ZBAT!競馬『【高松宮記念】国内制圧!ダノンスマッシュがG1連勝で春のスプリント王』
第51回高松宮記念(4歳以上、G1、芝1200m)は、川田将雅騎手騎乗の2番人気ダノンスマッシュ(牡6歳、栗東・安田隆行厩舎)が中団追走から直線力強く抜け出し、レシステンシアとの競り合いを制してゴール。昨年の最優秀短距離馬グランアレグリアが不在も、レース史上最多のG1馬7頭が集結した春のスプリント王決定戦を制した。タイムは1分09秒2(重)。
クビ差の2着にはレシステンシア(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着にインディチャンプ(3番人気)が入った。
ダノンスマッシュは、JRA・G1・8度目、高松宮記念3年連続の挑戦で待望の国内G1初制覇。また、前走の香港スプリントに続くG1連勝で、父ロードカナロアとの父子制覇を果たした。
高松宮記念を勝ったダノンスマッシュは、父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット、母の父Hard Spunという血統。通算成績は23戦11勝(うち海外2戦1勝)。重賞は18年京阪杯(G3)、19年シルクロードS(G3)、キーンランドC(G3)、20年夕刊フジ賞オーシャンS(G3)、京王杯SC(G2)、産経賞セントウルS(G2)、香港スプリント(海外G1)に次いで8勝目。高松宮記念は管理する安田隆行調教師は12年カレンチャン、13年ロードカナロアに次いで3勝目、騎乗した川田将雅騎手は18年ファインニードルに次いで2勝目。
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春のスプリント王は6歳馬のダノンスマッシュでした。
昨年の香港スプリントでひと足先に海外G1を制してはいましたが、国内G1はこれが初勝利。5歳秋以降はスプリンターズSこそグランアレグリアの2着でしたが、セントウルS、香港スプリント、高松宮記念と完全に本格化した姿を見せているのは、さすがに成長力のあるロードカナロア産駒といったところでしょうか。
2着に入った1番人気のレシステンシアもよく頑張りました。スピードが勝っていて、決して重馬場得意なタイプではないと思いますが、ジワッと先行して直線で抜け出したのはさすがの内容。今日はダノンスマッシュにピッタリマークされ、最後に交わされたのは残念でしたが、1番人気馬らしい堂々たる競馬だったと思います。
3着のインディチャンプは19年のマイルチャンピオンシップ勝ち馬。内を狙って上位2頭をあと一歩まで追い詰めたことで、スプリント戦でもトップクラスの実力があることを示しました。
しかし、昨年のスプリンターズSでダノンスマッシュをアッという間に差し切ったグランアレグリアって、一体どれだけ強いんでしょうね。。来週の大阪杯でクレッシェンドラヴが対戦することを考えると…。まあ、1200mと2000mでは同じパフォーマンスにならない方が常識的ではあるのですが、さすがに2000mで急に弱くなるレベルの馬には思えないっすねぇ… どうなんでしょうねぇ(^^;)
**2021/3/28中京11R 高松宮記念(G1/芝1200m)・重**
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