【日本ダービー】タスティエーラが後続の追撃振り切りV! レーン騎手は69年ぶりテン乗り勝利 ソールオリエンスは無敗2冠ならず2着:サンスポZBAT!
第90回日本ダービー(3歳牡・牝、G1、芝2400m)は、ダミアン・レーン騎手の4番人気タスティエーラ(牡、美浦・堀宣行厩舎)が5番手追走でレースの流れに乗ると、直線で抜け出し最後、外から来たソールオリエンスの追撃を振り切って優勝。皐月賞2着から逆転で2020年に生まれたサラブレッド7708頭の頂点に立った。皐月賞2着馬の日本ダービー制覇は、16年マカヒキ以来7年ぶり12頭目となった。レーン騎手は1954年ゴールデンウェーブの岩下密政騎手以来69年ぶりのテン乗りでの勝利で、タスティエーラの父、サトノクラウンは初年度産駒でのG1初制覇。タイムは2分25秒2(良)。
クビ差の2着はソールオリエンス(1番人気)、さらにハナ差遅れた3着にハーツコンチェルト(6番人気)が入った。
◆ダミアン・レーン騎手(1着 タスティエーラ)「とっても特別な勝利になりました。堀先生と関係者に感謝しています。この馬の強いポイントは速いスタートを切って、ポジションを取ったあとにすぐリラックスしてリズム良く競馬ができるところ。勝つことができたのはポジションが一番関係あると思うので、きょうは全て馬のおかげです。(初コンビでは日本ダービーをなかなか勝てないという話は)聞いたことがなかったです。同じ堀厩舎のサリオスのときは、コントレイルという素晴らしい馬がいて2着でしたが、そこから数年しかたっていないのにもう一回チャンスをいただいて、勝利という結果を残すことができて非常にうれしいです」
日本ダービーを勝ったタスティエーラは、父サトノクラウン、母パルティトゥーラ、母の父マンハッタンカフェという血統。通算成績は5戦3勝。重賞は今年の弥生賞ディープインパクト記念(G2)に次いで2勝目。堀宣行調教師は15年ドゥラメンテに次いで日本ダービー2勝目、D・レーン騎手は初勝利。
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タスティエーラが皐月賞2着からの逆転でソールオリエンスを下し、見事にダービー制覇を成し遂げました。D.レーン騎手はサリオスのリベンジを果たしたことになりますし、初年度からダービーを獲ったサトノクラウンもスゴイですね。
勝因としては、ソールオリエンスの一歩前、一歩外からレースを進め、直線に入った時に前に馬がいない絶好のカタチを作れたこと。2番手以下のペースが落ち着き、余力が充分だったことで、先に抜け出して粘るという『負けた皐月賞と同じ形』であっても、長い府中の直線をキッチリ凌ぎ切ることができのだろうと思います。スバラシイ!
一方で、僅かに差し切れなかったソールオリエンスは一番口惜しい負け方かも。。最後の怒涛の脚を見せて力があるところは見せてくれれましたが、何と言ってもここが乾坤一擲のダービでしたから…。枠順もあって好位のインにすっぽり収まったことで、外から豪快に追い込む自身のスタイルを出せなかったのはとても残念だったと思います。(断然1番人気の馬が脚を余して負けたわけで、横山武史騎手は本当に口惜しいだろうと思います…)
あとはそうですねぇ、坂井騎手は残念でした。あれだけ豪快に躓かれたらひとたまりもないですから、今日はツキがなかったと思うしかありません。ドゥラエレーデにはちょっと期待していたので残念ですが、いずれまたチャンスも来るでしょう。
しかし、先週のオークスでリバティアイランドが出したタイムが2分23秒1で今日のダービーが2分25秒台の決着。。リバティアイランドの強さを差し引いたとしても、3番手以下がホウオウビスケッツのスローペースにつきい合い過ぎたことで、レースレベルとしては微妙なダービーになってしまった気もします。(単純比較はできないですが…)
もしかしたら、そのあたりに横山武史騎手の誤算があったのかもしれませんし、本当に競馬は難しいですねぇ…。
**2023/5/28東京11R 東京優駿(G1/芝2400m)・良**
東京優駿(日本ダービー)【2023年5月28日東京11R】: 競馬ラボ
もう一度やったら、着順が入れ替わると思います。
今年の日本ダービーを観戦して、格言を思い出しました。
「皐月はスピードのある馬が勝つ」「ダービーは運が強い馬が勝つ」「菊花賞は強い馬が勝つ」
昔は20数頭のレースが18頭に固定しても格言は変わりませんね。
残念なのは坂井瑠星が落馬したことですねぇ。ドバイダービーを入賞したので、面白いと思ったのに…。
実質ディープがいなくなった世代とはいえ、サトノクラウン産駒でダービーとは…難しい時代になりました。(みんなにチャンスが出てきたとも言えますが)
あと、タスティエーラは、「ダービー獲ったら一口やめる」と言っていた友人が出資しているのですが、ダービー獲った一口馬主の行動はどうなるのか?気になります。
終わってみれば混戦でしたね。
ソールオリエンスの負け方には思うところがいろいろありますが、運がなかった…と言ってしまえばそうなのかも(^^;)
大事なのは、結果を受け入れたうえで、前を向くことですよねぇ…
なるほど、そこはキャロットさんの難しいところですね。
その点、広尾ならそんな心配はいりません。
あとは、ダービーを獲らう馬が募集されるかどうかだけの問題です!
まあ、意外な一発があってもおかしくない世の中になって来ましたしね(^^)
皐月賞当日のWin5も4つ目まで当たりでしたが、皐月賞はソールオリエンスとタスティエーラの両方を持ってました。結果はソールオリエンス1着で5万円台の払い戻しでしたが、タスティエーラがもし皐月賞を買っていたら、今日くらいの払い戻しだったかも。なかなかうまくいかないですね。
ですね。失礼しました。
ただ、スキルヴィングの悲しい出来事が残念でなりません。
ゴールまでルメールさんを乗せて最後まで頑張った姿は胸を打たれます。 合掌
両馬の個性を考えると、タスティエーラが皐月賞を勝ってソールオリエンスがダービーで逆転…の方がありそうですよね。
競馬は難しい、そしてwin5も難しい…
でも、あと一つでソールオリエンスを持ってるなんて、悶絶しちゃいますね。惜しいっ!m(_ _)m
予想に反して大混戦の面白いダービーになりましたね。
でも、スキルヴィングの件は本当に残念。。
関係者のお気持ちを考えると…ですねm(_ _)m