【共同通信杯】マスカレードボールが好位抜け出しV!ホープフルS11着から巻き返し初の重賞タイトル獲得:サンスポZBAT!
第59回共同通信杯(3歳オープン、G3、芝1800m)は、坂井瑠星騎手の1番人気マスカレードボール(牡、美浦・手塚貴久厩舎)が前2頭を見る絶好の位置でレースを進めると、直線でグングンと加速。最後は最内を抜け出したカラマティアノス(6番人気)を競り落とし、1馬身差をつけてゴール。ホープフルS11着から巻き返し、初の重賞タイトルを獲得した。タイムは1分46秒0(良)。
2着からさらに2馬身差遅れた3着に大外を伸びたリトルジャイアンツ(4番人気)が入り、武豊騎手&福永祐一調教師のネブラディスク(5番人気)は4着、逃げた2番人気のレッドキングリーは直線失速し8着に敗れた。
共同通信杯を勝ったマスカレードボールは、父ドゥラメンテ、母マスクオフ、母の父ディープインパクトという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。通算成績は4戦3勝。重賞は初勝利。手塚貴久調教師、坂井瑠星騎手ともに共同通信杯は初勝利。
◆坂井瑠星騎手(1着 マスカレードボール)「まず課題だったテンションをうまくクリアできました。調教でこの馬の能力を出せれば重賞を勝てる馬だと思ったので、無事に勝ててよかったです。返し馬でもレースでも改めていい馬だなと感じました。直線で余裕がありすぎてブレーキをかける場面もありましたが、内が来てからもう一度頑張ってくれて、それだけ余裕のある勝ち方でした。幼いところがかなりあるので、最後まで真面目に走ってくれれば、もっと楽に勝てるんですけど…。そこは課題ですが、それでも勝ち切ってくれたのはよかったと思います。東京コースは強いですし、持っているものは間違いなくG1級だと思うので、能力を出せれば、また頑張ってくれると思います」
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勝ったマスカレードボールは2戦2勝で挑んだ前走、ホープフルSではクロワデュノールから1.4秒差の11着と大敗しましたが、今日は好位2、3番手でピッタリ折り合い上り33.7秒の脚を使い、後続を完封して見せました。
坂井騎手のコメントを見ると、まだ安定して実力を出し切れないところがあるようですが、その分、まだ伸びしろがたくさんあるわけですし、この重賞勝ちで再びクロワデュノールらに挑戦する権利を得たと言って良いでしょう。
しかし、坂井騎手は戸崎騎手からの乗り替わりできっちり結果を出せて良かったですね。2着に突っ込んできたカラマティアノスに戸崎騎手が乗っていたのは不思議な巡り合わせとして、こういうレースで結果を出していけばオーナー筋からの信頼度がさらに上がっていくはず。。段々と遠い存在になってしまうのは寂しいですが、引き続き応援したいと思いますm(_ _)m
**2025/2/16東京11R 共同通信杯(G3/芝1800m)・良**
共同通信杯(トキノミノル記念)【2025年2月16日東京11R】:競馬ラボ
今年の三歳世代は力量比較が難しいですが、東スポは仕上がり途上の1着馬と落鉄の2着馬以外はレベルがそれほど高くないレースだと思っていて、同じコース同じ距離なら今回の方が評価できると思っています。
マスカレードボールは騎手もうまかったのでしょうが落ち着いて走るようになりました。これならクラシックも期待できますね。
結局、一番人気でした。
仰る通り、マスカレードボールは今回くらい落ち着いて走ればかなり強そうです。
でも、全体的に今年のクラシックを当てるのは難しそう(^^;)