使えない状況ではないのかもしれませんが、今の伸びてしまうような走りでは、同じことの繰り返しになってしまう可能性が高そうですからね。牧場とも意見交換を行った結果、ひとまず阪急杯への出走は取りやめることとし、もう少し時間をかけて溜めの利く走りを身に付けつつ、調教を重ねてフォームを改善。さらにコンディションを高めていきたいと考えます。今後の様子を確認しながら、改めて次の目標を立てていきましょう」
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昨年秋から年明け京都金杯までのレースぶり、先々週、先週の近況報告の内容を考えあわせると、「阪急杯への出走取りやめ」の流れはすごくありがたい話なのかもしれません。
いや、全てを説明するのは(私も直接聞いたわけじゃないので(^^ゞ)難しいですが、「なかなか脚が溜まらず、うまくバネを活かしきれない」走りが身についてしまい、『坂路で時計は出るけれどレースでは結果が出ない』パターンが常態化している中、チャンピオンヒルズでは限られた時間の中でその改善に取り組んでいる…という話は先々週あたりから近況に出ている通りです。
そして、そんな状況下で距離短縮となる阪急杯に出てしまうと、(逃げる逃げないに関わらず)否応なく「パワーとスピードで一気に押し切る競馬」をすることになり、リズムの良い走り、バネのきいた走りを取り戻すプロセスにはマイナスではないか、逆に言えば、今時間をかけて走りを根本から見直せば、かつての輝きを取り戻せるはずだと…。
最後の方は願望込みではありますが、今や国内トップクラスと言って良い矢作厩舎+チャンピオンヒルズの皆さんが、阪急杯をパスして走りの改善に取り組むべきと判断されたのであれば、私としては当然それに賭けてみたいです。
と言いますか、このまま成り行きで阪急杯に出ても批判は少ないはずなのに、あえて厳しい道を選ぶという、こういう流れはバスラットレオンのことを真剣に考えないと出てこないので、そこがすごくありがたいなぁと思うわけです。
もちろん結果は分からないですし、しばらくバスラットレオンの走りが見られないのは残念ながら、今回の近況は再び頂点をめざす意思表示の現れだと理解をし、その成果が出る日を楽しみに待ちたいと思いますm(_ _)m
【2022/1/5中京11R 京都金杯(G3/芝1600m)でのバスラットレオン:公式HPより】
今の状態で距離短縮してしまうと、もう後戻り出来なくなってしまうように思ってたので。
将来的に、スプリント界のチャンピオン目指すにしても、先ずはいい時のレースを取り戻してからという今回の判断は、素直に応援したいと思います。
はい、このまま阪急杯に出ていたら、次は1200m路線だったかもしれません。
(それがダメとは言えませんけれど…)
いずれにしても、早く良い頃の走りを取り戻してもらいましょう!
正直言って阪急杯出走は私も不安でした。これでよい方向に向かうのではないでしょうか。
馬はまだまだ若いですし我々も気長に待ちましょう!
こういう状況で、スパッと予定変更の判断ができるのは、さすがだなぁと思いました。
事の成否は別にして、まだ先は長いからこそ、ここで腰を据えて走りの改善を… というのはありがたい話だと思います。
次に戻ってくる時に、少しでも成果が見られることを期待します!
G1馬養成ギプスを投入致します(๑•̀ㅂ•́)و✧ヨシッ
あ、あのう…
過去にG1馬養成ギプスを投入したことで、パワーに頼る一本調子の走りになったとか…
そういうことは考えられませんかねぇ(^^;)