◇石川代表のコメント 「初期馴致、BTC入りとスムーズに運んでいましたが、ここにきて左肩に疲れが出てコトコトし始めましたので、筋肉注射を打って治療してあげました。現在は場内でダクを乗って歩様の確認を行っているところ。もうほぐれているみたいですので、様子を見つつ、BTC入り再開のタイミングを窺っていければと思います」
考えてみると、骨格に比べて馬体重が今ひとつ増えてこないあたり、まだ見栄えの良さに中身が伴っておらず、見た目以上に幼さが残っているのかもしれません。BTCでのトレーニング開始から約半月で、一旦、小休止となってしまいました。
ただし今回は早い段階でお疲れサインを把握し、適切なケアをして頂きましたので、あまり大きなロスにならずに済みそうです。まあ、どの馬も多かれ少なかれ疲労のヤマを越えながら強くなっていくわけですからね。正直、タイミングが少し早いような気もしますが、それは本馬の幼さ故と思って、あまり心配せずに見守りたいと思います。
写真・動画から高いポテンシャル、大きな可能性を感じるのは相変わらずで、そこに関しては、シュウジデイファームの皆さんもきっと同じだろうと思います。クレッシェンドラヴ以降、ハイアーラヴからは重賞出走に漕ぎ着ける馬が出ていませんが、本馬には重賞で活躍する期待、兄を超える期待がかかっていますので、BTCでの調教再開後はあまり早くヘコタレたりせず、ストレートに褒めてもらえるよう頑張って欲しいです。
ハイアーラヴの仔は調教で動いたからと言って、実は本番で真面目に走るとは限らない難しさがありますが、それを今気にしてもどうにもなりませんからね。特にハイアーラヴ’20は厩舎内競争が厳しい矢作厩舎に入っていますので、成長曲線を意識しつつも、いずれ近いうちに調教の動きでアピールしたいところですm(_ _)m
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