美浦トレセン在厩のピークブルームは、16日、吉田豊騎手を背にウッドで追い切られています。
- 23.08.16 吉田豊 美南W稍 5F 69.1-53.4-38.7-12.0(4) 強めに追う
シャーンゴッセ(三未勝)馬ナリの内0.7秒追走同入
- 23.08.13 木幡育 美南W稍 3F 43.4-14.6(3) 馬ナリ余力
- 23.08.09 大江原 美南W良 4F 56.3-40.8-12.1(4) 馬ナリ余力
フドウシン(三未勝)馬ナリの内0.6秒追走0.1秒遅れ
◇蛯名調教師のコメント 「一週前ということで、ジョッキーに乗ってもらいました。前を行く別厩舎の馬が重なってしまったのは誤算でしたが、怯むことなく手前を替えて、特に変なことはしなかったようですからね。ここまで順調にきていますし、中身はしっかりしつつあるのかと思います。みんなが同じようなペースで走っていれば大丈夫なのですが、2歳の新馬戦はそうならない場合もあります。力が入ったり、後ろから来られたりすると敏感なところを見せますので、あまりゴチャつく流れは嫌かなと。デビューは来週8月26日新潟6R 2歳新馬・牝(芝1600m)、鞍上は吉田豊騎手の予定です」
◇吉田豊騎手のコメント 「追い切りで他の馬と重なってしまったものの、怯むことなく走っていました。興奮するとモタれますが、放してからは大丈夫でしたよ。いかにも牝馬といったピリッとしたところはありますが、いい感じで仕上がってきていると思います」
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これまで、全ての追い切りが楽走レベルの『馬ナリ余力』でしたから、16日の5F「69.1-53.4-38.7-12.0(4)秒」が、実質初めての本格的な追い切りになりました。
蛯名先生のコメントにもあるように、「前を行く別厩舎の馬が重なってしまった」ため、3頭併せの最内に入る予定が4頭併せの内から2頭目みたいなカタチになったものの、最後まで落ち着いてしっかり走れていましたし、「0.7秒追走同入」ながらも脚色は優勢に見えましたから、一週前としてまずまず合格点の内容だったと思います。
蛯名先生、吉田豊騎手がそれぞれ「敏感なところがある」「いかにも牝馬らしくピリッとしたところがある」と仰っているので折り合い面など気になりますが、それなりに時間をかけて調教を積んできていますし、ベテラン吉田豊騎手(今や世界の吉田豊!)が感触をつかんでくれているので、何とか上手に導いてくれると思っておきます。
それにしても、『蛯名正義厩舎の馬に鞍上吉田豊騎手』というのは、それだけで(私のようなオールドファン?は)何だか応援したくなってしまい…。まあ、そもそもパンサラッサ登場以前は広尾馬に吉田豊騎手が乗ること自体少なかったわけで、ある意味、来週は『ここ数年の広尾TCが積み重ねてきたモノ』の成果を示す一戦になるかもしれません。
2歳新馬戦は何が起こるか分かりませんので、まずは無事にレースを走り切ること、そして、できることなら次につながるパフォーマンスを見せて欲しいです!(勝ってくれたら最高なのは言うまでもありません(^^ゞ)
【美浦トレセン在厩のピークブルーム:公式HP(2023/8/17更新)より】
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